第5話 日曜日の祝日が振替休日になった理由と宣伝の宣伝の重要性


 何で、日曜日の祝日は振替休日になったかは、もう、50年位前の話のはずです。


 その当時は、多分、高度経済成長だった時分じゃ無いかと思います。


 外国から、日本人は働き過ぎだと圧力がかかり、政策として休日を増やすために日曜日の祝日を月曜日に振替休日にしたのではないかと思います。


 その当時は、週休二日ではなく、週休一日だったはずです。


 なので、土曜日の祝日によって連休になったので、当時だったら休日が増えた事になったはずです。


 ですが時代は、週休一日から週休二日に移ったのですが、振替休日に関する法律は据え置かれてしまったのです。


 世の中が週休二日には、週の労働時間が40時間にシフトしたからでしょうけど、これに伴って、振替休日についても法改正がされても良かったはずです。


 でも、修正されなかったのは、少しでも労働者を働かせたいとか、生産性が落ちて、企業の売り上げが減るとかといった理由の可能性が高いでしょう。


 ですが、この考えというのは、後ろ向きの考え方に思えませんか?


 後ろ向きの考えは、企業は前進する事は無いでしょう。


 会社として、組織として、その業界として、困ったと思うだけでなく、それを打破するために、どうしたら良いか考えないから、このような発想になってしまうのではないでしょうか?


 週休二日なら、仮に木曜日が祝日だったら土曜日は出勤しても問題ない。


 要するに週40時間以内の労働時間を維持できれば良いとなる。


 労働時間を用意できたら生産量が確保できるという安易な発想だと思いませんか?


 知恵を絞る方向が、後ろ向きな考え方というか、考え方が楽な方向にしかシフトしてないだけです。


 そうじゃなくて、短時間で仕事をさせる事を考えるなり、考えさせるように仕向けるのです。


 労働時間を何とか伸ばす方向ではなく、労働時間が短くても同じ量の仕事ができるように考える。


 常に労働時間を減らす方向に考えさせたら、会社としても利益は増える事になります。


 それを政策として指導する事が、政治と行政に欠けていたから、バブル以降、進歩が無いのではないでしょうか。




 これは私自身にも跳ね返ってくる事ですが、バブル以降、考える事が停滞してしまったのではないか。


 個人レベルでも楽な方に考えを進めてしまい、前向きな考えが減ってしまったのではないかと、最近は、そう考えてしまってます。


 失敗しないために、冒険はしないで、過去の事例に基づいて、そこまでで良いと線引きしてしまったのではないかと私自身反省するところがあります。




 以前、あるテーマパークの社長の話をテレビ番組で見た時の話なのですが、何か新しい事を起こした時、常に様子を確認していて、失敗しそうだと思ったら、指示して修正を加えさせたと言ってました。


 最初に設定したまま進めたら、失敗で終わったでしょうが、途中で状況を見て修正を加えることで、常に成功したと語ってました。


 未来というのは、成功する未来も、失敗する未来もあります。


 その社長は、失敗する道を選ばないように修正を加えて、成功の道に戻るように軌道修正したのでしょう。




 これは、トップの指導力によるものですけど、政治が国の発展を望むのであれば、企業のトップに対して自社の従業員にお金を使わせる機会を与えさせるように指導するべきでしょう。


 それが、税収のアップにつながる事になるはずです。


 その為にも、土曜日の祝日は、振替休日にしたら、約1パーセントは税収が増えるのではないかと私は思います。

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