一人で出かけるのは良いですよね!

土器

第1話 一人で出かけるのは思い通りに動けて良いですね!

今年に高校に入学した私は今、一人で江の島に居ます!

何故一人なのか、そして何故江の島なのかそれは遡る事数か月前…

「今期アニメ面白いの多いな、あれこれの二期あるんだ、聖地に行きたいな~」

と言うすっごい単純な理由により一万五千円で江の島に来ています。

江ノ電に乗らずに行きは小田急で来た私は最初に江の島から制覇しようと動いたのだが、水族館にとても入りたくなったのでちょっと入ってみたら案外楽しくて沢山見て周ってしまった。

駿河湾に居る魚たちを見たり、クラゲを見たり、カワウソやペンギンを見たりした。

少し見渡すとカワウソコーナーの近くにカワウソのぬいぐるみが取れるくじがあった。

一等二等三等があって大きさが違っている。

私が欲しいのは一等か二等!

どちらも大きくてかわいい!

三等も欲しいけど取れるなら大きいのがいい!

こう見えてもこの私、竹﨑優花は運の持ち主なのだ!

最近だってゲームで推しキャラGET出来たし!

「1回1000円です」

「はい」

私は気合を込めて2000円を渡した。

結果は惨敗。

色違いのカワウソを手にしてそこを去った。

けどこれも思い出だし最高だ。

私は二頭のカワウソを近くの椅子で抱きしめた。

そろそろ昼になって来たので売店で亀のパンを買って頭から食った。

可愛くて少し食べずらかったがとてもおいしくて良かった。

食べ終わって外の海を眺めていたらどんどん人が同じ方向へと向かっていく波にのまれてしまった。

気が付くとイルカショーのアナウンスが響いてる会場へと付いていた。

椅子には座れなかったので一番後ろの柵の所で小さい子供たちに囲まれながら見た。

イルカは可愛いし、飛んだりとても面白かった。

ショーは15分なのに体感3分ぐらいで驚いた。

私は少し先に進んでウミガメや潜水艦を見て写真をと撮るためにスマホを見ると12時だった。

「う、うそだろ」

私は水族館で午前中を過ごしてしまっていたのだ。

「早くここから出て聖地にいかなけれヴぁ」

私は早歩きで出口に向かい家族のおみやげとしてよくある三段重なってるお菓子を買った。

「さぁさぁここからが本番だ~」

私は江の島にやっと踏み入れたのだった。


江の島への道のりで路地に入って行くといい場所があるのを来る電車で見たので丸焼きたこせんべいを歩き食いしながらその路地へ入って行くとさっきまで人が多かった道と比べると少人数の人が海を眺めていた。

そこは穴場的なスポットで綺麗だった。海は汚いけど。

そこを眺めながらたこせんを食いきって元の道へと戻って行った。

私は行きで江の島展望コースで歩いて行った。

ちょくちょくアニメの聖地があるので同じ画角でとってニヤニヤしながら登って行った。

ここが、ぼっちがヤムチャしやがった場所…

私はそこで同じアイスを買ってゆっくりと食べた。

そこから入場料のかかる江の島シーキャンドルに入って涼んだ。

「ふわぁ、凄い生き返る~」

ここまで来るのにエスカーを使わなかったせいでめっちゃ疲れた。

少し休んですぐに出た。

「う~ん、このまま進んだら多分降りれるだろうし行くか」

私はこの時気づいていなかった。

この先が行き止まりだということに!!!!

少し進むと上がったり下がったりが増えて倍以上に疲れた。

そこから進んでいくとカーブの赤い橋が見えた。

そこの景色がとても綺麗だった。

「ふぅそろそろ一周かな」

私は安堵しながらその道を進むと、有料の場所が現れた。

あれ?道間違ったのかな?

少し考えて最後は有料なんだと勝手に解釈してお金を払いその道を進んだ。

「涼しぃ」

中は洞窟で涼しく道に沿いながら進んでいった。

少し進むとロウソクを渡された。

とても静かで落ち着く雰囲気で好きだが、奥に行くと行き止まりで引き返した。

引き返した後岩の隙間から見える海が見えた。

それはとても綺麗でこういうのが好きなんだな~と私の中で思った。

そこの洞窟から出て、地獄の帰り道が始まった。

帰りも同じ道で帰って、中津宮でお参りをした。

下の方へと降り、シラス丼を食べた。

江の島を出る直前に貝作を食べて七里が浜駅、鎌倉高校前駅に向かった。

鎌倉高校前駅に着くと聖地へと向かい写真を撮った。

人は多かったが少なくなるまで少し待ってから撮った。

私もこんな最高な立地の高校行きたかったな~とか思いながら七里が浜駅に向かった。そこから引き返して藤沢駅に向かってそこでの巡礼を終えて、家に帰宅した。

「楽しかったな」

「沢山充実したし、とても最高だった」

私はそんなことを思いながらTwitterに今日行った聖地を上げたのだった。

「これからも沢山聖地に行きたいな」

そして私は少しの眠りについたのだった。

こうして私の初の都内外の聖地巡礼を終えたのだった。

これが竹﨑優花のぼっち一人旅!






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一人で出かけるのは良いですよね! 土器 @dokiippattu

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