双身童喚蛇棘

双身童喚蛇棘そうしんどうかんだいら


概要

 生贄として滝壺に落とされた双子の成れの果て。飢饉が続き、口減らしも兼ねて生贄に捧げられた双子であったが恨みのはて、滝の神であった白蛇と一体化。邪神となり大洪水の果て、村を壊滅させた。


特徴

 上半身は背中合わせとなった双子の少女、下半身は蛇となっている。少女たちは濡れた着物を着ており、髪は長く眼球は蛇の目となっている。腕にも鱗が生え、下半身の蛇と共に鱗はすべて毒針となっている。概要でも触れたが、川や雨を操ることができるが今は契約者のもとに落ち着きおとなしい。敵対した場合、立ち尽くすことができないほどの叫び声を上げ襲ってくる。


裏話

 この娘が出来上がったのが去年の初夏のことであった。原案を作家友達に話したとき「○術○戦に影響された?」と聞かれたが私は包み隠さず話した「〇〇の冷徹に影響された。」と。蛭蛇籠童子と同じ作品に出す予定だったことは言うまでもない。

 言わずもがな、モデルは姦姦蛇螺。これに関しては大分あからさまであった。

 因みにもともと主人公の契約する妖怪にする予定だったが流石にアレなので泣く泣く断念し、変更した。やはり私はこの娘に愛着があるようだ。

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