第15話演習見学(前半)
ろうらく作戦当日の朝____。
天気は作戦成功を予兆するような、晴天に恵まれる。
オーマとヴァリネスは、街の外に出る門の前でジェネリーを待っていた。
陽の光が雲にも遮られることなくオーマの体に浴びせられ、オーマの緊張をほぐしてくれる。
「ここまでは順調だ・・・後は、ジェネリーの気持ちを引き付けられるか、だが」
陽気な天候の中でもそのことを考えると、一抹の不安が残る。
軍人として、シルバーシュ残党の暗殺計画を阻止する自信はある。
街のゴロツキ共と協力して、サンダーラッツが貴族を迎えることになって浮かれていると噂を流した。
カラス兄弟の力を借りて、ロメオを誘拐、ザイールを誘い出し、暗殺計画を入手もした。
入手した暗殺計画を基に、それを阻止して利用する作戦を立案、その編成も済んだ。
こちらの下準備は完璧だ。
だが、恋愛奥手にして素人童貞のオーマは、ジェネリーの籠絡には自信が持てないでいた。
「はぁ・・・上手くいくだろうか」
「大丈夫よ、団長。シルバーシュの残党はフランとウェイフィーに任せておけば」
オーマの弱気は、隣にいるヴァリネスにも聞こえていた。
「いや、心配しているのは俺の方だ」
「私がいるじゃない。任せなさい!」
「・・・だな。ならさ、どういうスタンスで行けばいい?」
「スタンス?」
「あくまで団長として、誠実に演習の案内と解説をした方が良いのか、男として少し色気を出して口説いた方が良いのか」
「まあ、あの子は基本的に真面目な方が良いと思うわ。けど、向こうが女を出しているのに、真面目でいるのもダメね」
「う・・・その辺りは分からん」
「大丈夫よ。とりあえず会えば、服装で少しは分かるわ」
「服装?」
「異性を意識して着飾ってくるか、そうでないか。あくまでも演習見学だから無難な格好で来るとかね」
「なるほど。ちなみにどっちだと思う?」
「分からないわ。団長に気がありそうだから、着飾って来そうでもあるし、真面目な子だから見学を鵜呑みにして訓練服で来るかも」
「ああ、軍絡みだったら、そうしそうだな、あの子は・・・」
「着飾ってきたら、二人きりの方が良いと思うから付いて行かないけど、そうじゃなかったら付いて行ってフォローしてあげるわ」
「よろしく頼む。・・・って、あの髪。来たんじゃないか?」
門の出口から見える大通りの人ごみに、特徴的な赤い髪のポニーテールが僅かに見える。
その頭がひょこひょこと、テールの部分を揺らしながら近づいて来た。
「間違いないな。おーい!・・・あ」
「おはようございます!オーマ団長!ヴァリネス副長!」
元気な挨拶と、気合の入った表情のジェネリーが訓練生の服で現れた・・・ビシッとした態度がよく似合う。
「・・・クソ真面目なお嬢さん」
「はい?何ですか?」
「いや、何でもないぞ。休みの日なのに、訓練生の服で来たから、驚いたんだ」
「はい!それはもちろん!雷鼠戦士団の皆さんは武装して演習なさるのですから、それを私服で見学するのは失礼ですから!」
「ああ・・・私達に気を使ったの・・・なるほど、そっちだったか」
「気遣いのある子ってことだ。良い子じゃないか」
「そうね。んじゃ、ジェネリー。さっそく演習場所に移動しよっか。あ、それと、今日は私も補佐で同行するから、よろしく」
「はい、よろしくお願いします」
「よし!じゃー行くか!」
三人は馬に乗り、正門を出て演習場所へと向かった____。
道中は、陽気な天気に農場区画ののどかな景色だ。
そんなときの会話は、普通の世間話、あるいは少し踏み込んで、恋愛話でもしたかった。
