経立(ふったち)への応援コメント
朝吹様
初めまして。方角企画から参りました。
文章力があって、とても読みやすくも迫力がありました!
奇譚と言う感じなのでしょうか。でも、原始の邑が時空を超えて時折この山に出現するような不思議な感覚になりました。
死してもなお、意識が山に宿っているような感じですね。折角来るなと叫んでも探しにきてくれそうな葛西さんの運命が心配です。
方角はフィンディル様の感想を読んでしまったので、今更になってしまっていますが、私的には西味を感じました。
作者からの返信
☆涼月☆さま
はじめまして。方角企画とはどのようなものなのかをまったく理解していなかったので、今さらながら滝汗が流れております。フィンディルさんの感想もちらっと見に行ったらなんだか熱意をこめてきちんと語られていて、ひいいいいとバックしてしまいました。
あんなに考えて書いてない……勇気が出たら読みます……。
今のところ北、西、が皆さんの感想によく出てくるので、きっとそのへんなのでしょう(もう分からない)
何もかもが科学で解明されるような時代ではありますが、昔の人の眼になると、日蝕や蜃気楼などもそれはそれは不思議なものだったことでしょうし、そういう感覚をどこかで持ちながら小説は書きたいと想っております。
読んで下さってありがとうございました。
経立(ふったち)への応援コメント
企画から来ました。
これはよくできた怪異譚ですねー。フィンディルさんのコメントにもあるようにどこまでが現実なのかわからなくなります。途中で時制が狂うのも計算ずくと見受けられました。
死んでもなお一人称が継続するところ迫力があります。面白かったです。
私はもっと西寄りにしてもいいかもと思いました。
作者からの返信
ゆうすけさん
ありがとうございます!
実は~実は~フィンディルさんの東西南北の趣旨をわたしはまったく理解しないまま、
あ、何か企画がある~ぽいっ
とエントリしたような人間でして、北はエンタメかぁつまり俺TUEEEEみたいな奴だよね♡ とこんな感じにしかイメージしておらず、もう生まれ直せというほど迂闊すぎた参加者だったのです。
思いのほか読んで下さっている方が多くて、本当にありがたいです。
けっこう力業で書き切った感じがありましたが、いろんな方がいろんな解釈をして下さっていてそれを読むことで勉強にもなりました。
経立(ふったち)への応援コメント
初めまして!フィンディルさんの企画よりお邪魔させて頂きました。
得体の知れない村での、不思議な体験。言葉の通じない村人に、なんだか不気味な風習…私には、かなり恐怖に感じられました!
流麗な文章で色々なシーンが鮮やかに目に浮かび、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読了してしまいました。
実は遠野物語って、タイトルは知っておりますが、まだ未読でして。
民話のようなお話ですよね?有名なのに、お恥ずかしい限りです。
経立、というのも初めて聞いたのですが、なんだか情緒ある言葉ですね。
でも、ベースを知らずとも、なんとも不思議な物語、大変楽しませて頂きました。
また、まさかの主人公死亡&葛西の、ミイラ取りがミイラに…のような不穏なラスト。なんとも不気味で、怖かったです。
方角は、初心者過ぎて分かりませんが…なんだかもやっと残る感じが、西…とか?あ、でも、全然的外れかも、すみません^^;
不思議で不気味なお話、読ませて頂きありがとうございました!
作者からの返信
愛崎アリサさん、はじめまして。
遠野物語はこちらで読めます(^^)
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/52504_49667.html
冒頭にふってある番号が↑のなかの番号なので、参照にされて下さい。
こういうのが好きな人には原点みたいな位置づけなのですが、知らない人はまったく知らなくて当然です。わたしも知らないジャンルは全く知りませんから。
「遠野物語」を元ネタにして何か書いて下さいという企画と、方角はどっち? 企画を重ねて書かせてもらったものになります。「遠野物語」を知っている方にとっても新しい「遠野物語」を読んでいる気分になって欲しいかな~という感じで書いていました。
それにしても経立、本当にまったく読めませんよね~。
こちらの作品は得たいの知れないふしぎ感を残すことを意識したので、愛崎さんのように、もやもやとしてもらえたら大変に嬉しいです。
読んで下さってありがとうございました。
経立(ふったち)への応援コメント
フィンディルさんの企画より拝読させていただきました。
読み応えのあるお話で、しっかりとした筆力を感じました。
おもしろかったです。
方角については、私は真北かなと感じました。
物語としてしっかりと構成され、幻想のようなストーリーもあえて明らかにされない謎の要素も、この物語を物語として読み応えのあるものとして機能させるよう隙なく配置されたものだと思います。
完成度の高さの証左としての真北、という印象です。
作者からの返信
雨蕗空何さん
こんにちは。企画に初参加してみました。
東西南北の決め方がよく分からないのですが、真北というと純粋に楽しんでいただけたという感じで嬉しいです。それぞれの方角に集まる作品もまとめてみたら、西も東も南も、きっと作風や文体はバラバラなのでしょうね。そこが面白いですね。
読む人を選ぶような話かとは思うのですが、比較的みなさん、謎は謎のまま後味を残して味わって下さっていたので、感想までいただけてほっとしました。
ふしぎなお話ですが、読んで下さってありがとうございました。
経立(ふったち)への応援コメント
遠野物語企画へのご参加ありがとうございます!
