第2話
『ユニーク職業邪剣士の特徴』
・邪悪なる炎は触れた敵を蝕む(DEFとMDEFとSPDを10分間10%ダウンする)
・POWの数値を参照してスキルの威力が決まる
報酬を確認した後アイトは職業を邪剣士をセットして報酬で得た装備を着用し、ステータスを確認した
ステータス
名前 アイト
職業 邪剣士
レベル1
HP100
MP100
ATK69
DEF21
MATK1
MDEF1
POW1+6
INT1
VIT1
SPD1+6
装備
頭 黒石のイヤリング DEF10 POW2 SPD2
体上なし
体下なし
手1黒石の剣 ATK50 POW2 SPD2
手2国籍の指輪 DEF10 POW2 SPD2
靴なし
邪剣士スキル
・邪炎斬り MP50
振り分け可能ポイント0
所持金1000ゼン
「さすがユニーク職業、スキルにデバフ効果が最初からついてる。ただ一つ文句言いたいのは装備一式って書いてあったのに3個しかないじゃねーかあの中二病やろうっ・・・ただ強い職業だからこれ以上言えないのが悔しい!」
予想外のところでユニーク職業と装備を手に入れることができたので次はレベル上げをしようと思う
「始まりの町の北側にあるガルトの森でレベル上げから始めるか、その前に回復アイテム買ってこ」
さっき通った薬屋で回復アイテムを購入してくる
・治り草 ×5個 250ゼン
説明
食べるとHPが50回復する
森や草原に生えていることが多い
・元気で草 ×5 300ゼン
説明
食べるとMPが50回復する
森や草原に生えていることが多い
「この装備がどれくらい強いんだろう」
気になったアイトは装備屋にいき装備をみたが特に買う必要はなさそうだ
・鉄の剣 ATK20 POW2 SPD1 100ゼン
北側出口に戻るとき装備屋の後ろに鍛冶屋があったのを見つけたのでモンスターの素材が集まったらいってみようと思う
「よーし行くか」
森の前に立つとこれから広い世界に旅に出ると言う実感が湧いたところで木の後ろからモンスターが出てきた
モンスターの頭上には『ゴブリン』と書いてあった
「早速モンスターだな、ちょうどいいスキルを試させてもらうぞ」
剣を構えゴブリンに接近し
「邪炎斬り!」
黒紫色の炎が剣に纏われゴブリンに直撃する
「どうだ」
ゴブリンは光の粒子となって消えていった
「よし戦える。バイト生活で動けるか心配だったからよかったよかった」
このまま奥へ進むことにする
木々が生い茂る森の奥に行くにつれて太陽の光が減っていく、外に比べてあまり視界が良くない
「痛!?」
木の棒を持ったゴブリンが背中に攻撃してきた
アイトは剣を構えて警戒し、ステータスを開くとHPが13減っていた
「体力にはまだ余裕があるな」
ゴブリンは木の棒を振りかぶって攻撃してきた
アイトは剣を木の棒にあてて鍔迫り合いに持ち込む
「これなら避けられないだろ、邪炎斬り!」
残りM P50を消費して木の棒ごと邪炎斬りをくり出す
木の棒を挟んでの攻撃のためダメージは軽減されてしまうがデバフ効果はかかっている。DEFとMDEFとSPDが下がっている今、攻撃を仕掛けるには今がチャンスだ
「これで終わりだ」
怯んだゴブリンに剣を突き刺すと消滅した
ゴブリンを倒すとアイトの体が一瞬光った
「お、レベルアップかな」
ステータスを確認すると振り分け可能ポイントが3に増えてHPMP共に10増え、HPMPが回復していた
早速ポイントをPOWに1、SPDに2振り分けた
「アタッカーだとPOWとSPDに均等に振り分ける方がいいよな、ん?」
足元に何か落ちていた
「ドロップアイテムの治り草だ、コスパいいな」
なんて言いながらその後もゴブリンを倒し続け森の最奥に来た
現在レベル3でポイントはPOWに2、SPDに1に振る
森の最奥には少し大きく、槍を持っているゴブリンがウロウロしている
『ガルト』
この森の主だろう
「まだレベル3だし、やめておこう」
来たみちを戻ることにした
しばらく歩くと
「クッソ挟まれた」
帰る途中ゴブリン二体に挟まれてしまった
ゴブリンA Bが木の棒で同時に攻撃してくるが
「あっぶな」
横にジャンプして回避する
SPDを上げたせいか少し遅く感じた
「いける、邪炎斬り」
邪炎斬りを2連続でゴブリンABにダメージを与える
ゴブリンAは怯んだがゴブリンBはアイトに掴みかかってくるが
動きが鈍いゴブリンに遅れをとることなく剣で斬りつけゴブリンBを倒してAに剣を突き刺し倒し切る
「よし、なんとか勝利」
治り草を1個拾って元気で草を食べながら何度か戦闘をして始まりの町に戻った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます