第4話4章 冒険者ギルド(3日目)
宿で朝食を食べてから、宿の女将さんに洋服屋の場所を聞いて慶子ちゃんと向かった。
洋服屋で冒険者用の服を選び2人で銀貨4枚払った。
その後 武器屋に向かい中に入った店の店主に初心者であることを伝え装備を見繕ってもらった。
俺は片手剣と革鎧のセット、慶子ちゃんは、弓と革鎧のセットを購入した。
全部で金貨1枚と銀貨5枚に値引きしてもらった。武器屋の店主に冒険者ギルドの場所聞き向かった、ここから歩いて15分ぐらいだそうだ。
冒険者ギルドの建物は石造りの3階建てで周りを見渡しても立派な建物だ 重厚な造りで中世ヨーロッパの建物と言う感じだ。
俺たちは扉を開け中に入った、いかつい男たちがたむろしているのを想像していたが整然としていた。
カウンターに向かった。
「冒険者登録をしたいのですが、ここでいいですか?」と尋ねた。
「ここで大丈夫です。受付のナターシャです。まずはこの水晶玉に手を触れてください。犯罪歴があると入会できません。それとレベルと魔法適正があるかが判ります。」
まずは俺から手を触れた。
「犯罪歴なし、名前しんのすけ やまだ レベル5、魔法適正ありです。凄いですね。入会OKです。」
次に慶子ちゃんが触れた。
「犯罪歴なし、名前けいこ かわしま レベル5、魔法適正ありです。又もや凄いですね。入会OKです。今ギルドの認識票を作ります。お一人銀貨1枚になります。これは研修込みになります。研修は明日のお昼の鐘が鳴ったら初めますので、それより早く来てください。そこの椅子に座ってお待ちください。」
俺は銀貨2枚を渡した。
「慶子ちゃん明日研修と言うことなので、この後図書館に行きたいのだけど良いかな。」
「判りました。新之助さんはこの世界の文字読めるのですか。」
「ロイから聞いたのだが、本には魔石がついていて魔力通すと誰でも読めるらしい、鑑定スキルがあるとさらに一瞬で頭に入るらしい。」
俺と慶子ちゃんは図書館に向かった、入場料が掛かるらしい。一人1時間当たり大銅貨1枚日本とは違うなぁ・・・・
でもこの世界の本てきっとかなり貴重なんだろうなぁ。
図書館に入ると案内の人が付くと言うことだ。まずは魔法コーナーに案内してもらった。
俺と慶子ちゃんは魔石に触れて次々内容が頭の中に入っていく、特に鑑定スキルのある俺は数秒で内容を覚えた。慶子ちゃんは属性魔法の本を1冊10分ぐらい掛けて読んでいた、本は開いていないけどね。俺は、薬学コーナーの本と歴史コーナー本、この国についての本について次々と読んでいった。俺は100冊ほど読み、慶子ちゃんは5冊ほど読んで時間となったので終了となった。
「慶子ちゃん、門の外に出て魔法の練習しないか?」と提案した。
「私も魔法の検証したいので行きましょう。」
俺たちは30分程歩き草原に出た、そこで目印の岩を決めそれに魔法を打ち込む練習をした、慶子ちゃんは属性魔法全部持ちなので、次々と属性魔法を出していった。
ファイアーボール、ウオーターボール、ウインドカッター、ストンウォール、サンシャインショットなどを初級魔法10度ほど繰り返し放つと魔力切れになった。
初級魔法1回あたりMP10必要と言うことか。
俺は転移魔法を検証した、1Mの時1MP、2Mの時2MP、5Mの時5MP、10Mの時10MP、20Mの時20MP、30Mの時30MP必要だったので最大500Mまでしか現状では出来ないようだ。
レベル1なのでレベルが上がれな変わるかもしれない。ラノベでは魔力を使い切ると容量が上がるとの記憶がある、ギリギリまで使うかと言うことで風魔法もつかってみた。
「疲れたので宿に帰って晩御飯食べて明日にそなえようか?」
「私も疲れました、賛成です。魔法が使えるって楽しいですね。」と言い帰路に就いた。
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