第19話 隆史の帰国…
空港で首を長くして待っているのは…姉の梓(あずさ)だ☆
「確か…この飛行機なんだけどな…」
梓は到着ロビーの出口で隆史を探していた。
「姉さん…ただいま♡」
見覚えのある隆史の姿を見て梓は大きく手を振った…
隆史の姿が梓の所まで来ると、どちらからともなくハグをして再会を喜んだ…
「タカ…長旅で疲れたでしょう…今日はゆっくり休むと良いわ♡」
梓の言葉に隆史は癒される思いがした…
夕方になって梓とアパートでご飯を食べる…
「NY(ニューヨーク)はどうだった?」
「行って良かったよ…色々 店作りの参考になった。」
梓は隆史の口数が少ないのが気になった。
[疲れているからなのか…今後の計画で頭がいっぱいなのか? もっといっぱい隆史と話したいのに… ]
梓は隆史の口の端に付いたご飯粒を指で取って食べた♡
その仕草に隆史は胸がキュンとなった♡
「姉ちゃん♡」
隆史は梓に口付けた♡
「タカ…姉ちゃん…寂しかったよ♡」
今度は梓のほうから隆史に口付けをする…
…………………………………………………
☆『懐かしい時が甦(よみがえ)る…
少年の時の忘れ物…
ここへ来れば見つけられる…
ナイトスポット《東京スピンドール》』☆
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます