日常の中で、ちょっと何かを思い直すこと、自分もあります。この小説は、その瞬間を描いたものだと思います。長さがちょうどいい。思考するのと同じスピードで文章が進む。ふと顔を上げるように一つのことに気づき、それが腑に落ちた瞬間に400字が終わる。とてもきれいでした。