第6話 遠出
目的の日の前日、三葉は、普段よりも、早く就寝した。
翌日
「ん~よく寝た~良し、天気予報通り今日は、撮影日和だ」
三葉は、ミドル型ロフトベッドから、降りてパジャマ姿から、
動きやすい格好に着替えて、愛犬の朝の散歩に行き、
20分位で帰宅して。
母親が、作る朝食を食べて、
部屋のゴミと愛犬の貯めている排泄物をゴミに出してから、
愛犬の朝の〆の散歩に行き、10分位で帰宅して、
母親の手作りのおにぎり弁当とスポーツ飲料の入った2Lクラスの水筒を愛車(黒色の自転車長年愛用している、ニックネームは、クロと自分の中でそう決めて呼んでいる)、三葉は、出発前に
「(お爺ちゃん、お婆ちゃん、これから、自転車でちょっと遠出しながら、写真撮影に行くね、安全に帰宅出来る、ように見守っていてね)」
三葉は、ご先祖様達が、入っている仏壇に安全祈願をして、
目的地に向かって行った。
「三葉、気を付けてね、目的地に着いたら、iPhoneでの写真よろしくね~」
と目的地に興味が有った、母親から、LINEでその場所の写真を見てみたいと言う興味本意だった。
「大丈夫だよ、お母さん、ちゃんと、iPhoneでの写真も撮るし、
愛機のカメラでも、撮影して、プリンターで、現像するから、心配しないでよ、
お母さん」
三葉は、母親にそう言うと、母親から楽しみにしていると言われた。
「じゃあ、行って来ます」
「気を付けて行ってね」
愛犬に見送られて、三葉は、自転車用のヘルメットをかぶり、
自宅の駐車場で愛車のクロの新しくAmazonで購入した、
スマホホルダーにiPhone14をセットして、サイクルナビアプリを起動し、
サイコンを起動させた。
「(さて、今日は、平日、しかも、朝の通勤ラッシュ、下手な道を行けば事故に遭う、安全な道を行かなければ)行って来るよ、シズク(愛犬の名前)」
三葉は、愛車を走らせて、約数分後、
「あっ、サイクリンググローブをするのを忘れていた」
三葉は、一旦、止まり、鞄のポッケから、
サイクリンググローブを取り出して装着した。
「これで良し、さぁ~目的地までの道は、知っているから、
アプリのナビは、使わずに、サイコンだけで、行くとして、取りあえず旧道を進むと」
三葉は、通勤ラッシュの交通量の多い旧道を進み、片側3車線に途中でなっている広い道に出て、交差点で、歩行者専用信号の色が、変わって役所側に渡り、そのまま、直進して、歩行者分離式になっている、官公庁の交差点を渡り左折して、
直進して、地方銀行本店が有る、交差点を右折して、直進をしばらく進み、
四つの地下道が、有る交差点に到着して、自転車を降りて、自転車を押しながら、
地下道を進み、目的の出口に出て、地下道を後にする、
三葉は、とりあえず橋を目指していた。
「(とりあえず、ここまで、無事に来れた、旧国道、相変わらず、混んでいたなぁ~
さて、ここは、歩道が、有る上に、自転車も通行可だから、安心して行ける)」
三葉は、橋の手前の交差点で、信号が、青になので、反対側に渡り左折して、直進した。
「(ここまでは、順調、残りは、この先の交差点を右折して、橋を渡って、直ぐの交差点を左折して、しばらく直進だなぁ~)」
三葉は、脳内で、ナビを起動していた、そのナビ通りに進んで行った。
橋を渡っている途中で
「わぁ~あの山、綺麗に出ているシャッターチャンスだ」
三葉は、橋の途中で、止まり、くっきり見える山を1枚撮り終わると、
再び漕ぎ出した。
しばらく進み
「(さて、そろそろの筈)」
三葉は、見晴らしよい、田園地帯に入り、左側を気にしながら進み、
撮影ポイントを探して、
「あっここだ」
何度か、テストをして、目的地に到着した、三葉は、コンデジとiPhoneでの写真を撮影して、iPhoneでの写真は、母親にその場でLINEを送信した。
「さて、目的も果たしたから、帰宅しながら、色々撮りましょう、その前にお花摘みに、近いコンビニは、~と」
三葉は、サイクルナビで最寄りのコンビニを調べると、
現在地から、2キロの所に一件あった、三葉は、ナビにそのコンビニを目的地に設定して、向かい、無事にコンビニに到着して、お花摘みを終えて、買い物を終えて、
イートインが、併設されていたので、店員さんに、使用の許可を貰い、
早めのランチタイムにした。
「今日のおにぎりとおかずは、何だろう、楽しみ」
三葉は、母親の手作り弁当を楽しみだった。
その内容は、塩昆布のおにぎりが2つ、
おかずは、赤いウインナー4本、卵焼き2切れ、キクラゲの惣菜、
豚肉の麹漬けが4切れ、プチトマト1つ、野菜の和え物、豆乳ココア味ミニ1つ、
こんにゃく畑ゼリー6個、コンビニで購入した唐揚げ、塩と醤油味各1つ、
飲み物スポーツ飲料、以上が、三葉の本日のランチメニュー
「(ご馳走様でした、お母さん、今日も、美味しかったよ)」
母親に心の中で、感謝して、コンビニを後にした。
「(うーん、来た道を、そのまま、戻るのは、味気ない)」
三葉は、コンビニを出て右折して、橋の手前の交差点で信号待ちをしていた。
「(そうだ、河川沿いに、サイクリングロードが、有ったはず、帰りは、
そこを利用しよう)」
交差点の信号が、青になるのを確認してから、交差点を渡り、
橋を渡る途中で、防風板が途切れを見つけて、そこで、1枚撮り、再び漕ぎ出し、
サイクリングロードに入り何枚か写真を撮り、休憩しながら、無事に帰宅した、三葉だった。
「ただいま」
「お帰りなさい」
「お姉ちゃん、お帰りなさい、撮影は、どうだったの?」
母親、道流の順番で、三葉に声を掛けた。
「良かったよ、ウエイトとサイクリンググローブのおかげで、楽だったよ」
三葉が、笑顔で、二人の質問に答えた。
「お姉ちゃん、後で、撮影した写真見せてね」
「良いよ~楽しみにしてね、シズク散歩に行くよ」
三葉は、少し休んで、愛犬シズクの夕方の散歩に行った。
10分位の散歩から帰宅した三葉は、自身の持つプリンターで愛機のカメラで今日撮影した、写真を何枚か現像し二人に見せた。
「こんなにも、見晴らしの良いところが、有るのねぇ~ここって、車でも行ける場所なの?」
母親は、いつか、自分で、この場所に行きたいと思っていた。
「行けるよ」
三葉の答えに母親は、喜んだ。
「お姉ちゃん、次の撮影場所は、何処に?」
道流が、次の撮影場所を聞いて来た。
「うーん、そうだな、サイクリングロードを利用すれば、時間は、掛かるけど、
安全に内陸に行けるから、その道中の撮影かな」
今日は、撮影中~今日も、良い写真が撮れた~SD1枚目 永遠の絆 @bannku
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