第10話ステタス修正しました

ジャイアントグリズリーを倒してレベルが11になったためポイントを割り振った


ステータス

名前 アイト

職業 邪剣士

レベル 11

HP200

MP200

ATK128

DEF47

MATK1

MDEF1

POW16+10

INT1

VIT1

SPD16+10

邪剣士スキル

・邪炎斬り

・邪炎弾

・邪炎斬

装備

・頭 黒石のイヤリング

・体上 潜蛇の胸当て

・体下 潜蛇の膝当て

・靴  潜蛇のブーツ

・手1 黒石の剣

・手2 黒石の指輪


「MDEFが1から変わってない・・・・・・魔法攻撃してくるモンスターに会ったら一発KOの自身がある」


これからのことを考えたいがアイトも夜ご飯を食べないといけないのでログアウトする

画面をポチポチいじると目の前が真っ黒になり意識が現実に戻された


カプセルから出ると拓斗は現実とゲームの境界がわからなくなりそうだった


「邪炎弾!・・・・・・ですよね」

スキルを使おうとしたが不発


「スーパーで買い物でもしよ」

近くのスーパーマーケットで弁当を買いすぐに食べてゲームに戻った

こういった人間を廃人と呼ぶものもいるが、拓斗からするとこれが普通なのであろう


ゲームに戻ると始まりの町にはプレイヤーがあまり見当たらなかった。みんな夜はすることがあるのだろう


「今日はもう一人でプレイすると思うからボス戦は避けないとかぁ、ひとまず回復アイテムの補充補充」


治り草と元気で草を購入、スキルを多く使いたいため元気で草を多めに買っておく

「うーん、このゲームストーリーがないから次何しようか迷うけど・・・いける町増やすことにしよう」

始まりの町から南に行ったところにムビリと言う名前の町がマップに書いてあったのでムビリを目指すことにした


ムビリまでは遠くモンスターを倒しながら約3時間ほど歩いた


アイトは生まれたての子鹿のようになりながら

「もももももう歩けない、こんなに歩いたのは人生初」

ムビリは小さな村でイサ村と同じくらいのサイズだ。村の周囲には木の柵がある。モンスターの侵入から少しでも村を守るためだろう


アイトが村の入り口で膝をつくと村から細いおじさんが槍を持って出てきた


「兄ちゃん兄ちゃん、その格好フェアゲンからきたのかい?」


アイトは頑張って返事をする

「ふぇ?いえ始まりの町です」


「そうかいそうかいそれは大変だっただろう、フェアゲンからなら馬車があるけど始まりの町からは馬車ないからな疲れただろ、ほれ」


アイトに小さな瓶に入った液体を渡してきた

・ポーション 説明 飲むとHPを200回復する


(出たなファンタジー定番ポーション)

HPは村に入れば回復するためポーションは使わずありがたくもらっておく


「おっと言い忘れてた、ようこそ小さな村ムビリへ特に何もないがゆっくりしてってくれ」


「どうも、そういえばこのポーションってどこで買えますか?」

治り草より使いやすいためいっぱい欲しいところだ


「あそこのババアから買えるぞ」

指をさしたところに2階建ての家があった


「ありがとうございます、では」

「おう、ゆっくりしてってくれよ」


アイトはさっき教えてもらった家に向かう


「ゆっくりしてってくれよな、ずーっと」

アイトには聞こえていない



アイトはポーションが買える家に入った


「すみませーん、ポーション買いに来ました」


家の中の商品棚に回復アイテムが陳列していた

(ファンタジー薬屋って感じの家だ)


裏からおばあさんがゆっくり出てきた

「いらっしゃい、何が欲しいんだい」


「ポーション買いに来たんですけどありますか?」

(なんかおかしいな)


「ポーションならいくらでもあるさ、待ってなさい今持ってくるから」


(あ!分かった、始まりの町の装備屋と薬屋ではNPCと会話してないからだ。これは何かありそうだ)


木箱に入ったポーション1ダース(12個)を持ってきた

「年寄りには重労働ね、もう1つ持ってくるからちょいと待ってて」

また裏へ言ってしまった


(……1ダースなんて買えないんですけど)


「はい、こっちがマジックポーション1ダース」


「持ってきてもらって悪いんですけどこんなに買えないんです」


「お金は要らないよ、そのかわり1つ頼まれて欲しいの」



『クエスト』

ムビリの人たちを操るモンスターを討伐せよ!


報酬

・ポーション10個

・マジックポーション10個

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