第70話 六歳 誕生日プレゼント 2
エアルリーザ様に贈る竜騎士エアルリーザ様は四種類作った。
圧縮魔法を教えた時のファイアドラゴン(火竜)と水竜と風竜と土竜に跨がったエアルリーザ様。
火竜は空の○者を参考、戦闘時は燃えている。使役者(テイム)は魔力の繋がりがある為、燃えない熱を感じない。鱗の色は真っ赤。
エアルリーザ様は赤と白の鎧ドレスに、片手剣と盾を追加。
ポーズは火竜に跨がるエアルリーザ様が凛々しい表情で剣を突きだし出撃開始の合図を出している。
燃えている炎の色の塗りが難しかった。
水竜は○海の王を参考、少し蛇よりで滑やかな感じの身体や鱗。使役者(テイム)は魔力の繋がりがある為、水中呼吸が出来るようになる。鱗の色は青や濃い青系統。
エアルリーザ様は露出控えめ水着装備に三叉槍。
ポーズは水竜が空へブレスを穿き、エアルリーザ様が三叉槍を掲げ勝鬨を上げている。
水が滴るエアルリーザ様の表現と塗りが難しかった。
風竜は風翔○を参考、少しスリム。鱗の色は濃い緑系統。
エアルリーザ様は和服防具にエアルリーザ様の身長より少し長い大太刀。
ポーズは風竜が翼を畳み急降下、相手とすれ違い様にエアルリーザ様が大太刀を振り下ろしている。
急降下で流れる髪が難しかった。
土竜は可愛い岩竜を参考、ずんぐりむっくりな竜。鱗の色は茶系統
エアルリーザ様は全身鎧に騎槍。
ポーズは土竜の突進に合わせて騎乗しているエアルリーザ様が騎槍を突き出している。
「これって。」
昼前から始まったエアルリーザ様の六歳の誕生日会が終わった。
ご招待をいただいていたが、身内だけの小さな誕生日会だと言われても、オルヴェルド公爵派閥の貴族様とその子息令嬢がお祝いに来ていたから、たとえ公爵当主様の命の恩人だという理由で参加でも平民だから、参加を辞退した。
辞退すると悲しげな表情をエアルリーザ様が浮かべ、撤回したくなった。
オルヴェルド公爵家だけだったのらこっそり参加していた。
オルヴェルド公爵家の方々は皆良い人達だから。(エンダースは除く。)
長男のエンダースのような貴族様の方が多いと聞いたから、仕方がない。
参加してエアルリーザ様とお話ししていたら、面倒事が起こるし、平民なんかと……とエアルリーザ様が軽蔑されるかもしれない。
そんなエアルリーザ様にとってマイナスになることが起こり得るから参加を辞退したんだ。
誕生日会が終わるのを待っていた。
もちろん誕生日プレゼントを渡すためだ。
誕生日会が終わりエアルリーザ様が十分なお休みを取ったと彼女の専属侍女のメリルさんから聞き、エアルリーザ様のところに案内してもらった。
辞退した時とは違い、笑顔なエアルリーザ様に迎えられた。
誕生日会、楽しかったんだな。良かった……
「誕生日おめでとうございます。」と言い、アマミツやドライフルーツなどをプチボックスから出していき、本命の圧縮プチアースの火竜の竜騎士エアルリーザ様を出した時エアルリーザ様がそれを見て声を上げた。
「これは触っても、持ってもらっても大丈夫です。」
「本当?」
「はい。」
圧縮魔法の時に見せたプチファイアドラゴンを思い出してかエアルリーザ様はゆっくりと手を伸ばしていた。
「ひんやりしているわね。」
「石みたいな圧縮した土だからですかね?」
話をしながら他のも出して置く。
「これは土なの?」
「はい。圧縮プチアースで作り上げ、色付けしました。」
「あの時のドラゴンライダーと一緒なのね……」
エアルリーザ様は火竜を静かに置き、水竜、風竜。土竜を順々に手に取り、真剣な表情で黙々と鑑賞していた。
可愛美しい……
エアルリーザ様を視界に納めつつ鑑賞している間にメリルさんに案内やエアルリーザ様の様子を教えてくれたお礼に俺特製ドライフルーツとアマミツを渡しておく。
エアルリーザ様一筋同志だし、これからも教えてほしいからね。
「ラハートフ、素晴らしい物をありがとう。」
「そう言ってもらえて良かったです。」
エアルリーザ様が火竜竜騎士を胸に抱きながら、笑顔で言ってきた。
俺が作ったものを抱えながら笑顔でありがとうって……
今日、最高の日かよ……
エアルリーザ様!生まれてきてくれてありがとう!
誕生日おめでとうございます!
ーーーーー
あとがき
AIイラストで四種類の竜騎士エアルリーザを作成しようとしましたがうまくいきません。
https://twitter.com/yamamunenecoshi/status/1738720702470279562
良い感じのが出来たら、近況ノートかツイッターにあげます。
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