第9話 ゴールデンウィークの問題点
日本の祝日は、大半が1週間近く離れているが、5月3・4・5日は、続けて祝日となっている。
憲法記念日、みどりの日、子供の日と続けて祝日になっております。
土曜日も振替休日にするとなると、2日続けて土曜日と日曜日に掛かってしまう事になります。
その際に、振替休日を何処に設定するのか気になりました。
例えば、5月3日が金曜日だった場合、4日が土曜日、5日が日曜日になり、または、5月3日が土曜日の場合は、4日が日曜日、5日が月曜日になります。
その際、土日に二つの祝日が掛かってしまいます。
土曜日も振替休日にした場合、この時の休みをどうしたら良いのかとなります。
先送りとするなら、6日・7日が祝日となりますので、3日から7日までの5日間の連休となります。
2023年4月29日は土曜日ですが、これを振替休日にした際、月曜日を振替休日にしたら構わないと思ったのですが、この場合だと、5月1日が振替休日になります。
そうなると、平日は5月2日だけとなりますので、3連休の後に1日出勤し、その後に5連休となりますから、大半の会社は、5月2日だけ出勤させるようなことはしないでしょう。
そうなると長期休暇にさせやすくなるでしょう。
また、土曜日の振替休日が金曜日になったとすると、28日から30日となりますので、5月1日と2日は平日扱いになります。
優良企業でしたら、4月28日から5月7日まで、9日間の長期休暇になるでしょう。
振替休日を作った理由について、これは私の見解だけですが、休みを増やすことで、人が動く機会を増やして、国民がお金を使い易い機会を与えようと考えたのではないかと考えております。
そしてシルバーウィークにおいては、何年かに一度ですが長期休暇になります。
これも意識的に、そうなるように敬老の日を月曜日に設定したのではないでしょうか。
税率を上げるのではなく、使われるお金の量を増やす事になると思います。
誰も税率が上がるのは嫌です。
税率を増やすより、個人が使用するお金を増やす努力を行えば、国としても税収は増える事になります。
個人が動き易い環境を整える事で使うお金も増えるでしょう。
税金というのは、国民が支払うもので、1人の富豪が支払っているわけではありません。
より多くの人から、少しずつ税金として集めるからあれだけの大金になるはずです。
それなら、より一層、人が動き易い環境を整えたら、税率を上げる事なく税収を増やす事ができるでしょう。
そして、人は娯楽に関する事の方が、財布の紐が緩むのではないでしょうか。
土曜日の振替休日を増やす際には、このゴールデンウィークの事を考慮して、有効的に祝日を増やす方向で考えたら、今以上にお金が使われるようになるのではないでしょうか。
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