第27話 魔王と勇者と初対面(レイ過去)

➖➖➖➖ 1000年前 ➖➖➖➖


 どこにでもいるごく普通の絶世の美少女レイは、晴天のような水色の長い髪を風になびかせながら町外れの森の中を歩いていた。


「最近この辺りで変な魔物が出るって噂だけど大丈夫かしら。さっさと薬草を摘んで帰りたいわね」


 レイは護身用のナイフを手に持ちつつ薬草探しをしていた。本当かどうかはわからないが、この森では最近変わった魔物が出るという話だ。


 ガサガサガサッッ!!


「…………っ!? 」


 茂みから音が鳴る、レイは魔物が出てきた時に一目散に逃げられるよう後ろに下がった。


 ピョンピョンピョン!


「なーんだ、ただのウサギかー。心配して損したわ」


 バクウウウウウウッッ!!


「ギャオオオオオオオン!! (うまそうなウサギ見っけ!)」

「竜が出てきたあああああっ!? 」


 茂みから跳び出したウサギは巨大な竜に丸呑みにされる。緑色の鱗に覆われ、民家ほどの大きさを持つ竜がレイを睨みつける。


「ギャオオオオオオオ!! (おっ、おやつじゃん。ラッキー)」

「ひいいいっ、お助けえええっ! 」


 迫り来る竜の大口から逃げるように背を向けて走り出すレイだったが、人間と竜の脚力の差は圧倒的である。すぐに竜の口はレイの頭上に来て、涎が彼女の肩に撒き散らされる。


「どうかお助けください、女神エステリア様……」


 バシュッッッッッ!!


 その瞬間、竜の首は何者かに切断され、地面に血で濡らしながらドサリと落ちた。


「強い竜がいると聞いてやってきたがこの程度か。まあ良い準備運動にはなった、次は海底遺跡に住むクラーケンだな」


 レイの前に忽然と現れたのは剣を持った大男。その男は体躯に見合う大木のような剣を握っていた。


「もしや貴方は悪魔ですか……? 」


 その男の頭には二本の禍々しい角が生えており、背中に小さいながらもコウモリのような黒い羽が生えていた。肌の色は紫色で歯がギザギザしている、レイのイメージ通りの悪魔であった。


「おや先着がいたのか、これは失礼お前の獲物を横取りしてしまったか? 」

「いえいえっ!? 本当に助かりました」

「ふむ、その割には俺にナイフを向けているようだな」


 レイは無意識のうちにナイフをノワールに向けていたことに気づく、突如現れた異形に対しての本能的な反応だろう。


「よし、お前がその気なら俺と殺りあうか! 安心しろ、俺は女子供相手でも全力で殺しに行くぞ? 」

「ないないない、ないです!? 戦う気など毛頭ございません! 」

「冗談だ、しかし俺の見込みではお前は鍛えればいい線いくと思うぞ? 」


 悪魔特有の鋭い眼光に筋肉質な身体。その見た目とは裏腹に意外と優しそうな声。


 先程まで竜に追われていたドキドキもあるのかわからないが、彼に見つめられると心臓が破裂しそうになるくらい弾んでいたのだ。


(こ、これがまさか恋というやつなのかしら……)