とても不思議で重みのある小説、非常に好みです。
学者、という事象を解読する立場からの視点でありながら、作中で提示されるものにはこうだろう程度の説明のみで、まるで読者側が学者になるかのような作りにとても楽しめました。
あれは一体何だったのか、と何度も読み返したくなる作品、拝読させていただきありがとうございます。
作者からの返信
染谷市太郎さま
企画に参加させてもらっております、ありがとうございます。
好みが分かれる作風なので、非常に好みと云っていただけて舞い上がりました。
遠野物語はそういえば読んだな~という程度で深堀りしたこともないのですが、柳田邦男先生は真面目過ぎて、土着的な村人たちが当然のように繰り広げる艶話には難色を示し、聴き取ったものもかなりその部分を割愛しているような話をきいたことがあります。
きちんと残していれば原始的な何かを記録できたかもしれません。
レビューも入れていただき、まことにありがとうございました。
経立(ふったち)への応援コメント
企画から拝読いたしました。
最初主人公が聞いた不気味な声は、百年前に亡くなった学者が同じように警告していた、ということでしょうか。
葛西は主人公の声も虚しく、あの邑にたどり着いてしまうのでしょう……。
読んでいる私自身も、邑に迷いこんでしまったような気持ちになる、不思議な魅力のある作品でした。
タイトルの単語を知らなかったので調べてみたら、なるほど!と思いました。そうすると、あの邑の人々は……と想像をかきたてられるタイトルですね。
作品の方角は北西かなと思いました(私も初参加ですので、正直方角については疎いです)。
作者からの返信
泡沫希生さん
東西南北で作品の方向性を表すなんてすごく面白い企画ですよね。あまり明確に説明しないあたりは実験的要素が入るのかなと想ったり、タグつけにものすごく迷いました。
もしかしたら読んだ人によってまったく違う方向をつけてくれるのかも知れません。樹海入りするのもまた一興です。
泡沫希生さん、次回に同じ企画があれば「希生」でお話を書いてみてはいかがでしょうか。
「泡沫」と表裏一体になった掌篇がお書きになれるような気がします。
読んで下さってありがとうございました。
経立(ふったち)への応援コメント
「死の寸前に覆いかぶさってきたもの」は一体なんだったのでしょうか。最後の段落で主人公は何を止めようとしているのでしょう。
設定など非常に興味深く、文章もわかりやすいので、北を感じますが、あえて疑問を残していらっしゃるところなど、東南っぽいなと思います!
こちらの作品、フィンデルさんの感想が楽しみです。
作者からの返信
かしこまりこさん
かしこまりこさんだなんて、笑わせに来てんのかと絶対に忘れない筆名で、一瞬で脳内に刻まれてしまいました(^^)
東西南北それぞれの解釈が人によって違うようなのですが、小説はすべてエンタメにくくろうと想えばくくれるので、もしかしたら全員が北かも知れませんね~。
ふしぎ要素を残そうと意識したので、すっきりしない想いで読み終えて頂けたらこの作品については私的には成功としています。
読んで下さってありがとうございました。
編集済
経立(ふったち)への応援コメント
はじめまして! おはようございます、水木レナと申します。
経立とはなんだろう、と思いながら拝読しました。
遠野物語……どういったものか知識がありませんでした。
どうも昔話の伝承らしいと思って読み進めました。
文章は高貴で凛としています。
読むことはできるけれど書くのはどうかな、と一瞬考えました。
こちらは専門知識がないと書けないものの気がします。
でも、読めるのはなぜだろう。
歴史書みたいにむつかしいのに、ストーリーがおもしろく、遠野物語が有名なのがなんとなく伝わりました。
主人公が非業の死を遂げた後にも物語が続くところがおもしろかったです。
出典はたぶん紙の本ですよね。
遠野物語のおもしろさ、全然知識のないわたくしにもわかるでしょうか。
方角は真北と思いました。
*わあ! ご紹介ありがとうございます。
作者からの返信
水木レナさん、こんにちは。
二月の朝に相応しいようなきれいなお名前ですね。
経立とは何? ……ですよね。
そうなんですそうなんです!
