第8話8章  北ダンジョンにて(5日目から7日目)

朝になった。魔力操作訓練を行い朝食をとって北ダンジョンへと向かった。


入口の職員に1層目の攻略を伝えると、転移陣に案内された。


転移陣を起動させて2層目に向かった。


「転移陣てどんな仕組みで動いているのかなぁ。それが判れば地球に帰れるんじゃないのか?」

「魔法陣の記号の意味が判るといいですね。」

「また、図書館で勉強するか。」


2層はコボルトのエリアで、2足歩行の狼型の魔物がいるそうだ。

「今日も順番に行こうか?まずは慶子ちゃんからどうぞ。」

「判りました。行きます。」

魔力サーチで魔物を探した。

1日目にレベルアップして中堅冒険者並になった。

2層目でやられることはない。

二人でコボルト50頭と2層ボスのシルバー・ジャイアント・コボルトを2頭倒した。

ギルドで前日同様にナターシャに驚かれ。

コボルト1頭銀貨1枚、シルバー・ジャイアント・コボルト1頭金貨2枚で全部で金貨8枚の売り上げとなり、金貨4枚づつ貯金した。


レベルは二人ともに10→15となった。


次の日3層はヘル・ハウンドのエリアで昨日同様に快進撃は続き

二人でヘル・ハウンド50頭と2層ボスのダークナイト・ヘル・ハウンドを2頭倒した。

「本日のノルマ達成。疲れたね、明日は休養日にしようか?」

「たしかにこの1週間目まぐるしい日々でした。明日は買い物と図書館日にしましょうか?」

「そうしよう。知識が一番大切なことだ。」


ヘル・ハウンド1頭銀貨1枚、ダークナイト・ヘル・ハウンド1頭金貨3枚で全部で金貨10枚の売り上げとなり、金貨5枚づつ貯金した。


レベルは二人ともに15→20となった。

スキルポイントが20加算された。


「スキルポイントの振り方を話し合おうか?」

「新しいスキルが出てますね。」

「何がでたの、俺は出てないよ。」

「アイテムボックスが出ました。」

「俺は、空間魔法に全部振ってみるよ。前回10ポイントでレベル2まで上がったので今回15ポイントでレベル3みたいだな。3ポイントを身体強化に使うよ。」

「私は、属性魔法を15ポイント使いレベルアップすると身体強化に2ポイントでレベルアップして、アイテムボックスに3ポイント使いレベル1を取得します。」



山田新之助 30歳


職業:錬金術師


レベル 5→20


HP 500/500 → 1000/1000

MP 500/500 → 1000/1000


固有スキル

繋ぐスキル力


スキル

生活魔法 1

空間魔法(アイテムボックス、転移)1→2→3 

鑑定(ヘルプ機能)1

付与魔法(魔道具作成、スキルポイント) 1

身体強化 1→2

錬金術  2

攻撃魔法(風1、闇1、重力1)

念話   1

槍    1

空手   5


スキルポイント

2


持ち物:スライムの魔石20



川島慶子 17歳


職業:勇者


レベル 5→20


HP 500/500 → 1000/1000

MP 500/500 → 1000/1000


スキル

生活魔法 1

身体強化 1→2

攻撃魔法(火1、水1→2→3、風1→2→3、土1→2→3、雷1→2→3、光1→2→3、)

隠蔽魔法 1

剣    5

弓    5

古武道  5

アイテムボックス  1


スキルポイント

0


持ち物:自転車


次の日

4層目はなぜかスライムのエリアで180匹のスライムを倒し、魔石を180個手に入れ180枚の銅貨を手にいれたが、スキルアップはしなかった。

これは、罰ゲームですか。???

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