第7話「創造奥義」
ガイム「この男を知らないか?」
ブラフマーの顔写真を見せる
学生1「あ!この人は…」
ガイム「知ってるようだね」
学生1「僕の恩人です」
ガイム「…そうか、残念だ」
学生1「え?」
学生1を殺そうと、振り下ろされる手刀
…
学生1「…」(そうか、僕は死んだんだ…やっと楽になれた…)
ブラフマー「何してんだてめぇ」
目を開ける学生1
学生1「え?」
ガイム「…」
ブラフマー「俺のファンかなんかか?あぁ?」
ガイムの手刀を止めているブラフマー
ガイム「そうだ、と言ったら?」
ブラフマー「なめてんな、殺す」
学生1「あ、あぁ…」
ブラフマー「お前は消えろ」
学生1「はい!!」
ガイム「させんよ!」
吸い寄せられる学生1
学生1「うわ!!」
ガイム「剣一閃!」
ザシュ!
ガイム「…」
ブラフマー「…ごふ」
学生1をかばって貫かれるブラフマー
学生1「あぁ!!」
ブラフマー「チッ!創造世界!!」
景色が変わる、そしてガイムの目から学生1が見えなくなる
ガイム「なんだこれは」
ブラフマー「消えろ!!」
学生1「ッ!!」
走り出す学生1
ブラフマー「クズが!!」
ガイムを吹き飛ばすブラフマー
ガイム「弱い!いや、俺が強すぎるのだ!」
向かうブラフマー
ブラフマー「誰か知らねぇが殺す」
ガイム「無駄だ」
ブラフマー「ふ!」
ザシュ
攻撃したはずの手が切れる
ブラフマー「あ?」
ガイム「俺の能力は絶対硬度(イグジスタ)。体の硬さを変化させることができる」
ブラフマー「しょぼいな!」
ガイム「…」
ブラフマー「ッ!」
能力でガイムの手を吹き飛ばそうとしたが無傷
ガイム「何かしたか?」
ブラフマー「チッ!」(こいつの硬さが俺の創造を上回ったか)
ガイム「硬さを調節できるということは絶対の攻撃にもなり、絶対の防御にもなる!手を振るえば斬撃にもなる!」
ズバァン!
かわすブラフマー
ブラフマー「地面が割れた!」
ガイム「ふん!」
ドーーーーーーーーーーーーーン!!!
殴り飛ばされる
ガイム「…」
煙が晴れる
ブラフマー「終わりか?」←無傷
ガイム「なかなかやる。見たところ能力は自分の思い描いたことを具現化する能力か何かだな」
ブラフマー「さぁな」
ガイム「名を聞こうか」
ブラフマー「てめぇから名乗れ」
ガイム「貴様に名乗るなどもったいない!俺は俺だ!最強主とでも呼べ」
ブラフマー「頭の沸いたゴミって呼んでやるよ!」
向かう
ガイム「刃一閃!」
ブラフマー「ふ!」
ズバァン!
ブラフマー「くそ!やっぱ吹き飛ばねぇ!」
ガイム「パーフェクトナックル!」
ブラフマー「おら!」
拳が上にはじかれる
ブラフマー「使うか…創造奥義 獄門懲!」
ガイム「奥義だと!」
一瞬にして門に閉じ込められるガイム
ガイム「なんだここは?また景色が変わったか?」
ザシュ!
