第5話 モニターだから

短剣学園は学園都市って言われているぐらいマンモス校である、そんな広い学校には色んな所にモニター画面が付いてる、理由は色々あると言われている。


ある人はテレビとして、ある人は情報を得るため、広告のため、仕事のため、セキュリティのためと様々な人々が使っている、見ている人達は短剣学園の生徒だけではなく色んな場所から来た人達もいる。


短剣学園は学園都市って言われているぐらいいろんなものが揃っている、学校の敷地内は生徒と関係者ぐらいしか入れないが、学校の敷地内じゃなければ誰でも学園都市に行ける。


そして今日は学園の色んな所にあるモニター画面に人々が夢中になって見ている。



「いいね今年も始まったな」



「ん?何が始まったんだ?」



「お前さんもしかして学園都市始めてか?」



「おうそうだ」



「なら丁度いい時に来たね~」



「何で?」



「今日は受験者たちの入学試験だからだ今年も入学試験がバトルロワイアルで最高だぜ!」



とあるカフェでは生徒たちが集まっている



「ねー先輩今年のトップ10楽しみですね~」



「今年は無名が多すぎる」



「え~そうですか?」



「まぁ…見るだけ見るよ」



「でもでも!望月いたよ~!」



「望月?…おい!望月!!お前の妹短剣学園に入学するのか?」



「ん? そうよ」



「お前の妹双剣学園に入学するって言ってなかった?」



「あの子また考えが変わったのよー」









-------------


守永 恵悟 (モリナガ ケイゴ)視点



このあたりでいいか、俺は手のひらを開き真っ直ぐに透明な玉を飛ばした。


そして茂みの中に誰かが押されたかのように出てきた。



「おっ!?うわっ!? な-何で?何だ?!?」



金髪男が茂みの中から出てきた、俺を見た瞬間口から火を噴いたその火はそのまま俺の方へ向かってそのまま止まった。


俺は手を上にあげて周りを確認した、くっ…やっぱり仲間いるのかよ、一人は俺の後ろの木に隠れている、もう一人は右の木の上そしてもう一人は地面の下。



「ソロのバトルロワイアルでチーミングかよ?」



俺の目の前にいる金髪はニヤニヤしながらゆっくりと俺の方へ近づいてきた。



「へへ…チーミング?何のこと?俺様はただ偶然同じ相手を攻撃してしまっただけさー ケッヘへ」



「くっ!」



後ろから音がして、どうやらこいつも俺ビビってるて勘違いしているようで声をかけてきた。



「ねぇーどう下座すれば見逃してもいいよ..アハハー裸でね」



え?俺さっき金髪の攻撃を目の前で止めたよね?


何でこいつらは警戒していないんだ?


何を思ったか木の上にいるやつもしゃべり始めた。



「さぁ早くどう下座して...ワハハハハハ 怖すぎて黙っちゃったでちゅか?

ママとこ帰る??? ハハハ」



「「「あははははははは」」」



あらーみんな笑ってる。

楽しそうで何よりだ。

もう一人は地面の中だから笑ってないけどね。

だけど笑ってないと言うより笑えないの方がただしいかな?



実は試しにねバリヤーは自由自在だからこの三人を見えないバリヤーで閉じ込めてから、あっ勿論この三人は気づいてないけど、ほら金髪の火の時にね三人をバリヤーで優しく包んでたのさ、でも目の前で火を止めたのに何で気づいてないのと疑問に思いながら、実は試しにね地面にいるやつを口と鼻だけバリヤーを優しく包んでみたら意識がなくなった。


そろそろ時間的にもバトルロワイアルが終わりそうだし、前よりも静かになったしね。


俺はあとこの三人を倒せば丁度十人だし終わらそうか。


苦戦している演技も飽きた。


最初は何かの物語の主人公みたいに自分のスキル?力?を隠そうかなと思ってたけど別に隠す必要性を感じなかった。


でも自分から自慢はしないけど 。


俺はそーっと上を差した。

そして三人は俺が差した方に首を向けてそしてまた俺の顔に視線を戻した



「な-何の真似だ!?」



金髪は俺を睨みつけてきた、怖くはないけどちょっとだけイラッとしたからもう終わらせようとしたら、誰かが急に俺たちの前に現れた。


そこに立っていたのは黒いおかっぱヘアで右手には刀が握られていた。



「ソロのバトルロワイアルでチーミングですか?」



と三人を睨み付けながら言った。


あ、俺と同じことを言ってるコイツだれ?






















-----------


あとがき


-----------


読んでいただきありがとうございました。


初めて小説を書いたので至らないところがいっぱいあると思いますが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る