第107話 監獄プレイ

 ◇◇◇◇◇


 ソフィアの監獄スキル恐るべし。

 ちんこ丸出しの龍太郎に魔の手が迫る!


ソフィア:「じゃあ、始めるわよん。

 まず、あなたのスキルは何?

 さぁ、言ってごらんなさい。」


 やっぱり、それかよ?

 言う訳ないだろ!?墓場案件なんだから!

 それよりなんとかここから脱出しないとな。


 龍太郎はとっておきの究極スキルを発動!


 超覇気!!


 ……うわ!全然効かないぞ!

 ここの空間はスキルが使えないのかよ!


 心理的に有利になったソフィアは、不敵な笑みを浮かべてじっと龍太郎を見ている。


ソフィア:「もう。ボーイったら。

 黙ってちゃ分からないでしょ!?」


 ソフィアは、無防備になった龍太郎の片方の乳首を思いっきりつねった!

 龍太郎の乳首に激痛が走る!


龍太郎:「ギァ、痛ぇーー!」


ソフィア:「アーン。いいわぁ。その声!」


 ソフィアは、龍太郎の悲鳴にご満悦の様子。

 ニヤリと笑ったその顔は、まさに女王様。


 そして続けて、反対側の乳首も容赦なく思いっきりつねった!


龍太郎:「い゛ーーー!やめろ〜!」


ソフィア:「ふふふ。ゾクゾクしちゃうわ。」


 龍太郎への尋問のはずが、すでになんらかのプレイに変わっている。

 やはり、そういう趣味の人でした。


ソフィア:「あなたが黙ったまんまだと、これが続くことになるわよ。ふふふ。

 まあ、このまま続けてもいいんだけどね。」


 くっそ!筋トレでは鍛えられん乳首への攻撃かよ!まだ、乳首がジンジンしてるぞ。

 くそ思いっきりつねりやがって!


ソフィア:「さあ、どうするの?ボーイ!」


 さらにソフィアは、乳首をつねった。


龍太郎:「い゛ーーー!はぁはぁ。」


ソフィア:「アーン。いいわよー!

 このまま続けちゃいましょうね!

 鍛えられたエクスプローラにはね。この虐め方が一番効くのよね。ふふふ。」


 ソフィアは、しつこく乳首を攻撃していく。

 右、左、右、左。交互に連続攻撃が続く。


龍太郎:「はぁはぁ……。」


 やべぇ。どうすりゃいいんだよ!?


ソフィア:「あら?立っちゃったのね?

 ふふふ。ボーイのボーイもギンギンになってるわよ。

 それじゃあ、こっちのボーイも虐めちゃおうかしら?」


 え?嘘?こら!なぜ立ってるんだよ!俺!


 龍太郎の意識とは裏腹に、ちんこがビンビンに立っている。意味不明な暴走状態。


 そして、ソフィアは、ビンビンに反り立った龍太郎の逸物をギュッと握った!


龍太郎:「はぅっ!」


 龍太郎の脳内に痛みとは違う感覚が走った!


ソフィア:「あら?声が出ちゃってるわよ。

 こんな状況でも、感じちゃってるのかしら?

 もう、恥ずかしいボーイね。」


龍太郎:「アホ!そんな訳ないだろ!」


ソフィア:「あら?そんなにムキになっちゃって。かわいいわね。虐め甲斐があるわぁ。

 それにしても、見た目の童顔とは違って、ずいぶんと凶暴なものを持ってるわね。

 さて、これをどうしようかしらね?」


 ソフィアは、喋りながら、龍太郎の凶暴な逸物をクネリクネリと捏ねくり始めた。


龍太郎:「あああああ!」


 龍太郎の脳内にドーパミンが分泌されてる!

 ヤバい!本当に気持ちいいんだけど!


龍太郎:「ソフィアさん!ちょっと待って!

 ストップ!マジでヤバい!」


ソフィア:「あら。やめていいの?

 すごく、気持ちよさそうだったけど。」


 自分で止めたはずの龍太郎だが、ソフィアの問いに一瞬迷いが生じた。


 あれ?やめて欲しい?欲しくない?


 って、俺何考えてんだよ?

 もう、なんでこんなことになってんだ!?

 どうすりゃいいんだよ!


ソフィア:「時間はたっぷりあるからね。

 あなたが喋るまで、ここからは出られないわよ。ふふふ。」


 その言葉を聞いて、もはや龍太郎はどうすることもできないと半ば諦め掛けていた。

 が、その時、奇跡が起こった!



ソフィア:「あら?何が起こったのかしら?」


龍太郎:「え?嘘!マジか!?よっしゃ〜!」


 龍太郎の目の前には、手足を拘束されているソフィアが椅子に座っている。

 しかも、さっきの龍太郎と同じ様に全裸の状態で!おっぱい丸出し。


龍太郎:「ようこそ。我がテリトリーへ。

 気分はどうだ?」


 ソフィアに言われたセリフを鸚鵡返しする。

 完全に立場が逆転した。


 龍太郎は、全身が黒皮のボンテージに身を包み、頭には黒皮の官帽、手には黒い鞭を持っていた。

 これは恥ずかしい。


龍太郎:「なるほど。これだけは使えたか?」


ソフィア:「あなた、やるわね。」


 ソフィアも一瞬驚いた様だが、そのあとは冷静にその状況を把握している。

 おっぱい丸出しなのに、堂々としたものだ。


龍太郎:「お前、スッポンポンだぞ。

 恥ずかしくないのか?」


ソフィア:「恥ずかしくはないわよ。

 普段から鍛えているからね。自慢の体よ。

 どう?美しいでしょ?」


 たしかに、これはダイナマイト!

