「書きたい」じゃなくて「書いた」なら言ってもいいと言うけれど…
「久しぶりに王道現代ファンタジーラノベが書きたいhttps://anond.hatelabo.jp/20230407115938」というはてな匿名ダイアリーに寄せられていたブックマークコメントに、ジョジョのプロシュート兄貴をもじった「「書きたい」じゃなくて「書いた」なら使ってもいい」的なものがあった。
自分の状況に照らし合わせて考えると、なかなか厳しい言葉である。
すでに進めている作品があって、完結が見えないのに別に新しく「王道現代ファンタジーラノベ」を書くとなると、完全に手に余ってしまう。
作品のアイデアだけで楽しめるショートショートなら連載の手間に仕上げることも考えられる。しかし、「王道」となると内容をある程度、書き進めてこそ意味を持ってくる。設定を陳列しただけでは受けないし、本人も満足できないだろう。
できれば完結まで行きたいと思ったら、もっと大変で今進めている作品を投げ出す覚悟が必要かもしれない。凡人には設定やキャラクターを並列で記憶しておくのも大変だ。サポートしてくれる編集者もいない。
そんな事情もあって件の人物は「書きたい」と願望を漏らしたんじゃないかと想像する。「味変」みたいな要素もあるかもしれない。
実際には進めている作品がなくて日常生活に余裕があるなら是非書いてほしいとは思う。
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