第9話
七月三十一日。
テスト期間が終わり、自己採点で無事に惨敗が確定したユウは罰ゲームを果たすため、町一番の花火大会に来ていた。
町一番と言っても打ち上げ数は五百発程度で、県庁所在地である隣町で行われる数千発のものと比べても雲泥の差であった。
しかし地元の人々は近場で花火を見られるとあって、毎年結構な賑わいを見せていた。今年も例外ではなく、河川敷に建ち並ぶ夜店ではカップルや家族連れで賑わっていた。
その喧騒から少し離れた場所で立っていたユウは慣れない浴衣に身を包み、何かを探すように辺りを見回していた。
そのとき、意識してなかった方向から肩を叩かれたユウは体をびくつかせ、咄嗟にその方向を向く。
『お待たせっ』
先がギターの形になったかんざしで一つにまとめられていた黒髪。白色の生地に水墨画のタッチで描かれた無数の金魚たちが泳ぐ浴衣。鼻緒に音符のマークがあしらわれた下駄。
そこには水族館デートの時とはまた違った大人っぽさが滲み出たルミが立っていた。
『って、なんでそんなにきょろきょろしてるの?』
「いやだって……」
ユウは言葉を濁らせながら人混みの方に目をやる。
前回の水族館デートとは違い地元開催というこの場において、多くの地元民が集まるのは必然であった。それはすなわち、同じ高校の生徒たちと出会う確率も十二分にあり得るという事であり、浴衣姿で二人並んで歩いている姿を見られた暁には、翌日の学校で噂が立ち込めるのは必至であった。
おどおどするユウの様子で全てを察した途端、ルミは持っていた巾着をユウの横腹にぶつけた。
「いてっ」
『あー分かった。私のこと気遣うふりして罰ゲームから逃れようとしてるんでしょ』
「そんなんじゃないって。僕はただ増田さんのことを思って……、いてっ」
再び横腹を巾着が襲う。
『そんな気遣い要らない。別に私はどう思われてもいいし。それに今日はあんたの歌詞作りのためでもあるんだからね』
「分かってるよ……」
横腹を摩りながら渋々と答えるユウ。元はと言えば最初に決まっていた罰ゲームは、卒業まで商店街のコロッケを奢り続けるというものだった。しかし歌詞の進捗状況を聞かれ芳しくない事を伝えると、急遽『夜店で私の欲しいもの全部買う』というユーチューバー企画のような罰ゲームとなった。
『分かってるなら、やることあるでしょ?』
弄ぶような顔で躊躇いもなく手を差し出すルミ。その唐突な行動に緊張と興奮、そして少々の恐怖感を覚えたユウは少しずつ手を近づける。
その最中、不意にある疑問がユウの頭を過る。
前回の水族館デートといい、何故ルミは好きでもない男にここまで完璧な彼女を演じようとするのだろう。今思えば今日浴衣の着用を義務付けられたのも、私が着るんだからそっちが着るのも当たり前という、ルミの言葉としてはどこか説得力に欠ける理由だった。それに夜店で奢ってもらうのも、僕の歌詞作りに協力するのも、別に浴衣である必要はない。
だとすれば、ルミはただ浴衣を着て花火大会に来たかっただけではないか。
だけどそれなら、別に僕とじゃなくてもいいはずなのに……。
脳内で様々な憶測が交錯する中、やがて手と手が触れ合う寸前にまで近づいた。その刹那。
『あ』
何かを思い出したかのように手を引くと、またもや横腹に巾着袋を叩き付けた。
「……次はなに」
『あと次苗字で呼んだら、かんざしでぶっ刺すから』
殺意に満ちた表情でそう告げると一人夜店の方へ歩いて行った。ユウはじんとじんと痛む横腹を抑え後を追う。
河川敷の一本道を挟むようにして作られた夜店道には、威勢のいい店主の声と様々な食べ物の匂いが入り混じり漂っていた。
その中を財布片手に付き人のよう歩いていたユウは、ルミが足を止め指差す度に商品を買っていった。
食べたことないからという理由で巨大わたあめを買わされ。夜店の照明を浴び綺麗だからという理由でりんご飴を買わされ。花火見ながら食べるからという理由でベビーカステラを買わされ。『あんたもお腹すいたでしょ』という無用な気遣いで焼きそばを買わされ。『何かあんたが食べてるとこ見てたら私も食べたくなってきた。あんたのは嫌』という支離滅裂な理由でもう一つ焼きそばを買わされ。熱いもの食べたら冷たいもの食べたくなったという子供のような理由でイチゴのかき氷を買わされ。
「……」
気がつけば財布の中にいた福沢諭吉は野口英世一人になっていた。
『ねぇ、次あれやりたい』
そんなこと気に留めようともせず、ルミは子供のような無邪気な顔で金魚すくいを指差す。
「もうお金が……」
『はぁ⁉ まだ全然遊んでないんだけど⁉』
雅な浴衣には似合わぬ鋭い言葉を浮かばせながらぐっと詰め寄るルミ。事情を知らない人からすれば、無言で圧を掛ける女と詰め寄られる男という構図は不自然極まりなく、周りの視線を買っている事に気づいたルミは素早く体を離した。
『分かったわ。じゃ金魚すくいで私に勝てばこの代金は払ってあげる。その代わり負けたら、後日倍にして返してもらうから』
ユウはそのギャンブル漫画に出てきそうな条件を渋々了承した。というより、そうする他なかった。
ルミは千円札を取り出し店主に渡す。それと引き換えにポイを二つ受け取った。
『絶対に負けないから』
闘争心が漲った鋭い眼光でポイを一つ手渡す。
「もちろん僕だって」
負けじと勇ましい面持ちでポイを受け取り、浴衣の袖を捲る。
そうして二人は一斉にポイを水に浸けた。その三秒後。
『あ』
ルミは中心にぽっかりと穴が開いたポイをじっと見つめる。もちろん片手でつまんでいた銀の桶に金魚は一匹も泳いでいない。
集中していたユウはそんな悲惨な事態が発生しているとも知らず、次々と金魚をすくっていく。やがて桶の中が数十匹の金魚でひしめき合った頃、ようやくポイが破れた。
「あー、昔はもっといけたのになぁ。で、そっちは何匹だった?」
多少の高揚感を残ったままルミの桶に視線を向ける。するとルミは恥ずかしそうに桶の表面を手で覆いそっと遠ざけた。
「……もしかして初めてだった?」
『うるさいっ! 次いくわよ次!』
頬をぷくっと膨らませ顔を背けると、スッと立ち上がり、その場から逃げるようにして店を後にした。
その後もスーパーボールすくいでは先程の二の舞となり、輪投げでは絶望的な投擲で店主に輪をぶつけるという大惨事を起こした。ヨーヨー釣りでは釣り上げれたと油断した瞬間持ち手の紙部分が千切れ、落ちた衝撃で跳ね返った水で浴衣を濡らした。
惨敗が続き、溜まりに溜まったイライラを体現するように下駄を執拗に地面に擦らせながら歩くルミ。
そうして夜店道も終盤に差し掛かった頃、突然足を止めたルミは、でかでかと五発五百円と書かれた射的屋の看板を指差した。
『最後はあれで勝負だから!』
「もういいんじゃ……」
『絶対いや! 最後は私が勝って終わるんだから』
二人分のお金を払い巾着をユウに押し付けるように渡したルミは、ルールも告げぬまま射的銃構えた。
『見てなさいっ』
片目を瞑り最下段のキャラメル箱に銃口を合わせる。息を止め十分に狙いを定め発射されたコルクは、箱上部に的中し見事倒すことに成功した。
『ほらっ! やっぱり倒れた!』
本人も本当に倒れるとは思っていなかったのだろう。振り返り向けられた表情には喜びと少々の驚きが入り混じっていた。
続く二発目。またもや最下段に立っていたキャラメル箱に銃口が向く。どうやら倒した数で勝敗が決まるらしい。
『ひれ伏せっ!』
物騒な言葉と共に発射されたコルクは再び的中したものの、当たったのは右下だったため倒れる事はなかった。
『裏切り者め』
斜めになった箱を睨みながらコルクを込め、殺気漂う視線で次なる獲物を探す。
三発目。次に狙いを定めたのはカエルの指人形だった。大きさはキャラメル箱より小さかったものの、当たれば確実に台から落ちる場所に立っていた。
『喰らえっ』
最早見慣れた言葉と同時に放たれたコルクはカエルの胴体に的中し、押し出されるように台から落ちた。
鼻を鳴らし得意げな顔で振り返るルミ。その余裕溢れる様子にこれまで楽勝で勝ってきたユウは若干の焦りを覚えた。
が、そんなユウの思惑に反し、続く四発目五発目は不発に終わり、合計二ポイントで終わりとなった。
『言い忘れてたけど、同点だったら私の勝ちだから』
圧倒的不利な特殊ルールを告げられながら射的銃を手渡されるユウ。
どうしても勝ちたいオーラむんむんの今のルミに何を言っても無駄だろう思い反論を諦め、神経を研ぎ澄ましキャラメル箱に銃口を向ける。
パンッ──
倒れるキャラメル。
パンッ──
落ちるカエル。
パンッ──
もう一匹落ちるカエル。
一時期趣味でやっていたFPSゲームで培われたエイム力が功を奏し次々と倒れていく的たち。
早くも勝ちが確定し四発目のコルクを込めようとしたとき、ただならぬ気配を察したユウは徐に振り返る。
そこにはプライドをずたずたに引き裂かれ、今にもはち切れそうなふくれ面をしたルミが目を潤ませながら立っていた。
これまで見たことない様子を目にしたユウは咄嗟に、あたかも最初から勝負など無かったかのような物言いで言葉を掛ける。
「……何か欲しい物ある?」
気に掛けられている事に気づいたルミは不機嫌そうにそっぽを向きながら、ひな壇の最上段を一瞥する。
そこにあったのはペットボトル程の大きさの透明の筒。中にはギターの形をしたイヤリングが輝いていた。
キャラメルとは比にならない程の安定感に加え物理的な距離もあったそれは、高難度である事は間違いなかった。だが自分から言ってしまった反面、今更変えてくれとも言えず、ルミから放たれるプレッシャーをひしひしと感じながら銃口を向けた。
パンッ──
放たれたコルクは筒の中心を捉え──だが高さが足りず、一瞬傾いただけで倒れ切らない。
残るはラスト一発。更に勢力を増したプレッシャーに襲われながらも、ユウは淡々と弾を込める。
もう失敗は許されない極限状態はユウの集中力を覚醒させ、まるで二次審査の時のように周囲のノイズが全てシャットアウトされる。
ゴクリと生唾を飲み、十二分に照準を定める。
パンッ──
二人の切なる想いを背負い放たれたコルクは上部のここしかないという場所へピンポイントに当たり──筒は重力に押し負けるようにして倒れた。
カランカランカラン──。
鳴り響く鐘の音で我に返ったユウは少々怪訝な表情をした店主から商品を受け取り、ルミの元へ戻る。
「これ」
『……別に取って欲しいなんて一言も言ってないけど』
「ふーん。じゃ返してくるね」
そう言い、体を反転させたユウの手首をルミが慌てて握る。
『……返すぐらいだったら、もらっといてあげる』
赤面した顔を俯かせながらそう言うと、筒を引き抜くように手に取り巾着に入れた。
『さっ、行くわよ』
あたかも何もなかったかのように、強引にユウの手を取り歩き出そうとした。そのとき。
ブチッ、と何かが切れる音がルミの足元から鳴ったかと思えば、突如前のめりになったルミはそのまま地面へ倒れ込んだ。
「大丈夫?」
駆け寄ったユウは手を差し伸べつつ足元に目をやる。左の下駄の前つぼが綺麗に切れていた。
『いててて……』
ユウの手を借りて起きたルミは左膝の辺りに走った痛みに顔を歪める。見ると血が白の浴衣に滲むように出ていた。
それを目の当たりにしたユウは屈み背を向ける。
「乗って」
『大丈夫よ、これぐらい』
「傷は大丈夫でも、どの道その下駄じゃ歩けないよ。裸足で歩くのも危ないし」
ぐうの音も出ない正論を重ねられ渋々納得したルミは、ユウの首に手を回し全体重を預けた。
人混みから少し離れた場所まで来た土手でルミを降ろす。
そして手ぬぐいと財布から五円玉を取り出すと、慣れた手つきで切れた前つぼの部分を修復していった。
「これでよしっと」
修復が終わった左下駄を履かせる。前つぼに巻かれた手ぬぐいのグレー色と鼻緒の赤色がミスマッチで少々不格好だったが、そんな贅沢は言ってられなかった。それに、これはこれで趣があっていい気もした。
『……やるじゃん』
「あぁ、うん。僕も昔同じことがあってさ。そのときお母さんに治してもらったの覚えてたんだ」
そう思い出すように話すユウの目はなぜか虚ろで、ルミは妙な違和感を覚えた。
何かあったのかと聞こうとしたとき、再び傷口が痛み走り視線を向ける。浴衣には血が滲みが広がり始めていた。
「絆創膏もらってくる。運営のテントにあるはずだから」
それを見たユウはすぐさま立ち上がり、人混みの中へと駆けて行った。
徐々に遠ざかっていく背中をルミはじっと見つめる。いつもは弱気で頼りない後ろ姿も、その時ばかりは大きく見えた。
やがて人混みに紛れ見えなくなると、ふと釘付けになっていた事に気づき咄嗟に視線を逸らす。
『何やってんだろ、私……』
下の方で流れる川を遠目で眺めながら、失敗続きの自分を咎めるように言葉を浮かべた。
「ぐずんっ……」
そのとき、人混みがある方とは逆側から半べそをかいた一人の幼女がルミの方に歩いてきた。
困り果てた様子にルミは痛みを我慢しながらも立ち上がり、幼女の方へ駆け寄る。
『どうしたの?』
見えないのは百も承知で、一層感情を込める意味で心で声を漏らし、頭を優しく撫でた。
「パパとはぐれちゃって……ぐすっ」
『そっかそっか』
頬から流れ落ちる涙が皺一つないキャラ物の浴衣に落ち染みていく。きっと今日のために買い、着るのを楽しみにしていたのだろう。そんな事を思うと、親とはぐれた寂しさがより親身に感じられた。
迷子のアナウンスもきっと運営のテントへ行けばやってくれるはずだ。そう考えたルミは連れて行こうと幼女の手を取った。
「……知らない人について行っちゃダメって言われてる」
『……だ、だけどこのままだと』
「それに、おねぇさんちょっとこわいし……」
『なっ!』
その一言でルミの全身に漂っていた優しさ一瞬にして消え、新たに怒りに似た感情が込み上げてくる。
が、さすがに大人げないと感じたルミは相手に悪意はないと自分に言い聞かせ、無理矢理怒りを抑え込んだ。
こうなればもうユウに行ってもらうしかないと、諦めるようにして幼女と共に腰を掛ける。
少しして泣きつかれた幼女は、ルミを浴衣をじろじろと見始めた。
「ゆかた、かわいいね」
『でしょ? これ一番お気に入りのやつなの。あいつはなーんにも言わなかったけど』
と、ルミは片腕で膝を抱えつんと唇を尖らせた。
「んん……。漢字はよくわからないけど。わたしはすきだよ。このゆかた」
『ありがと。優しいんだね。……って、えええ⁉』
ルミは目を大きく見開き幼女の両肩をぎゅっと掴む。
『……もしかして、見えるの⁉』
「ん……、えるの?」
幼女はその気迫に少し怯えながらも、きょとんとした顔でルミを見つめ返した。
「……ごめんなさい。まだ漢字わからない」
『そ、そっか』
舞い上がり過ぎてしまった事を反省しつつ、今度は脳内で平仮名で変換してから文字を浮かべる。
『どうして、もじがみえるの?』
「ん……、分かんない。みんなは見えないの?」
『まぁそうなんだけど……。おとうさんとか、おかあさんにはみえないかな?』
「うん、見えないよ。あと、ママはいない」
『えーっと……、いえでしてるとか?』
「ちがうよ。ママはずっといないの」
『ずっと?』
「パパはいつか帰ってくるって言ってるけど、それは嘘なんだよ。知ってるの。ほんとうは病気で死んじゃって、もうどこにもいないって」
『……そっか。ごめんね、そんなこと聞いちゃって』
知らなかったとはいえ、幼い子供に辛いことを話させてしまったという自責の念がルミを襲う。
それと同時にふと先程のユウの虚ろな目が脳にフラッシュバックし──。
「あ、パパ!」
点と点が繋がる寸前。幼女の溌溂とした声に思考を遮られる。
「すみません。うちの娘がご迷惑をお掛けして」
『いえ、迷惑だなんてそんな』
頭を低くする男性に対し、精一杯無言で首を振り応える。
「あのねパパ。このおねぇさんね、体に文字が付いてるんだよ。ほら今もー」
『……』
「何言ってるんだ。ほら、花火始まる前に行くよ」
もしかしたらこの男性も……と思ったが、ルミの予想はことごとく外れ、親子は人混みの中へと戻って行った。
「ごめんお待たせー。って、今の人知り合い?」
片手に絆創膏を持ったユウが入れ違うようにして戻って来る。
ルミはどこか拭いきれないもやもやを抱えながら首を横に振り、再び土手に座った。
「ほらこれ、早く貼らないと」
『貼って』
「え、でも……」
『いいから、早く貼って』
いつものとは少し雰囲気が違うツンとした態度に違和感を覚えながらも、渋々了承しルミの前に腰を下ろす。
そして動揺する気持ちを抑えながら浴衣の裾を膝まで捲り上げ、絆創膏の裏側を剥がしていく。
『ねぇ』
「……どうしたの」
露になった生足に浮かび上がった文字に固唾を飲みながら、傷口に絆創膏を近づける。
『変なこと聞いていい?』
「な、なんだよ急に」
『ユウのお母さんってさ、』
ピタリと言葉が止まった。
見切り発車で言葉を浮かべたものの、その先のユウを傷つけない柔らかい言葉が見つからない。
不自然な言葉の詰まり方と哀愁漂う表情で全てを察したユウは、絆創膏を貼り終わると同時にふっと顔を俯かせる。
ヒュ──ッ、バーン。
その瞬間。二人の間に漂い始めた不穏な空気を吹き飛ばすように巨大な花火が打ち上がる。
夜空を見上げたユウはそれを噛みしめるようにゆっくりと瞬きをし、そっと口を開いた。
「死んだよ。十三年前の今日に」
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