が、ジェネリーは真面目な態度を崩さない。
恐らく、完璧に上官と部下の関係を意識しているのだろう。
ヴァリネスは仕方がなく、オーマに軍事についての解説をさせていた。
「___で、一団の人数は約千人で、その構成は、団長の考えや師団長や軍団長が、軍全体の構成を見て決める」
「雷鼠戦士団は、どんな構成なのでしょうか?」
「遠征軍の基本構成に近いな。水属性の突撃隊250、炎属性の重歩兵隊350、風属性の遊撃隊150、炎属性の砲撃隊100、土属性の工兵隊50、土属性の本隊100だ」
「四属性全部使っているのですね」
「遠征軍は殆どそうだよ。バランスが取れるし、戦い方にバリエーションができる。他には遠征用の魔道具では足りない部分を補える。例えば、天幕が使えないときに、土属性で一時的にかまくらを作ったり、風を起こせば、自分達の匂いを好きな方向に送れるから、敵兵や獣に気付かれにくくなる」
「防衛軍はそういうサバイバル能力要らないし、戦場も殆ど砦や城でしょ?だから兵団ごとに、属性を統一していたりするのよ」
「なるほど。遠征軍は応用力が必要なのですね。でもオーマ団長が指揮する本隊は土属性なのですね。オーマ団長は雷の派生属性だから基本属性は炎か風ですよね?」
「ああ、俺の基本属性の二つは炎と土、副長も同じだ。昔は炎で統一していたが、本隊を指揮するのは俺より副長の方が多いし、副長は土属性の方が得意だから再編成したんだ」
「前線で四属性全部そろっていると、何かと便利だしね」
「なるほど、柔軟な対応ができるのですね」
「戦場なら、これだ!って必勝パターンがあった方が強かったりするんだけどな。兵士も戦い方を覚えるの楽だし」
「防衛軍の基本戦術がそうよね。戦場も防衛施設だと分かっているから、その防衛施設と自軍の属性を活かした必勝パターンを作って、ひたすら訓練___ってね」
「でも、それだと状況次第で脆くもなる。そうなったとき、遠征軍だと立て直すのに大きな損害が出ることが多い」
「はあ、なるほど」
「付け加えるなら、ウチにはもう一人の司令塔がいるからな」
「え?」
「ヴァリネスのことだ。ウチは、場合によって副長に作戦も指揮も任せることがある。俺と副長の作戦と指揮は対照的だ。だから、そういった意味でも、応用の利く部隊構成の方が良いんだ」
「他の部隊では違うのですか?副長がいるのは、雷鼠戦士団だけじゃないですよね?」
「もちろんウチだけじゃない。でも、ウチの副長ほどの人物はいないな。その気があれば、ヴァリネスは団長にも成れる実績がある。本人が嫌がって成らないだけでな」
「えっ!?そうだったのですか!?スゴイですね、ヴァリネス副長!」
「アハハ・・・どうも」
「オーマ団長は、ヴァリネス副長をとても信頼なさっているのですね」
「まあな、正直、俺がここまで生きてこれたのは副長のおかゲフッ!」
不意にオーマの脇腹に激痛が走る。
石を投げつけられたようで、痛む脇腹部分が土で汚れていた。
涙目で振り返ると、犯人のヴァリネスがオーマをジト目で睨んでいる。
そして、片方の目だけをパチパチと瞬きさせる。
オーマとヴァリネスだけが知る、モールス信号式のアイコンタクトだった。
(何、私を持ち上げてんのよ!任務のこと忘れたの!?)
(いや、そういうわけじゃない。ウチのことを話せば、自然とお前の価値の話も出るだろ?)
(今褒められても嬉しくない!私のことはいいから、ちゃんとジェネリーのこと口説きなさい!)
(でも、今はそういう雰囲気の会話の流れじゃないじゃないか)
(会話の流れを作って、そういう雰囲気に持って行け!って言ってんの!)
