第十三話
神託をもらってから1週間経った。僕は遂に国を出る許可を貰ってアームバルト教国に行く準備が出来た。僕はリクトと一緒に冒険者として向かう。僕たちは馬に乗った。僕が王都の門の前に辿り着いた時後ろから聞き慣れた声がした。
「レオナルド様ー」
僕は振り向いた。そしてルイーズが立っていた。僕はびっくりした。
「ルイーズ!」
「レオナルド様愛しています。」
「僕もだ」
「頑張ってください」
「頑張ってくる」
そして僕は進んだ。門番は敬礼をしてそのまま通してくれた。そして僕はリクトと共に馬で街道を教国に向かってかけていった。ただ僕の服装が豪華なためか多くの盗賊が襲ってきて街による羽目になったりした。そして僕は初めての野宿をした。火を焚くのに魔法を使っているのに普通じゃない時間がかかったりテントを張れなかったりと様々な失敗をしたがリクトが丁寧に教えてくれたからどうにかなった。ただ普段はなんでもできる僕が出来なかったことを少し笑われた。そして王都を出発してから2週間ほど経った。遂に国境の街リーウネに着いた。僕達はここで泊まる予定にしていたそして教国に入る前に休憩しておくのだ。
僕とリクトは門の前に馬で向かった。僕とリクトが身分証を出そうとしたら門番が話しかけてきた。
「そこの者たち見慣れない顔だなちょっとこい。それにあんな良い馬を普通は持っていない怪しい」
僕達は着いていった。そして僕は馬を渡すように言われたが警戒して僕が作った空間に送った。そして着いていった。
「そこの者たち、身分証を提示しろ。」
僕は持っている全ての身分証を出した。それらは通常の国民用、貴族用、王族用、商会ギルトの会員証、冒険者ギルトカードそして大公を示す剣を見せた。リクトも国民用のと貴族用のそして冒険者ギルトカードを見せた。門番はびっくりしている様子だった。そして衛兵隊長が出てきた。
「リンガリア王国の若きライオン、ローザム大公レオナルドリンガリアフォンローザム王太弟殿下誠に申し訳ございません。どうかお許しを」
そうして土下座してきた。僕は無言でいた。
「どうかお許しを」
「よかろう許す」
「はっありがたきお言葉もう少しで領主様が参られます。」
「であるか」
すぐにリーウネ男爵が来た。
「リンガリア王国の若きライオン、ローザム大公レオナルドリンガリアフォンローザム王太弟殿下我部下が誠に申し訳ございません」
「その件は許す」
「はっありがたきお言葉。差し出ましい事ですが殿下どうぞ我が邸にお泊りください」
「よかろう」
「このリホトフォンリウネにとって最高の名誉にございます馬車にお乗りを」
「うむ。リクト行くぞ」
「はい」
「そこの者無礼だろう」
「僕は許可している。リクトは僕の友達だ。」
「すみませんでした」
「良い僕のことを考えていったみたいだからな」
「ありがたきお言葉さっお乗りを」
僕は馬車に乗って領主邸に向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます