第三話

僕とリクトは一緒に学園に行った。そしてsとうの前で別れた。リクトはcクラスだから寮から遠いc塔なため教室の場所が違うためそこで別れた。






8時半ぴったりに一時限目が始まった。一時限目は総合だ。一時限は28分で2分間移動用の時間があると先生が教えてくれた。そして武術と選択科目以外教室は移動しないそうだ。僕達は選択科目を選ぶように言われた。選択肢は上級武術、上級外国語、上級歴史、芸術、文学、音楽、領地経営、商会経営、貴族、淑女、裁縫の中から全生徒4科目選ばないといけないそうだ。それぞれの科には必須授業が一つあるらしい。そして選択科目の提出期限は明日の朝のホームルームという時間だそうだ。ホームルームは8時25分から5分間だと先生が言っていた。そして一時限目は本来は国語だとのことだ。






2時限目は9時から始まった。算数だ。今日は四則演算の復習で1枚10問20枚ほどのワークシートを渡されたが簡単すぎて5分も経たずに終わった。そのため僕は執務を始めた。

「ミカ僕の元に来ている書類を見せて」

「はっ」

「いつも通り軍関係のものか」

「急がれなくてもよろしいものばかりですね」

「ああ」

僕は貰った書類の三分の一の管理は終わった。教官は僕のことを容認してくれた。







3時限目は外国語だ。一期目はフォンス語二期目イトレア語三期目ルーシ語を学ぶ事になった。そして僕達はテストを受けた。僕はあまりの簡単さにびっくりした。全て王族としての基本教養として習っていた。







4時限目は歴史だ。歴史でも学力テストを受けた。学力テストは僕にとってはとても簡単だったが周りのクラスメイトはみんな苦戦している様子だったことに僕はびっくりした。僕は本を読んで時間を潰した。







5時限目は武術だ。僕らの学年がみんな第一運動場に集まって扱う武器ごとに分けられた。僕とリクトは剣だった。僕は初めてリクトと同じクラスになったことが嬉しかった。

「リクトやっと会えたな」

「レオ殿下授業楽しかった?」

「いや別にとっても退屈だったよ」

「退屈ってすごいね勉強かなり高度でついていくの結構大変だったよ。」

「前世持ちなのに?」

「それは秘密」

「防音結界張っているから誰も僕らの会話を聞いてはいないよ。」

「すごいねさすが王族もう魔法を使えるんだ」

「僕が特別なだけかもしれないけれど」

「k殿下教官喋っているよ。」

「今日は模擬戦を行うそして剣術クラスの順位を決定する。試合はトーナメント形式とする。」

そう言って教官はトーナメント表を見せた。

「僕とリクトは違う山だ。決勝戦で会えると良いな」

「そうだな」

そうして僕もリクとも勝ち進んでいった。

「決勝戦で会えたな」

「そうだな」

しょうぶはいっしゅんでついた。結果は僕の勝ちだった。

「リクト君思ったよりも強いな魔法剣士になれるぞ」

「そういう殿下はとても強いくせに」

そして授業が終わった。僕が学年一位でリクトが2位となった。






6限目と7限目は本来なら選択科目の時間だが今日は自習となった。僕とリクトは2人で話していた。

「選択科目何にする?」

「殿下は何が良いの」

「商会経営、冒険、領地経営、貴族かな」

「もう4個決まってるじゃん俺は領地経営とかは良いかな。」

「僕はリクトと同じ選択科目がいいからリクトも僕と同じ科目を受けることは確定だよ。」

「ええー僕は上級武術を受けたかったんだけれどなあ」

「武術ならリックに習えば良いのに」

「いやいやいや何故そこで近衛騎士団長の名前が出てくる」

「リックは僕の師匠だよ」

「さすが王族だ」

そしてさまざまなことを話しているうちに自習は終わって昼ごはんの時間になった。僕たちは食堂に行った。

「殿下座る場所がなくね」

「ついてこい」

「どこ行くのそこ王族以外立ち入り禁止エリア」

「僕王族だよそれに王族と一緒なら別に入っても大丈夫だよ」

「そうなのか」

「おうぞくはどくさつをけいかいしなければならないからな。それより僕は婚約者と今日ランチ食べる予定だった。」

「ごめん今日一緒に食べられない」

「仕方ないよ」

「じゃあ後でな」

「ルイーズ嬢一緒に食事を」

「殿下友人殿も入れられては」

「良いのですか」

「ええ」

「リクト、ルイーズ嬢が君も参加して良いと言っているから一緒に食べよう」

「ありがとうございますルイーズ嬢」

そうして僕たち三人でご飯を食べることになった。

「リクト様は何家のものですか?」

「殿下ルイーズ嬢にも殿下に対する口調でいいのか」

「どうですかルイーズ嬢」

「私は気にしません」

「俺はダール騎士爵の4男だ。」

「彼は魔法適性があるだから僕と知り合ったんだ」

「まあ魔法適性があるのですかそれはすごいですね」

「話は終わりにしてそろそろご飯食べない?僕はお腹空いているよ」

「そうですね私は海鮮パスタにします。」

「俺はカレー」

「僕はイカスミパスタだ。」

「「「美味しいな」」」

僕たちは様々な会話をした。そしてルイーズ嬢とは週一回一緒に食べることを約束した。これは婚約者としての義務だ。





















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