(ラ、ラジャー!)
ヴァリネスとのアイコンタクトを終えて、再びジェネリーと向き合う。
「どうされたのですか?」
「いや、何でもない。まあ、要するに、ウチはチームワークが大事ってことだ。そういった意味でもジェネリーには期待しているよ」
「そんな、私なんて・・・でも、ヴァリネス副長ほどじゃなくても、オーマ団長にそう言ってもらえるように頑張ります」
「ありがとう。俺達も応援するよ。なあ、副長?」
「そうね。私も期待してるわ」
「ありがとうございます!」
「ちなみに、ジェネリーはウチに入ったら希望する部隊はあるのか?」
「え、そうですね・・・若輩ではありますが、前線に立って戦いたいと思っていますので、突撃隊か重歩兵隊か遊撃隊でしょうか」
「なら、遊撃隊は無しだな。ウチの遊撃は偵察なんかの隠密も兼ねている」
「それ以前に、フランの下にこの子を付けたくないわ」
「?どういう意味でしょうか?」
「遊撃隊の隊長は性格に難があるから、あなたとはそりが合わないだろう、ってことよ」
「はあ・・・」
「そうなると、突撃隊か重歩兵隊か・・・属性的にも重歩兵隊かな。ロジの突撃隊は、あっちはあっちでジェネリーとそりが合わないと思うし」
「そりが合わないというより、ノリが合わないって言うのかしら?」
「ロジさんって、先日軍学校で一緒にいらした方ですよね?ロジさんにも何かあるのですか?」
「い、いや、ロジ自体には問題は無い・・・ことも無い?いや、まあ、なんというか部隊の質というか、ノリがな・・・」
「でも、気持ちわかるわ・・・はぁ・・・うらやましい・・・・」
「え?うらやましい?」
「え?ああ、ごめん。気にしないで。ロジくん自身は、とってもキュートで優しい男の子よ」
「えっ!?男!!?」
「そうよ。ロジくんは男よ」
「!?」
「男の娘だな」
「!!??」
「まあ、貴方とも上手くやっていけるわ」
「はあ・・・では、なんなのでしょう?」
「口での説明は難しい・・・てか、したくない」
「はあ・・・?」
「まあ、今日の演習を見ればわかるわよ。ほら、見えてきたわよ」
二人に意味深なことを言われ、不思議に思うも、憧れの戦士団の姿が視界に入ると、ジェネリーは遠目からでも興奮を覚えるのだった。
(結局、色気のある話できなかったじゃない!このバカッ!!)
(すいません・・・)
ジェネリーが雷鼠戦士団の方に目を奪われているスキに、オーマは再びアイコンタクトでヴァリネスに説教された___。
三人が演習場に到着すると、そこでは遠征用の鎧を纏ったサンダーラッツの兵士達が、二人一組になって戦闘訓練をしていた。
武器の刃は潰してあり、魔法も殺傷能力を弱めて使用されているが、訓練兵のジェネリーの目には迫力があるらしく、心を踊らせながら、食い入るように見ている。
見られている兵士達も、お目当ての人物の登場に、訓練しつつも意識を向けていた。
ちなみに、兵士達には自分達の反乱計画はもちろん、宰相からの籠絡作戦の事も話しておらず、ジェネリーの暗殺計画を阻止する作戦の事しか話していない。
第三師団の中でサンダーラッツだけ帝都に帰還したのは、その能力を買われ、ウーグスのカスミ所長の手伝いをすることになったからと伝えてあり、今回の作戦もその一環としか伝えていない。
クラースの用意した表向きの立場をそのまま利用している。
その説明に、兵士達は特に疑うでもなく従ってくれている。
最も、カスミ所長やクラース宰相の名が出ている時点で、深入りを避けたのだろう。
だから、兵士達の興味はむしろジェネリーに向いていた。
平民で構成されている部隊に入りたがる貴族は、やはり歴戦の兵士達にも珍しいのだろう。
「たるんでいるぞ!よそ見をするな!!」
チラチラとジェネリーをのぞき見している彼らに、イワナミの怒号が鳴り響く。
「実戦ならその時点で死んでいますよ!」
次いでロジの言葉で、兵士達は慌てて訓練に意識を戻した。
指導役の二人がそれを確認すると、オーマ達を出迎えにやって来た。
「すいません、団長。御見苦しいものをお見せしました」
「事前に兵士達に通達しておいたのが、逆にジェネリーさんを好奇の目にさらすことになってしまいました」
「まったく。仕方ないわねー、あいつら」
「あ、いえ、気にしてないです。大丈夫です」
「そう言ってくれて助かるよ。えーと、ロジとはもうすでに面識があるんだよな?なら、イワナミを紹介しよう。ジェネリー、彼がサンダーラッツの重歩兵隊の隊長イワナミ・ムガだ」
「初めまして、ジェネリー嬢。イワナミ・ムガと言います。雷鼠戦士団への入団を希望してくださって光栄です」
「初めまして、イワナミ隊長。ジェネリー・イヴ・ミシテイスです。今日は勉強させていただきます。よろしくお願いします」
「イワ。ジェネリーは、ウチに入団したらお前の部隊に配属されると思う。その時はよろしく頼む」
「了解です。団長」
「さて、訓練はどこまで進んでいる?さっそく部隊演習を見せてやりたいのだが」
「いつでも行けますよ。もう一通りの訓練は済んでいますから。砲撃隊の訓練も終わっているはずなので、クシナも呼んだら来ると思います」
「僕、呼んできます」
「そうか、じゃあ準備を頼む」
「「了解」」
イワナミとロジは小走りでその場を離れた。
「いよいよ、ですね!」
ワクワクをまったく隠さずジェネリーは瞳を輝かせる。
それに少しだけ苦笑いをして、オーマは今回の演習内容を伝える。
「今回の演習は単純だ。突撃隊の突撃を重歩兵隊が受ける。砲撃隊は二組に分かて、双方を援護する。ほとんど突撃隊と重歩兵隊の力比べだ」
「普段は違うのですか?」
「場合による。遠征前なら次の遠征先を想定した内容にするし、俺や副長が参加する場合は用兵に重きを置いて、色々な運用を試したりする」
「ただ、今回は半分あなたのためでもあるから、基本的な演習の方が良いかな、って」
「そうでしたか、お気遣い感謝します。だから他の部隊の方はいらっしゃらないのですね」
「え?あ、ああ、そうだ。遊撃隊と工兵隊は別の場所で独自の訓練をしている。時間があったら見に行こう」
「はい!」
「まあ、無いけどね」
「何ですか?ヴァリネス副長?」
「ううん、何でもない」
「?」
「団長!副長!」
声がした方を向けば、クシナが砲撃隊を連れて合流してきた。
「お疲れさまです。ジェネリー、こんにちは」
「こんにちは、クシナさん。今日はよろしくお願いします」
「はい、こちらこそ。といっても、私はほとんどやること無いのですが」
「演習には参加なさらないのですか?」
「はい。演習では砲撃隊は2つに分かれて、それぞれロジとイワナミの指示で動いてもらいます。今回は砲撃隊がメインの演習ではないので、私は審判と雑務担当です」
「そうですかぁ・・・」
ジェネリーは少し残念そうな表情を浮かべる。
自分のため基本的な演習にしてくれたのは嬉しいが、他の部隊も見たかったのだろう。
クシナはすぐにそれに気づき、気を利かせる。
「よかったら演習の後、射撃訓練をお見せしますよ」
「本当ですか!?」
「はい、ジェネリーが良ければ」
「ありがとうございます!」
「演習の後に射撃訓練する余力があるの?手を抜いていたんじゃないでしょうねぇ?」
「まさか、ちゃんとしっかり訓練していましたよ」
「他の部隊は?」
