第三章 冒険
第一話
僕は荷物を整理してアイテムボックスに入れた。ただ学園の量は相変わらず使用可能な為寮の部屋を片付けはしなかった。そして学園に長く外に出る旨の届出を出した。ただ卒業資格習得していた為すぐに通った。
僕は門の前で母上からもらった軽装備をつけてリクトを待っていた。
「よお殿下」
「今から殿下と呼ばないでくれ。冒険者になるのだから。」
「じゃあなんて呼べばいいんだ?」
「うーん」
「ないんだろ今まで通りでいいじゃん」
「わかった。とりあえずそうしよう。ただ思いついたら変えるからな。後2ヶ月に一回は王都に戻って来ないと。」
「王太弟殿下も大変だな。」
「ああ本当そうだよ。王弟時代の方が楽だった。唯一いいことはルイーズといずれ結婚できることだ。」
「ついたようだぞ」
「そうだな。入ろう。」
「おいそこのお前ら」
僕たちは無視した。
「お前らだよ。お前達のような子供は冒険者になれない。こっちに来いこの俺様が教えてやる。」
「はあ別に興味無いので」
「はあ?」
その巨大男は僕たちに向かって走って来た。僕は簡単に蹴ったらすぐに転んだ。僕とリクトはそのまま受付に行った。受付はエルフの巨乳お姉さんだったが僕は欠片も興味が湧かなかった。ただリクトは見惚れているように見えた。
「初めまして登録ですか?完了の報告ですか?それとも依頼の受注ですか?」
「登録だ」
「わかりました。お二方名前をここに書いてください。もし書けないようでしたら代筆致します。」
「大丈夫だかける」
僕たちは書き始めた。
「名前は実名じゃ無いとダメですか」
「ダメです。実名かそうじゃ無いかは魔道具で判断されるので偽名を使ったら即退会です。」
「じゃあ全ての名前ですか」
「はいもちろんです。」
僕は名前の欄にレオナルドリンガリアフォンローザムと書いた。そして年齢には10歳と書き特技には魔法と剣技と書き込んだ。
「リクト終わったか」
「はい」
「これを」
僕は受付に返した。
「えっお二方貴族だったんですか」
「俺は貴族って言っても底辺の四男坊だけれどね。」
「それに片方は王族でないですか」
「僕も三男だ。」
「意地を張っても意味ないだろ。どうせお前の母上が怒るんじゃないの約束を破ったら。」
「ちぇっ」
「では登録させていただきます」
そう言って受付は奥に行ってカードを持って来た。」
「殿下ここに血を一滴」
僕は血を垂らした。
「リクト様も」
「はいこれで登録完了です。パーティー登録をされますか?」
「「もちろん」」
「名前は」
「冒険の王者どうだリクト?」
「いいな」
「これで決定で」
「はいわかりました。カードを貸して下さい」
そして少しどこかに行った後戻って来た。
「これで登録完了です。これはルールブックです。よく呼んでください。」
「あのちなみに魔物を売る場所はどこですか」
「あちらです」
「ありがとうございます」
「おい殿下どういうことだ。魔物を売るって」
「僕が幼いころに狩った魔物を売るだけだよ。」
そして僕たちはすぐについた。
「すみません。魔物売却場ってここですか?」
「お前礼儀正しいな。魔物はどこだ。」
「アイテムボックスの中です」
「出してみな」
「はい」
「これはミネタウロスキング、ミネタウロスロード、ミネタウロスだと。ミネタウロスはBランクロードはAランクキングはSランクだぞ。おいギルトマスターを呼んでこい。」
「はい」
僕は何だか心配になった。
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