第2話 その翌日、事情聴取が始まった。
警察の方から、ある提案が持ち掛けられた。「あの、木村さんの所でお話を聞かせてはいただけませんか?」と言ってきたのだ。「はい。家は近いので2人とも。いいですが?」と恵子は千歳警察の方に言って、恵子と邦子は、木村さんの自宅へ向かった。名瀬そうなったのかと言うと、木村さんが元刑事だったのを知った千歳警察の方が、親身になってそうしたみたいだった。それと、
千歳警察の人も木村さんのことを知っていたみたいだったから。それでそうなった。
その日の昼間に木村さんの自宅に行って待っていた。そして
、数分経って、千歳警察の方が来てくださって、ありのままを話した。刑事さんが、「こんなものが死体と一緒にあったのですが、貴女のかな?」「いいえ違いますが?その本は?」「それがですね?『不思議議の国のアリス』の本が脇に挟んであって、その中に鍵があって。ほかのカギはたぶん自分のだと思われるのですが、一つだけわからんのが・・。でも何の関係があるのかが…。」「そうなんですね?多分私たちのではないとは思いますから。」
「わかりましたそれではこれで事情聴取は終わりますが。でもまさか。木村さんのお知り合いにこんな美人さんがいたなんて…。なあ?」「はい」と二人の刑事さんは言った。「そんな。。お世辞が上手いんだから!」と恵子と邦子は照れてしまった。そのカギはいったい何なのか?そこがけいこは知りたかった。でもあまり余計なことは言わないほうが…いいと思ってた。
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