土曜日の祝日も振替休日にするべき！

第10話 お盆とゴールデンウィーク

　ゴールデンウィークの4月29日と、山の日の8月11日が土曜日になった場合、先送りにして、月曜日を祝日とした場合は、1日空けた5月1日と8月13日となってしまうので、8月11日の土曜日の場合、後送りは休日を減らす事になります。

　長期休暇の最初の祝日というのは、振替休日を先送りにすると結果として休日に引っかかってしまいます。

　お盆については、休日と定められていないため、振替休日になるのは、山の日の8月11日のみなので、この日が土日になった時だけを考えれば良い。

　しかし、ゴールデンウィークは、少し話が変わってくる。

　土曜日を後送りするには、5月3・4・5日が土曜日に引っ掛かった場合、後ろの6・7日を振替休日となれば振替休日は増える事になりますが、土曜日を前送りにすると、土曜日に引っ掛かった場合、2・3・4・5・6日が祝日となる。

　5月3・4・5日が土曜日になる時、4月29日はどうなるかというと、5日が土曜日の時、29日は日曜日になるので、振替休日は4月30日となり、土曜日の振替休日が後送りなら5月1・2日が平日となり、前倒しなら5月1日だけが平日となる。

　この時の4月28・29・30日は動くことはありませんが、土曜日の祝日は前倒しだったら、2・3・4・5・6日が休日になり、平日は5月1日だけですけど、後送りなら、3・4・5・6・7日が休日になり、1・2日が平日となります。

　まとめてみます。　

① 4月29日（月）5月3・4・5日（金土日）

② 4月29日（火）5月3・4・5日（土日月）

③ 4月29日（水）5月3・4・5日（日月火）

④ 4月29日（木）5月3・4・5日（月火水）

⑤ 4月29日（金）5月3・4・5日（火水木）

⑥ 4月29日（土）5月3・4・5日（水木金）

⑦ 4月29日（日）5月3・4・5日（木金土）

　29日から5日までの曜日は上記の通りです。

　現状の振替休日に当てはめ、近隣の土日を含めて休みを確認すると、休みはこうなります。

① 4月27・28・29日　5月3・4・5・6日

　　（土日月　金土日月）

② 4月26・27日 29日 5月3・4・5・6日

　　（土日　火　土日月火）

③ 4月29日　　　　5月2・3・4・5・6日

　　（水　土日月火水）

④ 4月29日　　　　5月1・2・3・4・5日

　　（木　土日月火水）　

⑤ 4月29・30日 5月1日 3・4・5日 7・8日

　　（金土日　火水木　土日)

⑥ 4月29・30日　　5月3・4・5・6・7日

　　（土日　水木金土日)

⑦ 4月28・29・ 30日　　5月3・4・5・6日

　　（土日月　木金土日）

　②と⑤の場合は、1日平日だったので、その前後の土日を含めて考えてます。

　この時の休日の日数と（　）内に平日となる日数です。

① 3＋4日（3）

② 2＋1＋4日（1）（3）

③ 1＋5日（3）

④ 1＋5日（1）

⑤ 3＋3＋2日（1）（1）

⑥ 2＋5日（2）

⑦ 3＋4日（2）

　このように現状の法律上ですと、休日は年によって減ることがあります。