 レイがトロンとした眼差しを悪魔に投げかけていると、彼は手をポンと叩く。


「そういえば自己紹介がまだだったな、俺はノワールという。もし強くなったら是非殺しに来てくれよ? 」 

「あ、あの、ノワールさんは好きな人のタイプとかあるんですか? 」

「好きタイプなら、強いやつ、それだけだな。それでは機会があれば次は戦場で会おう」


 そう言い残すとノワールは視界から消えてしまった。次の獲物を襲いに行ったのだろう。取り残されたレイはポツリと呟く。


「強い人か……」

『……力が、欲しいですか? 』

「頭の中に声が聞こえてきた!? 」

『落ち着きなさい、私は女神エステリアです。迷える子羊ちゃんを救いにやってきました』

「救いにきたと言われてもどういうことだか自分にはさっぱり……」

『今の人を好きになってしまったのでしょう、そして力を求めている。貴女は力が欲しいのではないですか? 』

「それは弱いよりも強い方がいいけどどうして自分が? もっと相応しい人がいると思いますけど」

『それは貴女なら私の力を存分に使ってくれそうだとビビッときたからです。私の力を使えば人類最強になるのも夢ではありません、そうすれば……? 』

「あの人のタイプの人になれる、そういうことですか? 」

『はい、そうです』


 エステリアは優しい声で肯定すると、レイの顔がぱあっと明るくなった。


「やらせてください、エステリア様のお力を有効活用させて頂きます! 」

『いい返事です、期待していますよ』


 するとレイの体は優しい光に包まれ、そしてここに女神の祝福を受けた勇者第1号が誕生したのである。



☆ ☆ ☆



 女神の力を得たレイは快進撃を繰り広げる。


「あのレイって女、山岳地帯を襲ってたワイバーンをデコピンで倒したんだってな? 」

「知らねーのかよ、レイは冒険者SSSランク最強なんだぞ? 魔王に唯一対抗できる冒険者として王様から『勇者』の称号が与えられているじゃねえか」

「それは知ってるけどあんな華奢な女の子がねえ」

「キャー、レイ様だわ。こっち向いてー! 」


 王都を少し歩くだけでもレイの噂で持ちきりである。彼女は恥ずかしさと誇らしさが入り混じった感情で彼女の家へと戻る。ちょっと前まで農村の一軒家だった彼女の家は、王都の一等地の豪邸へと移り変わっていた。


「「「お帰りなさいませ、レイ様」」」

「あはは、毎回そんなにしてくれなくてもいいのよ? 」


 家に戻った瞬間、整列してお辞儀をするメイドと身なりのキチッとした経験豊富なお爺さん執事がレイを出迎えてくれる。


「いえ、レイ様は人類を救う宝であります。私達は魔物と戦うことに協力はできませんが、せめてこの家にいる間だけは安心して快適に過ごせるようにさせていただきたいのです」

「わかったわ、心遣いありがとう。ところであの事なんだけど」

「レイ様の私室のことですね。ご安心くださいませ、ネズミ一匹中に入れてありません」

「よし、合格よ! それじゃあみんなは適当に仕事しててね」

「「「はいっ!! 」」」


 レイは執事達にそう伝えるとスキップしながら自分の部屋へと向かっていく。そこで厳重にロックされている五重の鍵穴に、肌身離さず持ち歩いている鍵を入れて部屋の中へと足を踏み入れた。


 そして、その部屋の中には壁と天井一面にノワールの盗撮写真がペタペタと貼られていて、手作りノワール人形や抱き枕、盗聴音声オーケストラ用のレコードがノワールの独り言を無限ループしていた。


「ぐへへ、今日はどれを舐めよっかなー♪ 」


 レイはペロペロする写真を見定めながら天井の一角にある夕日を眺めるノワールの写真に目をやる。彼女は椅子を地面に置いて、その上に乗りながら背伸びをして舌を思っ切り伸ばして入念に舐め始めた。


「この口の中に広がる濃厚な苦味に加えて後から鼻を刺激する香りがなんとも言えないわね。でもどこか優しい気持ちになれるのはノワール様の哀愁の念が込められているからなのかしら……」

「相変わらずの変態ですねー」

「誰っ!? て、エステリア様かー。もー驚かさないでよね」

「女神に今の失態を見られて呑気に笑っていられるのは貴女くらいですよ? 」

「またまたあ、もう見慣れてるでしょ。エステリア様の力のおかげで盗撮も盗聴もノワール様の生態情報も手に入れることができたんだから」

「いきなりスキルポイントを盗聴と盗撮に全振りし始めた時は私も驚きましたよ。一応私の加護があるとはいえ、よくここまで強くなれたものですね」

「愛の力、かな」

「歪んだ愛ですけどね」


 女神エステリアは今は人間界に実体を現してレイの部屋に居座っていた。それもこれもレイが次にどんな狂ったことをするか楽しみだったからだ。


「ちなみに、今日は私以外にももう一人お客さんがいます、どうぞ」

「なんだ勝手に呼び出しおって! 人間の姿で待ってろと言われたがなんだここは? 」


 エステリアが指をパチリとならすと次元の裂け目が生まれ、そこから一人の女性が現れる。長い銀髪に真紅の瞳で豊満な身体の色っぽい大人の女性であった。


「ご紹介します、こちらは私の喧嘩友達のヤルグ・ミルグ。気軽にヤミちゃんと呼んでください」

「ヤルグ・ミルグって竜王様ですか!? 自分の部屋なんかに来て頂いて畏れ多いです、ここにはノワール様しかなく他に面白いものはございませんがどうかごゆるりと」

「我が見る限りは面白いものしかないように思えるがのう。こやつが女神の力を与えた者か? 」

「そうですよ、こうやって立派な変態に育って私も鼻高々です」

「えへん、褒められちゃいましたわ」

「二人ともよいか? 女神の力は非常に強力で世界を壊しかねない恐ろしい力じゃ。その力を手に入れたからには正しく行使しなければならぬ。それはとても大変なことだと思うのじゃが、困難や苦しみを乗り越えて……」

