自分も追放されるなら、それだけの謂れは欲しいと思ってた
書籍化記念カキコ
>プリシアに遭遇したことで全ての歯車が狂いに狂った
プリシアがプリシアに出会ってる
めっちゃ面白かったです!
編集済
久しぶりに一気読みしたので感想を!
まず、面白かったです!
ハイテンポで進む王道ストーリー、濃厚なキャラクター達とその絡み、密度の高い設定の数々、良い!凄く良い!
ただ、主人公と剣姫様への感情移入が私は少し難しかったです。
性格はさておき価値観が余りにも一般人や物語内の貴族から乖離していて尚且つ自業自得の面が強いトリックスター気質の主人公。
貴族的には正しいんだろうけどスタート地点が敵サイド+その描写からさほど間を置いていない(テンポを考えるとしょうがない事だと思うんですけれども)+丁寧な言葉使いよりも貴族らしからぬ直截な暴言を連発するママ剣姫。
という風に見えてしまいました…。
明確な悪役がいた分、それを倒す側の中心人物を全肯定し辛いのは少し苦しかったです。
逆に感情移入しやすかったのはクロ君ですね。
凄くわかりやすい板挟みの展開からの目的達成の為の冷静な妥協や、ユーモア溢れる発言の数々が魅力的に映りました。魔剣の一部であり人外という設定も性格とマッチしていて良かった!
”かくして少年は迷宮を駆ける”の方を読む限り筆者様はこういったキャラクターを書くのに慣れているご様子ですね。流石、凄く自然に感じました。
以上!長々と失礼しました!感想でした!
完結お疲れさまでした。
色々気持ちの良い予想外があって面白かったです!
めちゃめちゃ面白かった