第一章 素っ頓狂な友人令嬢のせいで、一肌脱がざるを得ません②

 私がそう思ったのと、えたぎるような怒りの形相のルドガーが動いたのはほぼ同時だった。

「エレノア・パールスタン、貴様……」

 うなるような声を向けられた事で、エレノアもやっとピリつく場の空気を察したらしい。おそすぎる顔面そうはくに内心で少しあきれつつ、私はスゥーッと息を吸う。

「俺の話のこしを──」

「エノったら、一体何を言っているの?」

 まず、エレノアがルドガーとローラの間に割って入ったという印象をくずす。

 あくまでもこれは、少しばかり声が大きくなってしまっただけの、私とエレノアとの私的な会話だ。

 私的な会話であるならば、お互いがそれを許容する限り、無礼は親愛へと変わる。

 わざと言葉をかぶせると、おそらく反射的にだろう。ルドガーがギロリとこちらをにらんだ。

 が、その程度のこと、だれに効いても私には効かない。存在ごと完全に無視をして、ほおに手を当て、困ったようなみをエレノアに向ける。

「お二人のご婚約は周知の事実でしょう? 貴女だって婚約パーティーには出席していたではないの。まさか忘れていたという事は無いわよね?」

 意識的に、揶揄からかうような口調でたずねる。

 すっかり冷え切ってしまっている空気を、少しでも軽くできれば。いつものを取り落とした彼女が、少しでも平常運転を取り戻せれば。そんな気持ちで告げた言葉は、きようこおっていた彼女をどうやらやわらげられたようだった。

 代わりにやっと「鹿にされた」と思い至ったらしいニブチンは、ツンと口をとがらせる。

「覚えているに決まっています! むしろあんなに盛大なパーティー、どうやって忘れろっていうのです!」

 彼女のその反応に、正直言ってすこしホッとした。

 だって彼女の言う通り、二人の婚約パーティーはとても盛大なものだったのだ。もしあれでパーティーの存在そのものを忘れていたとしたら、どこをどうしたものかと頭をなやませなければいけない所だった。

 彼女のこの物言いで、周りも少し聞く耳を持ち始めたようだ。おそらく「じゃあなおさら何故なぜあんな事を言ったのか」と思い始めたのだろう。

 周りからの視線も、先程までより少し和らいだ。もちろん勝負はまだまだこれからではあるけれど、これで少しはやりやすくなる。

 ルドガーは、よほど先程の私の横やり、もとい無視が気にくわなかったらしい。まだ私を睨みつけている。

 でもこれでい。むしろ想定通りだ。

 まずは怒りのほこさきを、エレノアから私に向ける。彼女から意識をらす事で、少しでもルドガーの暴発の危険を減らす。その上で、私の身も守ればいい。

 先程までならいざ知らず、せばまった視野の中心に私がいる今ならそれもかなうだろう。

 私の目が自分に向いたと気が付いた彼は、肩を怒らせ口を開いた。しかし言葉が発せられる前に、一足早く先手を打つ。

 彼をするどく睨みつけた。──だまってろ、という気持ちをふんだんに込めて。

 相手は王太子? だからどうしたの。

 頭に血がのぼっていた? だから何だというのかしら。

 どうせ一度痛い目を見ないと、自分がしでかした事にも気付かないのよね?

 分かっているわ。たとえほんのカケラほどでも親友エレノアを安易に害そうとしたことはばんあたいする。

 エレノアにけんを売った時点で、私にけたも同然だ。いさぎよかくして頂きたい。

 それらの感情を全て込めた視線のひとしに、ルドガーは分かりやすくひるんだ。

 こわった顔に、半ば無意識で半歩後ろに下がった足。まるで私がこわい人であるかのような反応にはじやつかん不服だが、私が彼を知っているように、彼もまた私を知っている。これ以上逆らったらどうなるかでも、おそらく想像したのだろう。

