第48話

最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする

四十八話

前回までのあらすじ ナイトたちは港町を出発し、その道中で盗賊団に襲われた。

「おいおい、おめえら、俺たちの縄張りで何をしているんだ?」

「悪いが、俺たちは急いでるんでね、そこをどけ」

「そうはいかねーな」

「なら力づくでも通らせてもらうぞ」

「やってみな!!」

ナイトは斬りかかるがあっさり避けられた。

「遅すぎるぜ!!」

「確かにな……」

「ならこれならどうだ?」

勇者が魔法を使った。

「ウィンドカッター!!」

風の刃が飛んでいったが、あっさり受け止められてしまった。

「こんなもの効かないぜ!!」

「ならこれはどうだ?ライトニングサンダー!!」

勇者の魔法により雷が落ちてきた。

「甘いな!!」

男は剣を振りかざし魔法を切り裂いた。

「なんと……」

「こっちからも行くぜぇ!!」

男の攻撃を避けきれず、ナイトは吹き飛ばされてしまった。だが、すぐに起き上がり反撃を開始した。

「おっと危ねえ」

男は避けようとしたが、腕を切り落とされた。

「くそっ、油断したか……」

「これで終わりだ」

「それはどうかな?」

男の体は黒い霧に包まれ消えた。

「何だと!?」

「こっちだ」

後ろを振り返ると男が立っていた。

「貴様どうやって俺の腕を……」

「簡単さ、影に潜って逃げただけだ」

「ふざけんなよ……」

「さて、続きを始めようか」

二人は戦いを再開した。ナイトは何度も攻撃するがなかなか当たらない。そして、ついにナイトは膝をついてしまった。

「もう限界か?」

「まだ終わっていないぞ」

といい勇者に近づき勇者の肩を掴むと

「こんな可愛い顔しやがって」

勇者の顔を舐めた。

「うわぁあああ!!気持ち悪りぃいいいいいい」

「いいねぇそのものいい」

といい勇者を地面に縫い付け襲う

四十八話完

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