第2話 加法
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■ 加法 ■
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■単純並列
加法による任意の数「𝓐」の和の単純並列という表記法を以下に定義する。
🍊
ℳ₂₀:ℤ₊→𝕊
𝐚⟼ℳ₂₀[𝐚]
ℳ₂₀[1] = 𝓐₁
ℳ₂₀[𝐮] = 𝓐ᵤ + ℳ₂₀[𝐮-1]
🍊
ℳ₂₁:ℤ₊→𝕊
𝐚⟼ℳ₂₁[𝐚]
ℳ₂₁[1] = 𝓐₁
ℳ₂₁[𝐮] = 𝓐ᵤ ℳ₂₁[𝐮-1]
📌 このとき単純並列とは、
ℳ₂₀[𝐚] = ℳ₂₁[𝐚]
である。
また、単純並列である🍓と🍇の和も単純並列である。具体的にはℳ₂₀とℳ₂₁の定義に用いる任意の数「𝓐」を任意の単純並列「🍍」とする。
📢 単純並列は加法の順序を固定するものである。
・ 🍓+🍇=🍓🍇 ⭕️
・ 🍓+🍇=🍇🍓 ❌
📢 単純並列は「コア数の有限個の和」と「コア数の有限個の和と素冪数の和」として用いる表記であり素冪数の和には用いない。
・ (3)+(3) = (3)(3) ⭕️
・ (3)+(3)+9 = (3)(3)9 ⭕️
・ 9+9 = 99 ❌
・ 9+9 = 27 ⭕️
■加法に関連する言葉の定義
📌
|単純並列の先端| : ℳ₂₁の値域の任意の要素であるℳ₂₁[𝐚]の𝓐₁を「単純並列の先端」という。
📌
|𝓐の有限個の和| : ℳ₂₁の値域の要素が「𝓐の有限個の和」である。
📢 定義上「𝓐の有限個の和」は「𝓐」含み、「🍓と🍇の有限個の和」は「🍓」もしくは「🍇」を含むが、誤読を回避するために「𝓐の有限個の和もしくは𝓐」のように重複して記す場合がある。
📌
|一律な𝒜の有限個の和| : ℳ₂₁の値域の任意の要素であるℳ₂₁[𝐚]の如何なる𝓐ₑも全て等しいことを強調する表現である。
📌
|加算の関係| : 如何なる下付きの番号を持つ「𝓐」についても、他の全て下付きの番号を持つ「𝓐」に対して「加算の関係」にあるという。
📌
|到達| : 🍍>🍓である🍓と🍍について、f [🍓]=🍇が🍇≧🍓となるような任意の演算があるとき、その演算の解である🍇の値が🍇≧🍍となるときに、f [🍓]で🍍に到達したという。
📌
|表現| : 🍍>🍓である🍓と🍍について、f [🍓]=🍇が🍇≧🍓となるような任意の演算があるとき、その演算の解である🍇の値が🍇=🍍となるときに、f [🍓]で🍍を表現したという。
■加法のための数の分類
加法の原理を定義するために数を以下の3つに分類する。
📌
❶ 𝓐⊕𝓑=𝓐かつ𝓐⊗𝓑=𝓑となるような有限の𝓑
❷ 𝓐⊕𝓑≠𝓐かつ𝓐⊕𝓑≠𝓑かつ𝓐⊗𝓑=𝓐となるような有限の𝓑
❸ その数より小さな如何なる数𝓐の有限個の和でも到達できない、かつ、自身と𝓨₀の和以外の、如何なる数の和でも表現できない無限の𝓑
上記のような数の全体の集合をぞれぞれ、
📌
❶ 𝓨₀
❷ 𝓨₁
❸ 𝓨ᴼᴹᴱᴳᴬ
と、命名する。
また、𝓨ᴼᴹᴱᴳᴬの要素である𝓐に対して𝓑が𝓐>𝓑であることを、
📌 𝓐>>𝓑
と、表す。
■加法の法則の定義
❶
𝓐>>𝓑である如何なる𝓐と𝓑についても、
📌
・𝓐+𝓑 = 𝓐𝓑
・𝓑+𝓐 =𝓐
である。
❷
📌 ℳ₂₀[𝐚] の𝐦 >𝐞を満たす、加算の関係にある如何なる𝓐ₘと𝓐ₘ₋ₑについても𝓐ₘ₋ₑ>>𝓐ₘであれば𝓐ₘは𝓨₀に等しい。こような𝓐ₘを𝓑、𝓐ₘと𝓐ₘ₋ₑ以外を□としたとき、ℳ₂₀[𝐚] を以下のように略記するのであれば、
・…⊕□⊕𝓑⊕𝓐 = …⊕□⊕𝓐
・…⊕□⊕𝓑…⊕□⊕𝓐 = …⊕□…⊕□⊕𝓐
・…⊕□⊕𝓑…⊕□⊕𝓐…⊕□ =…⊕□ …⊕□⊕𝓐…⊕□
である。
❸
如何なる𝓐についても、
📌
・𝓨₀+𝓐=𝓐
・𝓐+𝓨₀=𝓐
である。
❹ 𝓨ᴼᴹᴱᴳᴬの要素である𝓐の有限個の和で到達可能な𝓐<𝓑である𝓑ついて、
📌
・𝓐+𝓑=𝓐𝓑
・𝓑+𝓐=𝓑𝓐
である。
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