番外編 イラスト練習
絵の上手い人が羨ましい。文章が上手い人も羨ましいですが、絵が上手い人も同じくらいに羨ましいです。絵は文章量も視覚効果が強く、一目で絵の内容が分かります。これは、どう言う場面を描いた物なのか? 文章は前後の文脈、言葉の意味や比喩、時には暗喩などを読み取らないと、書き手の意図が分からない(あるいは、分かりづらい)。それが大変で、また醍醐味でもある文章ですが、絵は「それ」を一発で表してしまう。
ベンチの上に座って、分厚い洋書を読んでいる少女。その一文から広がる想像力を削って、一つの回答を見せてくれる。この少女は、これ、これこう言う風な少女で、洋書の背表紙はこんな色、ページの進み具合はこんな感じ、周りの風景はこんな風で、今の時間帯は午後など、小説ならかなり書かなければならない物も、絵ではたった一枚で表してくれる。それは、とんでもない力です。一枚の絵を描く労力は途轍もないでしょうが、「それ」を表せる絵は「素晴らしい芸術だ」と思います。
自分にもし、絵心があったら? 小説はもちろん、続けていたでしょうが、絵の方も当然に続けていたでしょう。それ程に羨ましい才能です。自分も、ピグシブで無双したかった。でも、仕方ないですね。才能ある人を妬んでも仕方ない。凡人は、地道な努力で抗うだけです。そんな事をふと考える中で、板タブのペンを握ったのは今日。8枚目のエッセイで書いた、「たまには、描いてみるか」の実践でした。「気持ちが冷めないうちに描こう」と言う、勢い任せの実践です。絵の出来がどうであろうと、とりあえずは「描こう」と思いました。画像は、下のURLからも見られます。
https://kakuyomu.jp/users/azybcxdvewg/news/16817330654607321967
板タブは「iPad」や「液タブ」などとは違って、パソコンの画面を見ながら描いていきます。画面の動きに合わせて、手元のペンを動かす。その不思議な状態に最初は(今も)戸惑いますが、ある程度に慣れれば、何とか描けるようになります。丁度、テレビゲームの感覚で「あれ?」と慣れちゃうんですね。「紙に感覚」とは、「違う」と言っても。頑張れば、出来ない事はない。
ですが、それで上手く描けるかは別です。どんなに慣れても、描けない時は描けない。絵のできあがりに達成感を覚えつつ、そのクオリティに「ううん」と唸るだけです。だからもう、「完全な自己満足」と言うか。とにかく、楽しければ良い。自分が「描き終えた」と思えば、良いのです。そうでなければ、落ち込んでしまうだけ。「趣味」って言うのは、楽しんでナンボです。それが上手ければ、もっと楽しいけれど。ようは、修練ですね。修練を積んで、上手くなれば良い。現在の目標は小説街道ですが、「それに次いで写真や絵も楽しみたい」と思います。今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^_^)
(イラストの彼女がより強化された時は、また番外編にて載せたいと思います)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます