第15話(9わ修正しました
チャットは個別にしか出来ないようで3人に
「また4人で冒険しよ」
と送るとリサとセラは一緒に居るようで
「あたし達次の町を目指すから今日はパスで」
「じゃあしょうがない、ライはどうだろう」
「良いタイミングだ!始まりの町に来たまえ」
「いいタイミング?なんかあったのかな」
気になるため始まりの町にワープする
「着いたけどどこに居るの?っと」
場所が分からないためライに聞くとヌルッとライが横から現れる
「ココダヨ」
「うわ!キモ!」
「キモとはなんだキモとは」
「変な所から出てこられると嫌なんだけど」
「紹介したい人が居る」
(聞いてないし)
「こんにちは〜アイトちゃ〜ん」
筋骨隆々のオカマが大きな盾を背負ってアイトの後ろに立っていた
(おぉ、キャラが濃い)
「どうも、邪剣士のアイトです」
「アタチは騎士のゴンザレス、よろちく」
ウインクを連続で飛ばしてくるがアイトは体を平行移動させて躱す
「んもぉ避けなくたって良いじゃない、あらよく見たら・・・・・・いい男ね」
アイトはライに目線を移動させるとライはニコッと微笑んだ
(なんの解決にもなってないぞ)
「キャラは濃いが腕は確かだ、うちの軍にも欲しいくらいさ」
(軍?なんかの設定かな)
「と言うことでしばらくアイトちゃん?イチャイチャしましょうね」
「あ、絶対無理です」
まずはお互いの戦力を確認することにする
ゴンザレスはレベル9の騎士で鉄シリーズの装備を使用しているようだ
「そろそろ装備を更新したいのよぉ、良い子紹介しなさいよ」
良い子を紹介と聞くと少し怪しく感じてしまうが生産職を紹介して欲しいということだろう
「ということなんだがアイト、君なら誰か知っているんじゃないかと思ったわけだ」
アイトの装備は初期の装備ではないためどこかで強化したと予想したのだろう
「ライオ・・・・・・ライちゃんったらプレイヤーとの交流が全くないんだもん」
(名前は覚えられないよね)
変なタイミングで納得をしてしまったが
「それなら鍛冶師を紹介するよ」
と言うことでゴンのところに来た
「ゴン、装備の強化をお願いしたいんだけど」
「おぉアイトでごわすか、ちょうどお客さんを捌き終わったんでごわすよ」
「この人の装備を・・・」
ゴンザレスは食い気味に
「アタチの装備を強化して欲しいのよ〜」
「そ、そうでごわすか」
(ゴンが狼狽えている、さすがゴンザレス)
「さっきレベルが上がって作れる種類が増えたから強化したい装備を出して欲しいでごわす」
鉄シリーズをゴンに出すと
「職業はなんでごわすか?」
「KI☆SI」
(疲れるでごわす)
「騎士だと硬い甲羅を使った装備がおすすめでごわす」
「硬い甲羅なんてアイテム初めて聞いたわよ」
「硬い甲羅なら俺が持ってるよ」
「え!?ホント!アイトちゃん好き〜」
ゴツゴツのたくましい腕で抱きつかれ締め上げられてしまう
(やべ!?抜け出せない!?)
関節が決まっていて動けない
「はぁ〜、アイトちゃんこれからも一緒にいようね」
開放されたアイトは地面に膝をつき息を整える。ゴンザレスのウインクを完全に食らってしまった
「12個必要でごわす・・・・・・」
「こ、これぇ」
硬い甲羅12個をゴンに渡した
「はいありがと」
「作るでごわすね・・・・・・」
・鉄の大盾→甲羅の大盾 DEF27 VIT6
・鉄の鎧→甲羅の鎧 DEF26 VIT6
・鉄の膝当て→甲羅の膝当て DEF8 VIT5
・鉄の靴→甲羅の靴 DEF8 VIT4
ライが興味深そうに
「僕より美しくはないがいい性能じゃないか」
ゴンザレスは装備を装着し
「そんな事言わないの〜」
体をクネクネさせて喜びを表している
「喜んで貰えたようで良かったでごわすよ」
アイトたちの後ろに人が並び始めた
「俺たちはそろそろ行くよ、人も集まって来たみたいだし」
「分かったでごわす、また来るでごわすよ」
「いや〜んステキ〜」
などと言ってるゴンザレスをアイトとライが引きずりながらその場を離れる
(重たすぎる、この人踏ん張ってるなこれ)
ライの目を見るとライも必死に引っ張っている
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