 そういえば昔、私が本気でおこるたびに彼はなみだになっていた。その頃を思い出したのかもしれないが、彼に同情の余地は無い。

 いつまでも学習能力が無いのがいけないのだし、たかが一れいじようの睨みごときで怯んで口をつぐむくらいなら、きっとその程度の主張なのだろう。

 口はわざわいの元とはよく言うが、彼の場合は特にそうである。無言でいる方が本人のためだ。

 一方幸いだったのは、もう一人の当事者・ローラがまったく動く様子を見せない事だろう。むしろ動く気はないという意思表示をはらんだ微笑ほほえみに、私は内心であんした。

 彼女を敵に回すのは得策ではない。もちろん静観してくる彼女のひとみに気をいてはいられないが、現時点でじやをしてくる気配が無いというだけでも、かなり助かる。

 よし、このすきに早くエレノアの方の本題に入ってしまおう。そう思ったのとほぼ同時だった。クツクツと、くぐもった笑い声が聞こえてきたのは。

「そっか。流石のエレノア嬢も、そればっかりは覚えていたんだね」

 乱入者の声は、私にもエレノアにもみ深いものだった。

 目を向けた先には、細身の長身にタレ目のやさおとこが居た。立ち姿だけで育ちの良さと落ち着きがうかがえ、下手をするとどこぞの王太子よりもよほど王太子らしく見える。

「やぁシシリー嬢、目立っているね」

 彼も私たちと同い年。ドリートラストこうしやく家の次期当主を約束された長子で、名を──。

「ごきげんよう、モルド様。別に好きで目立っている訳ではないのだけれど」

「心中お察しするよ」

 きんちようが解け切らないおおやけの場であるにもかかわらず、気安い口調で話しかけてきた彼のおもわくに私も乗る。

 彼はバカではない。バカではないからなのだというおくそくは、ゆるい声とは裏腹に、周りの反応をびんかんに察知しようと注力している目の動きからして、そう外れてはいないだろう。

 彼は周りに「どうやらこの非常識な子エレノアは、こんにしているらしい」と思わせたいのだ。私も似たような理由でこうして彼女に真正面から声を掛けたから、彼のしたい事はよく分かる。

 貴族社会において、後ろだては当人を測る上でもかなり重要な要素になるけれど、後ろ盾側からすれば対象が何かをした時にいつしよに名前をあげつらわれる事になりかねない。このような場で旗色を明らかにするのは非常に危険な賭けでもある。

 今回は特に一国の王太子を敵に回す危険を孕んでいるのだからなおさらだ。

 彼はきちんと、自身が今家の名声を担保にしている事、下手をすればエレノアとともだおれになる可能性がある事を正しく理解しているだろう。それでも尚『エレノアを助けたい私のえんぐん』として名乗りをあげてくれるというのだから、わざわざっぱねる理由はない。

 しかしどうやらエレノアは、そうは思えなかったらしい。

「『流石のエレノア嬢も』とは一体どういう意味ですかっ! というか、モルド様は少し黙っていてください! 今せっかくシシリー様とお話をしているところなのですから!」

 にぶいとは、まさにこういう事を言うのだろう。どうやらモルドを『人聞きの悪い言葉でせっかくの楽しい会話を邪魔する人』だとにんしきしたらしいエレノアは、いかり顔で彼を睨みつける。

 むくわれないわねぇ、モルド様。

 あきれ交じりに同情の視線を彼に向けたが、すぐにゆうだったとさとる。

いやだよ、何で僕が黙らなくちゃいけないのさ?」

「女の子同士のお話だからです!」

「ならもうちょっとしのんでやってよ。こんな場所じゃなくってさ」

 突っかかってくるエレノアに更に言葉を返したモルドは、実に楽しげにニヤついている。

 まぁでもこれは、ちょっと仕方がないかもしれない。

 そもそもだんから怒り慣れていないエレノアがちょっと睨みをかせた所で、正直まったく怖くないのだ。むしろいじけたようなうわづかいにしか見えず、彼女の可愛かわいらしさを助長するだけの結果になっている。

 この二人、たいていいつもこうなのだ。

 エレノアの前でだけひときわ意地悪になるモルドに、言い返しても彼を喜ばせるだけだと分かっていないのか、毎回りちに応戦しにいくエレノア。

 おかげでいつもこんな風に、ひょんな事から言い合いになる。

「そもそも笑った事をとがめるんなら、シシリー嬢だってさっき君を笑っていたでしょ。僕だけに文句を言うって不公平じゃない?」

「ふふんっ、あつかいがちがって当然です! だって、シシリー様はとてもおやさしい方。いつも意地悪ばかり言ってくるモルド様とは違うのですから!」

 こしに手をやり胸を張って、なぞにエレノアが勝ちほこった。

 が、そんなものはモルドのかつこうじきである。

「えー、エレノア嬢が何かイバッテルー。ちょっと意味ワカンナイー」

「ちょっ! バカにしないでください、ひどいですっ!」

 かまされた棒読みにエレノアがキャンと一つえた。

 じゃれ合う様は、下手をすればただのイチャつきだ。というかはや最近は、イチャつきにしか見えない。

 とっととくっついちゃえばいいのに、と私はいつも思うのだが、中々どうして二人の仲はいつまでも進展が見られない。

 って、観察している場合じゃないわ。

「ほらちょっとエノ、いつまでもモルド様とじゃれ合っていないで早く続きを話してちょうだい」

「じゃれ合ってなんていません!」

「ハイハイじゃあもうそれでいいから、早く本題にもどって話して」

 私の下した評価に彼女は不服そうだったものの、重ねて先をうながせば、仕方が無しにうなずいた。しかし口を開き──何故か何も言わずに閉じる。

 ん? どうしたの? 何かためらうような事でも?