「ノワール様の盗聴ボイス聞きながら食べる白米うまいですわ! 」

「大丈夫か、こやつ? 」


 ヤミの話を聞かずに耳にイヤホンをつけて食事をするレイ。あまりのマイペースっぷりにヤミも振り回される。


「ヤミちゃん面白いでしょう、この子。ひと目見た時にやべえなって、思ったんです」

「愚かな、勇者に相応しいものなら『剣聖エクス』や『武神デオルアーン』、『神獣使いフェオルン』など他におるじゃろうが? 」

「『変態レイ』もその中に加えて良いですよね? 私一度でいいから変態育ててみたかったんですよね」

「それなら完全変態昆虫でも育てればよいじゃろうに」


 レイはご飯茶碗をあっという間に空っぽにすると漬物を食べ始めた。


「ノワール様の寝息のセレナーデ、五臓六腑に染み渡るわ〜」

「よく理解できぬのだが、そこまでノワ坊のことが好きなら直接告白すればいいのではないか? 」

「それじゃダメなんですよ! ヤミちゃん! 良いですか、自分はノワール様が大好きなのです。しかし、自分がノワール様と付き合ってしまったらノワール様に自分という異物がくっつくことになります。自分が好きなのは純度100%のノワール様、天然ノワール様が好きなのであってそれを遠くから見守るのが役目なのです」

「よー、喋るなこやつ」

「ね、面白いでしょう? 」


 微笑むエステリアとヤミをよそにレイはふかふかのベッドにダイブして、ノワールの抱き枕にしがみつきながら身体をくねらせて跳ねる。


「なんじゃ? 打ち上げられた魚のモノマネか? 」

「ノワールとの性行為の想像ですかね? 」

「ブブーッ、二人とも違います。自分は今、ノワール様の精子になりきっているんです。ノワール様の純度100%といえばやっぱり精子ですよね、自分はそれになりきることでノワール様と一つになるのです! 」

「こやつ、どこの精神病院から連れ出してきたのじゃ? 」

「いやー、知らないですよ? ヤミちゃんがコレを勇者にしようって言い始めたんですよね? 」

「責任を勝手になすりつけるのではない! 拾ったものは終いまで責任持つのじゃ! 」

「仕方ないですねー、ほらレイちゃん。精子ごっこはもう終わりにしましょう? 」

「やだあ、ノワール様の精巣の中で一生を終えて体内で分解されるんだあ……」


 レイは抱き枕と一緒に布団の中に潜り込んでしまった。


「下品すぎではないか? これが人間代表の勇者とは悲しくなってくるのじゃ」

「精子になりきるなら、せめて卵子を目指して欲しいものですけどね」

「ノワール様はそんなことしないもん」

「お家断絶しろと? 」

「だって毎日盗聴と盗撮してるからわかるのよ。ほらこんな感じ」


 レイが布団から顔を出して一点を見つめるとその空間に映像と音声が流れ始める。女神の力を全振りして得られたこのスキルは逆探知不可で世界中どこでもノワールを察知できる便利な能力なのだ。


『ノワールさまぁ〜、今晩空いてますか〜』

『今晩か? 残念だがオーク隊長と鍛錬の予定だ。その後はフェニックスと戦おうと思っている』


 映し出されたのはノワールと色っぽいサキュバス。サキュバスはその胸をノワールに押しつけて誘惑しようとしている。


『そんな〜、私のためにも時間を作ってくれない? 』

『ちょうど今なら時間は空いてるから鍛錬なら付き合うぞ? 』

『うふ、じゃあ【大人の鍛錬】しましょうね♡ 』


 サキュバスはゆっくりと服を脱ぎだして美しい身体を露わにしていき……。


「あー、こりゃー精子と卵子がごっつんこしちゃいますね」

「ノワ坊も性欲がないわけではないからのう。タイミングさえ合えばヤるであろうな」

「…………ノワール様に異物が混入しちゃう。阻止しなきゃ」


 レイの目から光が消え、強張った笑顔をしながら鎧と兜を身につける。


「なんじゃそのゴテゴテした装備は? 」

「それはレイちゃんの勝負服ですよ。本気を出す時につける装備です」

「それにしても顔も身体もまったく露出せぬ装備は今時珍しいのう。防御を考えれば合理的ではあるが」

「エステリア様、転移魔法でノワール様のところにお願いします。自分がノワール様を守らなきゃ! 」

「いいですよ、はーい! 」


 エステリアが指をパチリと鳴らすとレイの姿はその場から消えてしまった。


「ほんとこの世界の先行きが心配になるのじゃ……」

「ヤミちゃんも心配性ですねえ、しばらくしたら些細なことは気にならなくなりますよ」

「そうはなりたくないのう」



☆ ☆ ☆



 ノワールとサキュバスの前にレイ(フルアーマー装備)が突如現れ、二人は驚きの声をあげる。


「わっ、なんなのこいつ!? 」

「勇者レイだな、何度か手合わせをしているが成長著しい素晴らしい猛者だ。今日は戦いに来てくれたのか? 」


 ノワールはレイを見ると嬉しそうに剣を抜いた。


「…………はい」

(うううっ!? ノワール様を前にすると恥ずかしくて簡単な返事しかできないわ! )


