6枚目 大福とお茶

 饅頭まんじゅうも良いが、大福だいふくも捨てがたい。和菓子コーナーの棚に大福があったので、大福のそれに手が伸びてしまいました(これは、昨日の出来事ですが)。これはもう、本能だから仕方ない。お店の自動会計所で、バーコードを読み取るしかないです。そして、エコバッグの中にドンッ! 浮き浮き気分で、自分の家に帰りました。


 家に帰ったのはお昼近かったので、ヤカンのお湯を沸かし、カップラーメンの中にそれを注ぎ、割り箸のアレをパキッと割って、その麺をズズズッと啜ります。お昼のグルメ番組を観ながら、そこに映った名物料理を「上手そうだな」と眺め、カップ麺のスープを飲み干し、ゴミ箱の中に容器と箸を捨てます。それで、今日の昼食が終了。カップ麺のお供に食べた、小さいアンパンも平らげます。


 ううん、餡子あんこの力に感謝。ですが、その恩恵は終りません。アンパンの次に大福が控えているからです。大福は、食後のデザート。休日のお昼をいやしてくれる、大事なデザートであります。そのデザートを今回、撮ったわけですね(写真は、下のURLから見られます)。

 

https://kakuyomu.jp/users/azybcxdvewg/news/16817330654046244199


 テーブルの上に黒いシートを乗せる。このシートは本来、撮影ボックス用のシートなのですが。大福が乗った黒い皿と、和風なお茶との相性を考えて、本来の用途とは違う(筈)使い方をしました。シートの向こう側には、撮影用のライトを置きます。そこから光を当てる事で、被写体に立体感を持たせるためです。


 そうして良い感じの所を見つけたら、カメラのシャッターをカチャリ。その画像がイマイチなら、もう一度撮ります。それを何度か繰りかえす。自分が「これかも?」と言う写真が撮れるまで、カメラのシャッターを切りつづけるわけです。そうしてようやく、「これかな?」と言う写真に行きつく。


 写真は「Rawロー形式(「Raw」とは、「未加工」や「生」などの意味です。写真はカメラで被写体を撮った時のまま状態であるRaw形式と、そのRawに手を加えたJPEGジェーペグ形式などに別れています。Raw形式で写真を撮った場合、その写真を現像=画像編集しなければなりません)」で撮っているので、専用のアプリを使い、写真の現像を行います(「Raw現像」と言います)。


 それがなかなかに大変なのですが、自分の好きな感じに写真を仕上げられる点や、綺麗な写真をより綺麗に出来る点で、現像の手間こそ掛かりますが、それだけ写真が出来上がった時の感動も大きくなります。丁度、一つの小説を書きあげた時のように。写真が「記録」ではなく、「作品」のように感じられます。


 Raw撮影は最新のiPhoneでも出来る筈なので(ごめんなさい。自分、Androidなのでよく分からんのです)、機会があったら是非、Raw現像を試してみてください。今回も長々と語ってしまいましたが、最後までお使い頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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