第二章 学園

第一話

僕は領地から帰った次の日はいつも道理の職務をやった。ただあまりはかどらなかった。入学式が明日に迫っていて入学式で言う言葉が思いつかなかったのだ。そして誰に聞いても良いアドバイスを貰えなかった。僕は困っていた。






次の日ついに入学式の日を迎えた。僕は真新しい制服に袖を通した。学園は全寮制だ。侍女たちが荷物をまとめてくれた。そして王族は3人まで従者を釣れることを許可されているのでミカとレンとマルクを連れて行くことにした。そして僕は母上に挨拶に行った。

「レオ、入学おめでとうこれから5年間今までのように毎日会うことはできないけれど頑張ってね。」

「はい母上僕頑張ります。」

「レオいってらっしゃい」

「はい母上」





僕はそのまま離宮を出て城の正門のところに行った。そこには兄上夫妻と側妃が送りに来ていた。そしてそこには先日あった王女もいたが僕は無視した。

「兄上、義姉上、側妃どのおはよう御座います。」

「レオ、なぜそなたは余の娘と姪を己の馬車に乗せるのを断った。そのせいで彼らは残っていた馬に乗って騎士たちの多くは歩かないとならなかったのだぞ。」

「なぜ僕にその義務があるのですか。」

「義務はないが......」

「僕は嫌なのです。彼らは僕が幼い頃に会ったときに笑ってきた。忘れられた王弟だと」

「そのことはすまぬ余の教育不足だしかしそれは断っていい理由にはならないぞ」

「僕は彼らの顔なんて見たくない」

「わかったレオ今度からは私怨で動くな王族たるものは己の立場を考えて動け。この事件が知られたらまだ婚約者がいない彼らに良き結婚先が見つからないなどの悪影響が出るわかったな」

「はい兄上きもにめいじます」

「うん学園を楽しめしかし恋愛などに絶対に現を抜かすな」

「はい行ってまいります」

「レオ済まないがリリーと中がいいと周りに思わせるため同じ馬車を使ってくれ」

「嫌と言っても意味がないんでしょうもう転移で行きます」

「それは辞めてくれ今回の件でリリーとレオの不仲が疑われているその噂を止めるためだこれを公務と考えろ」

「了解しました公務ですね義務ならそうしましょう」

「楽しんでこいよレオ」

「はい兄上」

そうして僕は馬車に乗った。リリアーヌも乗ってきた。かのじょはのったしゅんかんにしゃべりかけてきた。

「ねえそこのもの王女たる私と乗れるのを光栄に思いなさいよ下船の血を引くものが私を無視するなんていい度胸じゃない。さらに私に馬で王都に帰らせるなんて。お前が歩いて私が馬車に乗るべきだったのよ無礼者が。お父様に言っても行っておくだけで全然取り合わないし最悪あんたなんて死ねばいい野に」

そして僕達は王立クロノーン学園に到着した。

「レオナルド王太弟殿下、リリアーヌ王女殿下学園に到着いたしました。

「あんた私をエスコートしなさい」

僕は馬車を降りた。

「ミカ行くぞ」

「エスコートはよろしいのですか」

「無視していい」

リリアーヌは人前なため淑女らしくなっていた。僕は掲示板のところへ行った。掲示板にはクラスが貼ってあった。クラスは成績順みたいで僕はSクラスだった。

「さすが殿下ですSクラスですね。SクラスはS塔みたいですね。そこの建物です。」

「ミカ感謝する。ミカ、レン、マルク行くぞ」

「はっ」

「ここか」

「そうですね殿下」

僕は黒板に書いてある座席に着席した。

そして先生が入ってきた。

「皆さんこんにちはこれから一年間皆さんの担任となるエリカフォンテーヌです。テーヌ男爵家のものです。

順番に自己紹介をしてくださいまずは主席から」

僕は一番最初に自己紹介が回ってきてびっくりしたが動揺を隠して自己紹介をした。

「はい僕の名前はレオナルドリンガリアフォンローザムです。よろしくおねがいします。」

僕の後は九人の他の生徒の自己紹介があった。

「はい皆さんの自己紹介が終わりましたねこれから入学式が始まります。ついてきてください」

僕達はついていった。僕は不安でいっぱいだった。」














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