背後から2本の槍に貫かれる
ガイム「が!!」(馬鹿な!能力は解除していないぞ!!この程度の槍に俺の硬度が…)
ブラフマー「この中じゃどんな能力も無力。俺のオーラ全部と引き換えの一撃必殺だ」
ガイム「く!貴様…何者!!」
ブラフマー「…神だ」
首、両手足に鎖が巻き付けられる
ガイム「ぐ!ふざけるなぁああああああああ!!!」
ブラフマー「…」
ガイム「こんなものでこの俺様をぉ…世界最強の俺様をぉ!!」
ブラフマー「うるせぇ」
ザシュシュシュシュシュ
斬撃がガイムを襲う
ガイム「が!!」
ブラフマー「自分の無力を悔め」
ガイム「くぅ!!ふざ、ける、なぁ!!…ぬぉおおおおおおおおおお!!!」
両手の鎖を引きちぎるガイム
ブラフマー「ッ!」
ガイム「こんなもので…こんな、ものでぇ!!」
両足も引きちぎる
ガイム「俺様を誰だと思ってやがるぅ!!!」
首も引きちぎる
ガイム「俺は傲慢(スペルビア)のガイム様…」
言い終わる前にガイムの首、両手足が切断され落ちる
ブラフマー「言ったろうが。この中じゃ能力は無力。お前は今自殺したんだ。生身の肉体でオーラをまとったものを引きはがすこと何ざぁできねぇ」
世界が戻る
ガイム「お、れ…様…が…」
ブラフマー「甘いなぁ…オーラが全開なら千切られることなく圧勝できた」
ガイム「お、まえ…傲慢、だな」
ガイム死す
ブラフマー「…しまった、こいつよく見たら…7人の大罪者の一人じゃねぇか」
ユリネ「じーーーーーー」
ブラフマー「戦いは終わった。出て来いよ」
ユリネ「急に二人消えたからびっくりした」
ブラフマー「じゃぁもっと驚け」
ユリネ「変態眼鏡の言ってたやつ?」
ブラフマー「わかんねぇ。もしかしたらそうかもしれねぇ…まぁ何とかなんだろ他にもあと6人いるしな」
ユリネ「マー!!」
ブラフマー「あ?」
ドーーーーーーーーーーーーン!!!
殴り飛ばされたブラフマー
?「ハッハッハッハァ!ガイムの野郎死にやがったぁ!!」
煙が晴れる
ブラフマー「く!…んだてめぇ?」
?「俺は憤怒(イーラ)のボルダブ!俺は今、大罪者のリーダーを失って怒っている!!」
ブラフマー「…」(まずいな、オーラ全部使いきって能力が使えねぇ。今戦ったら確実に負ける!)
?1「嘘おっしゃい!あなたただ怒りたいだけでしょ!」
ボルダブ「俺はお前と同行も気に入らん!お前みたいな気色の悪いやつ!!」
ブラフマー「てめぇも大罪か?」
?1「そう、あたしは色欲(ルックスリア)のネイチェル。趣味は男をオカズにすること」
ユリネ「男なのに?!」
ネイチェル「女には興味ないわぁ、ということで今日のオカズはそこのイケメン君」
ブラフマー「死ねオカマ野郎」
ネイチェル「あらぁツンデレさんなのねぇ!ますます好きになっちゃう♡」
ブラフマー「てめぇら、なんで若返ってる?変態学者になんかされたか?」
ネイチェル「ん~変態学者と言われれば確かに見えなくもないわねぇ」
ブラフマー「あぁ?アーロットのやつ、裏切ったか?」
ネイチェル「アーロット・カルメ・レッサリーナ?いいえ、彼とは会ってないわ。私たちに薬と忠告をしてきたのは、オーヴェル・ティアベル」
ブラフマー「ッ!!」
ボルダブ「お前が俺たちを殺しに向かってると聞いた。実際ガイムが殺されたし、十分な説得だ」
ブラフマー「ハッ、の前に薬飲んでるやつが何言ってんだ」
ボルダブ「…」
ブラフマー「…チッ」(まずいなぁ、オーラもねぇガキも守らなきゃいけねぇ。最悪の状況だぜ)
ボルダブ「お前はアーロットのチームメンバーか?」
ブラフマー「だったらなんだ?」
ボルダブ「話はアーロットから聞いた」
ブラフマー「あ?あいつの知り合いってこいつ(ガイム)じゃねぇのか?」
ボルダブ「俺だ。奴とは学生時代勉強で世話になった。だから運動で恩返ししてやろうというのに断りやがった!あげくどっか頭のよさそうな大学などに行きおって、ゆるさぁあああああああああああああああん!!!」
ブラフマー(どういうことだ?あいつの年齢とこいつの年齢が合わねぇぞ?)
ボルダブ「連絡もしてこんとは許せん!まぁさっき久々に連絡来たから許す!」
ブラフマー「てめぇ一発殴らせろ!」
ボルダブ「あぁ?」
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