好奇心と寝物語
旧雨今雨7
深夜、【宵城】最上階、朱塗りの天守。
天蓋付きのベッドにゴロンと転がり
お泊りはいつだってワクワクするが【東風】の面々は何やら大変そうにしており、呑気な事も言っていられない。
「
「
「だって
「
横でパイプをふかす
「寝れないよ、
「
唇を
「
「あ?んだよいきなり」
「
「よく覚えてんな。偉くねぇよただの剣術の流派だし、それに【黃刀】は俺が終わらせちまったからもう
「なんで?」
「ほんっと好奇心の塊だな
普通遠慮して訊かねぇもんだぜ?と笑う
「しゃあねぇな。まぁ、寝物語くらいにはなるか…聞いたら良い子に寝ろよ」
そしてポツポツと語りはじめた。
九龍城砦、花街一の店主の、昔話を。
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