「大丈夫です。遊撃隊と工兵隊の“訓練”は順調だそうです」
「そうか。順調か・・・」
それを聞いてオーマは内心安堵する。
自信のある作戦とはいえ、失敗は許されないのだ。
気が少し楽になったオーマは、改めて兵士達の方を見る。
突撃隊、重歩兵隊とも準備が完了して、始まりの合図を待っていた。
「ねえ、ジェネリー。両方の部隊を見て、どっちが勝つと思う?」
「え?えっと、そうですね・・・重歩兵隊が勝つと予想します」
「ほー、その心は?」
「その、失礼ですが、正直申し上げて突撃隊の方々がオタ・・・いえ、その、あまり強そうに見えないというか。あ、いえ、もちろん現代の戦いで一番重要な要素は魔法と言われているので、見かけで判断するのは良くないと分かってはいるのですが、その・・・」
ジェネリーのはっきりしない言い方を咎める者はいない。
ジェネリーが何を言いたいかは、三人とも分かっているのだ。
重歩兵隊の兵士達は、みな体格がいい。
縦にも横にも厚みがあるし、表情も引き締まっていて迫力がある。
片や突撃隊の兵士達には、がっしりしている者はおらず、厚みがある者も筋肉による逆三角形ではなく、贅肉による三角形だ。
さらに、ジェネリーが気になっているのは彼の顔立ちと表情。
粘着質な目とだらしない口元、悪い意味で幼く見え、覇気のない抜けた顔をしている。
俯いて何かブツブツ言っている者もいて、正直言って女性が好感を持つのが難しい連中ばかりなのだ。
彼らを言い表すのにピッタリな三文字の言葉があるが、ジェネリーは口にしない。
彼らは一応ジェネリーの尊敬するサンダーラッツの一員、ジェネリーは失礼の無い様に頭に浮かんだその三文字を口に出すことなく、伝えようとしていた。
____そんな彼女の健気な行いを、ヴァリネスがあっさりぶち壊した。
「まあ、あんなオタク集団見て、強いと思う奴はいないわよねー」
「ちょ!?わ、私は別に、そんなこと言いたいわけでは(汗)」
自分の心の内をストレートに代弁したヴァリネスに、ジェネリーはあわあわと手を振る。
「え~?じゃあ、何が言いたいのぉ?」
いたずらっ子な笑顔で、ヴァリネスはジェネリーに詰める。
「え、え~と・・・ほ、ほら、基本属性の水って、突撃隊に向いてない気がして・・・」
「ふむ。確かに水属性は、あまり攻撃的な魔法は開発されていないしな」
「そうですね。どちらかというと、回復や防壁といった守りのイメージですね。破壊力でいえば、集団での連結魔法による“大海嘯”が強力ですが、それも突撃隊が使うイメージは無いですね」
「む、上手いこと逃げたわね」
「ハハハハ・・・」
詰められたジェネリーは冷汗を垂らすも、オーマとクシナの援護を受けてヴァリネスから逃げ切った。
ヴァリネスは諦めた様子で、逸れた方の話題に乗った。
「まあ、本来は向いてないわね。数ある帝国兵団の中でも、突撃隊が水属性なのはウチだけだし、ウチだって最初、あの部隊は後方の支援部隊だったわ」
「ということは、意図があってロジさんを突撃隊長にしているのですね?」
「その通り。実はロジくんに一番向いているのは突撃隊だったの」
「俺も正直、あそこまでだとは思わなかった」
「以外よねぇ。だから、ジェネリーが突撃隊が勝てないと思うのも無理はないわ」
「はあ・・・そんなにすごいのですか?」
「見たら驚くぞ。じゃあ、クシナ。合図を」
「了解です」
クシナは数歩前に出て、魔法術式を展開する。
そして、合図の魔弾を打ち上げ、演習が開始された___。
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