要項には、「前提知識なしで読める作品でお願いします。」とあるんです。
めっちゃくちゃ迷いました。
でも規定違反なら削除して下さるだろうことを期待して、他の募集企画にもひっかけるかたちで、エントリしてしまいました。
「源氏物語」と云われたら、通読したことはなくても何となくイメージはありますよね。「ポケモン」と云われたらゲームをしたことはなくても、「朝ドラ」と云われたら観たことはなくても、イメージはだいたい浮かびますよね。
でももしかしたら「源氏物語」なんて生まれてはじめて聴きましたという人もいるかもしれないのです。
「雪女」は誰もがストーリーを語れても、「雪の女王」だと分からない人が多かったり。
「遠野物語」と云われた時に、なんとなくあの感じだな~と分かるのならばOKなのか、それとも万人がしっかり元ネタを知っていることが前提なのか? なのです。
そして遠野物語は「雪の女王」に相当するので、本当に本当に迷いました。
「遠野物語」とは伝承みたいなやつです、それであってます。
ふしぎの詰まった日本昔話の、上位互換みたいな内容なのです。
こちらで読めます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/52504_49667.html
民話や昔話が好きな方ならみんな知っている作品なのですが、そうでないとイメージすらも沸かないかも知れませんよね。
「方角はどちら?」企画に合わせて書き下ろしたことには間違いないので、判断は企画主さまにゆだねることにしました。
違反に引っかかって削除となっても、落ち度はわたしにあります。
それなのに最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
>方角は真北と思いました。
とても面白い企画主旨で、方角はどれを選んだらいいのかな~と楽しく迷っていました。
真北ですか!
そんな気になってきました……笑
コメントありがとうございました(^^)
経立(ふったち)への応援コメント
朝吹様
おっ、朝吹さんの新作だ!
月曜日の朝、嬉しくなって早速拝読させていただきました。
毎回期待を裏切らない、The 小説! 朝吹様の独特の世界観でした。
自由自在にこんなにも巧い文章で面白いお話を生み出せるなんて凄いです。物語はどこからやって来るのでしょうか?
主人公の准教授が背後に感じた気配の正体は何だったのでしょうか?
邑人たちの正体は?
『経立』
妖しくて不思議な、あとを引くようなお話でした。
読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
こんにちは!
いやいやブロッコリー食べましたさんのような、ユーモアと勢いのある学園もので、メイン男子がドがつく天然、周囲が一見紳士風なのに中身は前のめりでやる気満々な野獣なコメディを書く才能はわたしにはないですよ。
テンポのよい軽快なBLなので漫画になったら映えそうに思います。とくに夢おちの部分など。
原案コンテストがあったら是非応募してみては。
多分わたしがBLを書いたら青年貴族たちのお耽美路線になっちゃうと想います。
「遠野物語」がオチのない不思議現象を集めたものになるので、狐に騙されたような感じが残って下されば本望です。
多くの方が「遠野物語」を原案にしていろんなかたちでお話を作っているのですが、今回は現代の遠野物語を創る気持ちで選んでみました。
読んで下さってありがとうございました。
経立(ふったち)への応援コメント
企画にご参加いただきありがとうございました。
淡々とした筆致は人を選びそうではありますが、一本筋が通っていると感じました。
では、よき執筆活動を続けられますよう。
作者からの返信
加茂野淡明さん
こんにちは!
企画に参加させてもらっております。
あまりお好みではなかったようなのに、コメントと評価も入れていただき恐縮です。
渋いコメントに痺れました。
また何かの機会がありましたら、よろしくお願いします。