 一応ルドガーを確認するが、彼はいい子に押しだまっている。ならば何故なぜ、と思っていると、エレノアがコテンと首をかしげた。

 え、ちょっと待って。もしかしてこの子、まさか「何の話だったっけ?」とか思っていないわよね。……あぁコレ絶対に思っているわ。

 エレノアはとても分かりやすい。口にせずとも大体何を考えているのかつつけなのが彼女のいところでもある。

 けれど、何故こんなにものんなのだろう。貴女あなた今、けっこう危機的なじようきようの筈なのだけれど。

こんやくパーティーがあったのは覚えているのに、何故お二人が婚約されていないと思ったのかという話よ」

「あぁ!」

 やっと思い出したらしい彼女は、たたずまいを正し、コホンと一つせきばらい。気を取り直して「だって」と口にする。

「ルドガー殿でんとローラ様って、もうずっと前から険悪だったじゃないですか」

 人差し指をピンと立てて、さも「みんな知っていると思うけど」と言わんばかりに彼女は告げた。

 私はそれを知っている。ほかにも知る人はこの会場に居るだろう。が、この場にいるすべての人たちが必ずしもそうという訳ではない。

「彼女は何を言っている? お二人はずっとなかむつまじかっただろうに」

「あぁパーティーでもいつも寄りっておられてな」

「それがずっと険悪だったなどと……」

 方々から「まさかそんな筈」という声がれ聞こえてくる。すべて疑問と困惑の声だ。

 信じられないのもよく分かる。社交界では二人とも、とても上手うまく仲の良さを取りつくろっていたから。

 彼らに真実を知ってもらうためには、少し立ち回りが必要ね。

 私がそう思ったのとモルドが一計を案じたのは、おそらくほぼ同時だった。

「たしかに二人とも、学園内では結構バチバチしていたからね。最早公然の秘密だったし、いまさらおどろく事でもない」

 につけた、少し困ったような呆れたようなニュアンスは、私を始めとしたその秘密を知る者たち──貴族家の子女たちが貴族としての知識や教養を学ぶ場所、学園の在学生たちの総意だった。

 在学中は全生徒に学園内でのりようせいかつが義務付けられており、教師たちは皆、この学園生活が貴族子女たちの最後のいきき期間だと分かっているからなのか、個人同士のくちげんくらいには目をつぶる。

 とてもへい的なかんきようだから、学園内のくわしい内情は子どもたち自身の口から語られない限り、外部には漏れる事もない。

 そしてこの件に関して、おそらく私たちは大人が思っていたよりもずっとしんちようだった。

 だれもが、社交の何たるか、政略けつこんの何たるか、将来の国王とおうの役割の何たるかを、正しく理解していた。

 皆「もしいたずらに不仲説を広めて、そとづらを取り繕っている二人のきんこうくずしてしまったら」と考え、それぞれが自主的に口をつぐんだ。

 実際に、もし今日ルドガーが婚約を言い出さなければ、二人はこのまま仲睦まじい演技を続け、ゆくゆくは結婚までこぎつけていただろう。

 私たちのねんはいりよは、おそらく間違っていなかった。

 大人たちの失策は、学園内で何かがあればきっと子どもたちが自ら話すだろうと思い、学園での様子に深くさぐりを入れなかった事である。

 おそらく二人の上手な立ち回りにまさか関係性が悪化しているとは露ほども思わなかった事に加え、王城ちよつかつの学園にみような探りを入れたのがバレて国に目を付けられたくないという一種の保身が、彼らに情報的な穴を作ったのだろう。

「ここ一年くらいは特にけんちよに不仲をていしていたよね」

 エレノアの言葉への同意の意思はチラホラと周りにも見て取れたが、実際にこの場でそれを口にできたのはモルド一人だけだった。

 エレノアからすると、ゆいいつの目に見える味方である。胸の前で両手のこぶしにぎり、喜色交じりに「そうなんです!」と彼女は力説し始める。

「最初のうちは『ローラ様をじやけんにする殿下』という感じでしたが、最近は段々とエスカレートしてきていて!」

「昼休みとか教室移動の時間とか、結構争いがひんぱつしてたしね」

 彼のあいづちに、大きくうんうんとエレノアが頷く。

 このやり取りに共感したのも、彼女一人だけではない。在学生なら誰だって、心当たりの一つや二つはあるだろう。

 例えば私の最初の心当たりは、一年半くらい前にたまたま聞いてしまった、人目のない中庭の奥から聞こえた「殿下、学園内もおおやけの場です。人の目がある場所なのですから、もう少し周りの目も気にして──」「あぁもううるさい! 社交界ではきちんとやっているのだから、これ以上俺に指図するな!」というやり取りだった。

