第四話

1時間のランチ時間の後に8時限目と9時限目も再び自習だった。その為僕は寮に帰って執務を行った。その中で気になる書類を見つけた。僕の生誕祭についてだ。

「何故僕は生誕祭などを行われるのだ?」

「オリバー殿も行っていましたよ。」

「しかし僕は一度も行ったことなんてないぞ」

「殿下は隠されていましたから」

「まあ今更こんなことはいらん」

「殿下陛下は行われていますし近衛もその予定で組まれていますから」

「はあ兄上に今すぐ文句を言いたい」

「これはもう決定事項です」

「今年は行うが今年以降は廃止だ」

「それはおそらく陛下が認めないでしょう」

「もうこの話は終わりだ」

「わかりました」

「魔の森に行ってくる30分で戻る」

「殿下それはおやめください危険です」

「だったら生誕祭を中止にしろどちらかだ。」

「どちらもだめです」

そのような言い合いを30分以上続けたら魔法の時間になった。




僕は魔法科の教室に行った。僕がついた時にはすでにリクトともう1人いた。そして先生がすぐに来た。

「皆さんこんにちは今日から魔法の授業を始めます。まずはお腹の下の丹田を感じて下さい。そこに魔力袋があります。そして魔力を循環して下さい。それを繰り返すことで魔力量が少し増え、魔力のコントロール力も上がります。」

「こうだろ」

「さすが殿下です」

「リクトこんな感じだ」

僕はリクトに僕の魔力を流し込んだ。

「あわかった。こういうことか」

「そうです正解です」

「ロックウェル侯爵子息はどうですか?」

「こんな感じか」

「そうですね」

「ではみんなで魔法練習場に行きましょう」

「魔法を売ってみましょうか詠唱は教えましょう詠唱は」

「サンダーストーム」

「殿下お待ちをって的を破壊しないでください。」

「時間逆行」

「えっまとが元に戻っているさすが殿下ですね。最高難易度で適性者が今この世界にはいなかった時空間魔法を使いこなすとは」

「リクト何か撃ってみろ頭の中でイメージすると良いぞ。後詠唱した方が少ない魔力で高威力になる。僕は基本的に詠唱を短縮するけれどたまに無詠唱で撃つよ。無詠唱も撃てるしねどっちもできるようになっていると良いよ」

「そうなんだ。なんか詠唱を教えて」

「おいダール騎士爵子息さっきから殿下に向かってその言葉遣いは何だ」

「ロックウェル侯爵子息リクトは僕の友達だ。僕が許可した」

「そうでしたか申し訳ございません。ダール騎士爵子息すまなかったな」

「詠唱かー火のエレメントよ我の魔力を対価として集まり敵を焼き尽くせファイアボール」

僕がそう詠唱するとすごい大きいファイアボールが出てきて一面が焼け野原になりそうだったので

「ワォーターボール」

をぶつけた。

「リクトもやってみろ」

「ああ火のエレメントよ我の魔力を対価として集まり敵を焼き尽くせファイアボール」

「殿下これであっているか」

「見ればわかるだろ小さいなそれにコントロールされていない」

「そうか」

「殿下ダール騎士爵子息やめなさい」

「よっしゃー」

「ロックウェル侯爵子息も魔法の発動ができましたか」

「これで今日の授業は終わりです」

「「「ありがとうございました。」」」








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