「それではいくぞ!! 」

「…………はい」

(でもノワール様を守るために自分が頑張らないと! )


 激しく剣をぶつけ合う二人。それはどちらも甲乙つけ難い良い勝負であった。


「ノワールさまぁ! 頑張って、もしお勝ちになったら夜のご褒美をあげますわよ! 」


(この女、ノワール様がそんな言葉に流されるわけないわ)


 レイはスキルを使ってノワールの生体情報を調べると目を見開いた。


(本日生み出された精子の数が急上昇してる!? まさかノワール様は性的興奮を感じてしまっているというの!? )


「どうしたレイ、剣の動きが鈍っているぞ! 」

「…………いいえ」

(そうかノワール様の周りには害虫が一杯いるんだ。ならノワール様を守るには方法は一つしかないわね)


 その瞬間、レイの身体中に女神の力が溢れ出した。その圧倒的な力は見るものの目を焼き尽くさんばかりの光となってほとばしる。


「くっ!? この力は……」


 その光に目を奪われたノワールは動きが一瞬止まる、それをレイは見逃すことなく渾身の一撃を繰り出した。


「…………はい」

(だったら、ノワール様を殺さなきゃ。ノワール様を害虫から守るために殺してあげなきゃ。安心して、自分の中でノワール様は永遠にノワール様として生き続けるの……)


 レイの聖剣がノワールの胸を貫き、彼女はほくそ笑む。しかし彼女の瞳には、ノワールが苦心の表情を浮かべながらその魔剣をレイの心臓めがけて突き出すのが映っていた。


「……見事だレイよ、しかし俺だってタダでは死なん。お前も一緒に道連れよ」

「…………はい」

(やった、ノワール様と一緒。嬉しいな……)


 ノワールの剣が自分の胸を貫いた時、レイの意識は真っ暗になって消えていったのである。



➖➖➖➖ そして1000年後の今 ➖➖➖➖



「これがノワール様が使っていたお茶碗ね! 洗わなくていいわよ、自分が舐めて綺麗にするから! 」

「一応ここ、私の家なんですけど。勝手に上がられてくるのは迷惑なんですが? 」

「ペロペロペロロロ? 」

(何かいいましたかしら? )


 そして1000年後に見事復活したレイはノワール達と共に王都に戻り、アビス邸まで着いてきてしまったのである。ノワールは今は夕食の買い出しに行ってくれているので不在だ。


「アビスお姉ちゃん、この人何かに操られちゃってるの? 」

「いいですかハピ、こんな風にはなってはいけませんという見本です。真似しちゃダメですよ」

「うん……」

「それでノワール様のお部屋はどちらに! ノワール様の寝汗が染み込んだ枕をメインデザートにしつつ、そこに使用済み靴下の匂いを少々加えたいところね」

「ノワールの使った物品なんていくらでもあげますがこの家に居座るのはやめてほしいですね、教育上良くないので。住む場所ならいくらでも探してあげます」

「そうやってノワール様のエキスを独り占めする気? 」


 レイは勝負服(フルアーマー)を身につけて剣を抜くとアビスも拳を構えて対抗しようとする。ハピは部屋の隅で心配そうな顔をしていた。


「ふふ、そう怖がらなくていいわ、冗談よ。自分もあの世で少し頭を冷やしたの。ノワール様が変わってしまうのを恐れて殺そうとするのは間違いだったってね」

「だから他の人間を殺そうとか思ってないでしょうね? 」

「そ、そ、そ、そ、んなことないわよ!? 」

「嘘が下手くそですねえ……」


 レイは動揺しつつもフルアーマー装備をゆっくり脱いでいく、そこにはいつもと変わらない美少女の姿があった。


「変わっていくノワール様もノワール様。その全てを美味しく味わうことこそが真にノワール様を愛することなのかなって思ったのよ」

「ふーん、じゃあ勝手にすればいいじゃないですか。廃品回収してくれるならこれほど助かることはありません」

「本当かなー、もしかしてアビスさんもノワール様を狙ってたりしません? 」

「はあ? 残念ながらないですねえ」


 アビスが中指を立てるとレイはニヤリと笑った。


「それならいいですけど、もしアビスさんがノワール様に手を出そうとしたら、うっかり手が滑って殺しちゃうかも♡ 」

「ほお……、殺れるもんなら殺ってみろよクソ変態野郎が」


 目線をぶつけ合ってバチバチするアビスとレイを物陰から見ていたハピは呟いた。


「これが、キャッツファイト……ってやつなのかな? 」

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