 最近で挙げるなら、言わずもがな。皆の目がある場所で、それはもう堂々と言い合いをしている。

「たまに移動教室に行くちゆうわたろうで喧嘩が始まってしまうと、結構大変なんですよね。遠回りしなくちゃいけなくて」

「まぁ流石さすがに誰だって、王太子殿下とその婚約者けんこうしやくれいじようにらみ合いの間を『すみません、ちょっと通りまーす』って堂々と通りけたりはできないからね」

 まゆじりを下げた困り顔のエレノアに、ちやすようにモルドが続ける。すると、じようだん交じりの二人の軽口に外野がポツリとつぶやいた。

「……そんな度胸など必要ないわ」

 私も深く共感する。

 この場合、けて通るのは処世術だ。わざわざ権力者たちの反感を買う可能性にとつこうをかけるやつなんて、ただのバカ。最早ばんゆうとすら呼べない。

「まぁアレだよね。少なくとも社交界ではこの手の配慮ができる二人が取り繕わないくらいだから、二人の関係修復の芽は無いに等しいかなって思うよね」

 彼の見解に、目のはしで同年代の子女たちが深く頷いた。

 そう。二人がなつとくして仮面婚約者を続けている内は良かったのだ。が、それをめる事をせんたくした今、二人にはけつれつの道しかないように見える。

 少なくとも、せっかく今までまんして積み上げてきた努力を何の相談もなしにき崩されたローラの方には、彼を切り捨てる以外の選択はもう持てないことだろう。

 今思えば、元々二人のあいしようはかなり悪かったのだと思う。

 王太子でありながらぼんじんの域を出なかったルドガーは、何をとってもローラに勝つ事ができなかった。常に自分の上を行き、あまつさえ意見までしてくる彼女は、さぞかし自尊心を傷付ける存在だっただろう。やがて過度な競争心とわずらわしさを抱き、敵対意識まで持つようになった。

 対するローラは、ただ自らにあたえられた仕事をたんたんとこなしたかったのだろう。婚約者の責務にのつとり『彼を支えるための正しい助言』を数多く行ってきた。

 しかしルドガーは聞く耳を持たない。改善のきざしも見せない。段々と彼にいらちをつのらせていった。

 どちらが悪いのかと聞かれると、答えがとても難しい。

 元はといえばかたくなになった殿下が悪いが、ローラも彼のおさなじみなのだ、彼の性格は知っていたはずだし、気をつかえば上手く転がす事もできたかもしれない。

 彼女に落ち度がなかった訳ではない。おたがいに歩み寄りができなかったという一点において、どちらにも責はあるのだろう。

 しかし今回のそうどうは話が別だ。

 公然と婚約破棄を突き付けて相手の反応を見てえつに入ろうだなんて、しゆが悪いし不義理だし、考えなしのこつちようだ。ようの余地は一ミリも無い。

 最初こそ二人の不仲を疑っていた周りも、モルドとエレノアのやり取りと在校生たちの反応を見て、少しずつにんしきを改め始めている。

 加えて本来の当事者の表情も、彼らの再認識の背中を押している。

 今の今まで無自覚だった周りへのめいわくに気付かされて、ローラが見るからに過去の自分をじ入る表情で、顔を赤くしうつむいていた。心当たりがあるのは明白だ。

 一方ルドガーは、何故なぜか気もそぞろ。おそらく話もあまりよく聞いていない。しきりに何かを捜している様子の彼は、周りの認識を改める材料にはならないが、私たちのじやをしないのであれば、まぁいい。もうほうっておくことにする。

「それでエノ、貴女あなたはそういった場面を多く見ていたから、お二人の公的な関係にも疑問を持ったのね?」

 念を押すようにたずねれば、彼女は「はい」としっかりうなずく。

「もしお二人のこんやく関係がまだ続いているのなら、人前ではきちんと取り繕うと思うのです。ですからお二人が公然と、しかもたびたび口論をしているのを見ていて、てっきりもう『そういう事を気にする必要が無い関係性になったのだろう』と……」

 彼女の意見はもつともだ。

 次期国王が婚約者と公然の場でめる事自体、外聞が悪い。少なくとも国王の仕事の一つである『国の治世の安定・あんねいを国の内外に強調する』行いとは、正反対を行くものだ。

 常識の面から考えれば、彼女の考えが間違っていると断じる事はいちがいに出来ない。

 が、だからといって『もう婚約破棄したのだな』と思うには、話のやくがあまりに過ぎる。

「ねぇエノ? もしかしてほかにも、そう思った理由があるのではない?」

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黒幕令嬢なんて心外だわ! 素っ頓狂な親友令嬢も初恋の君も私の手のうち 野菜ばたけ/角川ビーンズ文庫 @beans

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