決意と急上昇・前
光輝燦然7
あくる日から3人は、撮影中にはそれとなく時間を分担して
基本的に朝はスケジュールの調整も兼ねて
数日が過ぎ、だんだんと
それを基盤に
その日も昼過ぎに姿を消した
「なにかあったの?」
廃屋での撮影準備中。
「え?な、なんもあらへんよ」
「嘘。また
ドキリとした
どうして自分に聞いてくるんだと
返答に困る
「私だけ
しかし
このまま
窮地に陥り周りを見回すと、マネージャーも
そんな大役任せんといて?
「……わかった、話す。実はな───」
と、突然ドォン!!という大きな音がし砂埃が舞った。
「ん?うわっ!?」
気が付いた時には重力に任せて落下しており
マズいマズいマズい、
ドスンッ!!!!
「きゃぁっ」
「ぐぇっ」
「
「だ…だいじょぶ…俺はええから…」
途切れ途切れに答えつつ、仰向けの
轟音は何かが爆発した音だったようだ。その衝撃からは
随分と落ちた気がしたが、見上げた先のもと居た場所はフロアひとつ分、ほんの数メートル上の高さ。
良かったこんな程度で。上手く庇うことができた、何十メートルもあったら守りきれなかっただろう。そう思い
「
「いや…
横へと身体をズラした
地上にあがったのち、
「ごめん
謝る
落ちた際に打った背中が実はめちゃくちゃズキズキしているのは内緒だ。
爆発の直後
病院に着き、気休めの湿布を戴いた
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