最大の味方であり厄介な敵、性癖
さて、ということで性癖の話をします。
その前に一点注意をば。
今回は私の「実はこういう作品苦手なんだ……」みたいな話も出てきますが、これは特定の作品を貶めるとかそういうのでなくて、私の読み書き好き嫌いめんどくせぇ!の話です。性癖を拗らせるとこうなる。厄介オタクの塊ですね。
私が苦手と言っているその作品は、ですが必ず誰かの萌えでもあります。
なのでここで苦手とあげられてるの私は好きなんだけどな……似たようなの書いているんだけどな……と落ち込むことのないよう!
これは一厄介オタクの性癖の話なので!!
改めまして。
創作者ならきっと大なり小なり、己の内に燃え上がる言葉にならない劣情を抱いたことがあるでしょう。
逆にそういうのはないけどシステム的に話を書いたら滅茶苦茶なんか出たぜ!!という作者さんももしかしたら中にはいらっしゃると思いますが、私はバリバリの前者なので前者の話をするものとしています。
そう。私は私の性癖を満たすために創作をしているといっても過言ではありません。なので逆に言えば、書いたものとこれから書くものに対しては私の性癖がみちみちに詰まっている訳です。
その上でぶっちゃけると、私は夜明けのオタクかつキャラクター解釈過激厨です!!!!!!!
いやぶっちゃけ過ぎた。一から説明します。
皆さんは光のオタク、闇のオタクという単語は聞いたことがありますか?
光属性とは希望に満ちており、波乱がたとえあろうとも乗り越えられるものの総称。安心と信頼の代名詞。つまり光のオタクとはハッピーエンド過激厨(※諸説あります)
対して闇のオタクとは例えば悲恋、バッドエンド、ほろ苦い終わり。そうした決して最後に胸がスッとするものとは限らず、むしろ胃がねじ切れそうな心地になりながらもなお、その物語の美しさを讃えずにはいられないものです(※こっちも諸説あります)
では夜明けのオタクって何?
夜明けとは夜から朝へと移り変わる時間帯。つまり闇から光へと移り変わる。さまざまなほろ苦さや苦難を浴びつつも最終的にハッピーエンドで終わることを望むタイプのオタクです!
大抵のオタクがそうでは?そうかもしれない。わからない。私と同じタイプの人がいたら握手してほしいです。
ちなみに夜明けとは逆に黄昏のオタクというのもいて、これは元々幸せなところから苦難を味わいつつ、それでも前を向いて生きていくような作品が好きなタイプのオタクです。
以前私は夜明けというよりもこちらのタイプのオタクだよね、と人に言われたことがあるのでもしかしたらこっちかもしれない。
さて、こういったいくつかのオタク分類を簡単に説明させてもらいましたが、要は一言で言えば私の場合苦難がある程度エッセンスとして効いている話の方が好みということです。
実はこれ、地味に恋愛という一つのカテゴリで考えると難しい。具体的にいうとハーレムものとか溺愛ものと相性が悪い。
だって人間同士だよ!?この人のこれは好きってあってもでもここは許さないとかあるものじゃん!!??なんでそういうのすっ飛ばして貴方が好きなんです……!って出来るの!?もっと葛藤とかすれ違いとかぶつかり合いを見せてくれよ!!
となるタイプです。これはもしかしたら二次創作でそういう作品を貪り食っている経験も大きいのかもしれない。
シンデレラストーリーもなので、実は王子様なんでそんな一目惚れするの?街で以前会ったことがあって優しくしてくれたとかならまだわかるけどさ…?となりがちです。
感情は積み上げて積み立てるもの派閥。
無論、暴力的に全ての感情を暴き立てられて引力的に惹きつけられる。自分にはないものを求めてそうしたくないのに目が離せないという感情があるのも分かります。
でもそれは執着であって、執着=恋にするのは何か違うんじゃないか……?執着が恋なら、憎悪や殺意だって広義的に恋じゃん!!!となるタイプの厄介オタク〜〜〜!!!!!
昨今は性的な多様性も叫ばれていますし、私自身も作品として読む分には異性同性どちらの愛や恋も好きなのもあり、その意味でも恋という明確なラインが分からない……。これはあらゆるタイプの執着が好きなタイプのオタクとしての悩み……。
でもそういうのが性癖なんだよ!!!
感情をコツコツと積み上げていく中である日とあるきっかけでそれが恋だと気がついて決壊して何もかもが崩れてごちゃごちゃになりながらも相手と結ばれるために走る!!或いは相手のことを諦めるために離れようとしたら相手との仲がこじれて一悶着ある!!
そんな関係性が好きなもので、自作(https://kakuyomu.jp/works/1681733065012037533)はそうなる予定です。幼少期と一年生編がその感情積み立てコツコツ貯金の段階だなどと誰が思おうか。
私の中では恋愛ジャンルなのは間違いないのに、恋愛に至るまでのコツコツが長い どうして [検索]
ということでまだ両想いどころか両片思いにすら至っていない弊作品。よろしければご覧くだされば嬉しいです。
どうして執着はしてるくせに恋にならない〜〜!!!私がそういうのが好きだからだよ!!!!!
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