 自慢の体というのも頷ける。これはすごい。

 

ソフィア:「あなたも、そのボンテージファッション、いい感じよ。」


龍太郎:「いや、これは恥ずかしいぞ。」


 龍太郎も流石にそのボンテージを脱いで裸にはなろうとはしなかったが、官帽を脱いで、鞭もその場に放り投げた。


ソフィア:「あら。似合っていたのに残念。

 でも、こんなことになるなんて想定外だわ。

 私のスキルが破られたのは初めてなんだけど……何をしたの?」


 おっぱい丸出しで拘束されているのに、至って冷静だ。精神が強い!


龍太郎:「言う訳ないだろ!状況を考えろよ!

 今は俺のターンだ!

 そして、ここからはずっと俺のターンだ。

 完全に形勢逆転だな!

 お前は一体、何を調べてるんだよ?」


ソフィア:「さぁ、私を好きにしなさい。」


龍太郎:「はぁ!?

 いや、それおかしいだろ?

 いきなり、好きにしろって。

 順番おかしくないか?」


ソフィア:「だから、何かを話して欲しかったら、私を好きにしなさい。」


龍太郎:「いや、やっぱりおかしいんだけど。」


 龍太郎は、もう面倒くさいので、わざわざ聞かなくってもいいかとも思ったが、やられっぱなしは癪に触るので、少しだけ好きにしてみることにした。


龍太郎:「じゃあ、行くぞ。」


 龍太郎は、さっきのお返しとばかりにソフィアの片方の乳首を軽くつねった!


ソフィア:「あああ!」


 ソフィアの叫び声は悲鳴とはちょっと違う?


龍太郎:「どうだ、話す気になったか?」


ソフィア:「全然。もっと、強くしなさい。」


龍太郎:「お前言ってることがおかしいぞ。」


 龍太郎には、この人の反応が理解が出来ないでいたが、続けて、反対側の乳首を少し強くつねってみた!


ソフィア:「い゛ーー!ああああ!」


 少し強くつねっただけあって、今度は悲鳴の様な声を上げた。


龍太郎:「さぁ、どうする?」


ソフィア:「そうね。今のは少し良かったけど、まだまだね。

 さぁ、もっと好きにしなさい!」


 もう、この人、本当になんなんだよ!


龍太郎:「あー、もうよく分からん!

 やられたらやり返す!倍返し攻撃じゃー!」


 龍太郎は、両方の乳首を同時につねった。


ソフィア:「あ゛ーーー!い゛ーーー!」


 やってる龍太郎の方が悲しくなって来た。

 もうやめよう。気が済んだよ。


ソフィア:「はぁはぁ。あなた、やるわね。

 それで次はどうしてくれるのかしら?」


 ちょっと!ソフィアさん!

 何、期待してるんだよ!?


龍太郎:「ソフィアさん。もういい。

 話さなくていい。これで終わりにするわ。」

 

ソフィア:「え?ちょっと!話が違うわよ!」


 さっきまで冷静だったソフィアさんが、終わりと言った途端に慌て出した。


龍太郎:「いや、これで終わりにするって言ってるんだけど……。」


ソフィア:「あなた、すごく交渉上手ね。

 わかったわ。話すわ。その代わりに……。」


 このあと、龍太郎はソフィアのリクエストに応えるべく、おっぱいを鷲掴みにして強く揉んでみたり、鞭でおしりをペンペン、ペチペチしてみたりした。

 ソフィアのリクエストは、さらに過激にエスカレートして来たので、流石にそれ以上は無理なので断った。

 それでも、チェリ男の龍太郎には、十分すぎるほど、過激な経験ではあったが……。


 そして、そのあと、ソフィアに聞いた情報によると、今回の訪問は、龍太郎のスキルの正体を確認することと、王の資質を持つ者かを判断することだったとのことだった。

 当然、俺の情報は秘密なので教えないが。


 因みに、ソフィアのスキルの餌食になった人は、それ以降、誰もがもう一度その経験したいがために、いろいろ貢ぎ物や情報を持ってくるらしいのだ。

 さらに大勢の大物の弱みも握っている。

 その人数は、すでに1000人を超えているのだとか。非常に危険人物である。

 この歳でAEAの上級顧問なのも頷ける。


 また、ソフィアはスキルホルダーになる前から、その道のプロだったらしく、彼女曰く、最終的に相手した人に愛を与えることをモットーにしているのだとか。

 その愛を与えられるかどうかが、プロとアマの違いであるとか力説していた。

 深すぎて全く意味がわからなかったけど。


 ソフィアからいろいろ話を聞いた後、俺は監獄長スキルを解除し、外の世界に戻った。


 いやー、持ってて良かった、監獄長スキル!

 これがなかったら、今頃は、俺も1000人の中の1人になってたかもしれない。


 ◇◇◇◇◇

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