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人間世界ミドワルト

◆ミドワルト(16)

人間の住む世界。

およそ1000年の歴史があり、輝術文明が栄えている。

大国にのみ存在する輝工都市アジールと呼ばれる都市では、輝鋼石から引き出したエネルギーを動力とする機械マキナが利用されている。


現実世界と対比した文明水準は、輝工都市アジール内部が近代レベル、それ以外の地域は中世から近世初期レベル。


過去には人類同士の戦乱や、異界から大量のエヴィルが出現した魔動乱などの混乱もあったが、現在はおおむね平和な時代になっている。



◆五大国(145)

大輝鋼石を有する五つの大国。

輝術や機械マキナの源を独占しているため、他の国家と比べて圧倒的に強い力を持つ。


南部のファーゼブル王国。

東部のシュタール帝国。

中央部のセアンス共和国。

西部の海洋国家マール。

北西部の新代エインシャント神国の五か国。



◆五大国以外の地域


 ・スティーヴァ地方(48)

 ファーゼブル王国を含む周辺地域。南部古代語圏。

 かつてのスティーヴァ帝国の中心地。


 ・グラース地方(213)

 シュタール帝国西方にある小国が乱立する地域。


 ・北方地域(474)

 シュタール帝国、グラース地方から見た北にある地域。

 人口は少なく大きな国も少ない。

 文化的には新代エインシャント神国に近い。



◆四方の人外魔境(145)

ミドワルトの人類生存圏を囲むように存在する四つの異境。

人が住める環境ではなく、近年まで調査すらされていなかった。


東の深淵の森。

西の奈落の滝。

南の不毛の砂漠。

北の極寒の氷の地。



◆狭義のミドワルト(50)

人類世界のうち、五大国とその周りの文明圏のみを指す言葉。

文化的に断絶している東国や未発見の地域を含まない。



◆東国(50)

深淵の森のさらに東にある狭義のミドワルトとは異なる文明圏。

大賢者一行の調査までは存在そのものが懐疑的だった。

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