第24話英雄になった話 その5

場所アルボレナ

  レモニウム


登場人物

ゴトー20歳

東の組合から移籍エクラミレpt西の北から西の1日、壁補修1pt

東の組合から移籍メルガンドンpt 西北 2日目 壁補修1pt

ゴトーの訓練したガイドレーがいる

壁づくりのエステートpt 西北 1から3日目 壁制作2pt


母スペイド 年齢忘れた そういうことにする

才能を発揮するエルス

エルサドルpt 角拾いと補給

イデpt 補給


ガリオーム 魔族の国 レモニウムに魔物貸し出し疑惑

メランジアとハイアットワーク レモニウムと争っている国

ジャスティス司令官 ゴトーの上司だけどゴトーの部下


ミンカさん この後訪問する南冒険者組合の勇者


【本文】

荒れ狂う17歳と18歳の話は書いた、ゴトー20歳の話を書いていこう

見習いバランの修行で西冒険者組合に戻った

東からの移動者は エクラミレpt 18人と以前索敵が来たガイドレーのいる メルガンドンpt12人だ

エステートpt16人は魔法ゴーレム壁の作成、修復に西北へもう向かった


東の2つのptから相談されたことは西の西の行けないかということだ

西の西の状況を説明してもいいが先に「滞在場所がないよ」と断る

国外拠点は軍の施設で「補給だけは」冒険者に頼る方式で安定している

南北3日の範囲内の巡回に限定している

冒険者の「仕事の空きも」ないんだよと説明した


メルガンドンptも西北北に行くことを決めた

エステートptは2名の神霊剣士がいる、壁維持は3pt分だが、新規立ち上げは討伐は3ptいたほうが警備上よいだろう


エクラミネptも西北北に行ってもらうが西1日目に軍の余裕が出てきたら行ってもらう

エクラミネは未踏の地に行きたくて冒険者になった

東にいたのもレモニウムの領内に入って見たいからだった

エクラミネ「好奇心は止められませんよ」といわれれば、未踏の地のオークの集落はどうだろうか?


ゴトー

『ではエクラミネさん西北から西の未踏の地に行かれますか?』

『オークの住処が西の3日目にあります』

『そこは3年後から始動する予定なので、西北から西に6㎞まで進んでください』

『滞在場所もないので最初は6から8㎞の往復になります』

エクラミネ

『オークの生活でも見に行くか おまえら』

すぐに西北へ向かった、彼は決断早いな


西北は国境なので兵員用の軍の索敵もいる

これに今回3ptの冒険者が加わると西北北2日の冒険者組合が早期に立ち上げられる

基本壁と作業員宿舎、3階建て馬車しかない


西北の西ははまだまだ未踏の地で施設がない


西北北の冒険者組合制作クエストを出しておく

ほぼメルガンドンpt、エステートpt、エクラミネpt用だ

ランクH以上専用クエスト、彼らならベテランぞろいでやれることだろう


その手配を終わらせ母スペイドの元に戻る

目的は”お見合いだそうだ”

母には”ウインザーとエーコがいれば十分なんですが?”といってあるのにお見合いがあるといって戻ってこいだそうだ


毎日うるさいのでしょうがないから戻る

それに西南は開墾も半年で随分進んでいることだろう

西の南に戻る目的は南のサイクロプスの偵察にしておいた


ゴトーはウインザーとエーコがいればいいし、ウインザーも仔馬が産める

ゴトー

「ウインザーのお見合いの牡馬どこですか?」と母に聞く

母スペイド

「あなたのお見合いです ゴトー」

ゴトー

「折角ウインザーにいい牡馬が来たと思って戻ってきたんですが?」

『この先30年は放置でよろしいですかね?』

何名か女性が来ていたが、女性の存在感が消えた

王都バージョンは「牡馬のお見合い募集中」だった

ウインザーのお見合いはしたが、王都でも西北でもウインザーの気に入る牡馬がおらずお流れだった


せっかくウインザーのお見合いに戻ったので仕事でもしておこう

西の南は生産系の家族も増え 53ptまで増えた

農地は100pt、800人ぐらいいないと安定しない

西の南は馬の生産地によいので自給できる程度でよい

兵士は東に1日、南に4日、西に1日で30人程度で回せているのでこれで問題はないだろう

国外拠点はいらないし、住居に一緒に家族ごと住める体制なので不満はかなり少ない


西南から4日、時折東西にできた開拓地にも足を運ぶ

エルスが作った街道らしきところを通ってみる

早速山羊の育成をしているミュラー

こいつ仕事が早いな、もう山羊でバター作って売ってるよ

豚の生産も継続していて生産系が山羊と豚で8人だが増えた


自動弓の生産は西と西南と南の冒険者で今は北のエルデバランとバーミリリオン向けに作っている

こちらは4pt60人に増え生産は順調だ


持ち運びが大変ということで軽量化のため3本の連続発射に変更した自動弓を持っているパーティーが多くなった

ゴトーが文句を言って滞在することになった兵士と討伐ptは5連続自動弓と車内から発射する3連続自動弓が並べられている

収集生産は設置の5連弩と持ち運びの3連続自動弓で十分のようだ

オーガを足ふみ5連弩で7歳の女の子が『あたしでも魔物討伐できたよ』という地域だからな

魔物の生息域に近く、ある程度は魔物を減らさないといけない


西南から南に下っていくほど5連射自動弓と5連弩の設置は多くなっていく

新規設置はほぼなくなり補修と再設置のほうが多くなった


都会の王都のほうでは持ち運び用3連続自動弓のほうで軽量化のほうが喜ばれた

手動発射の距離の伸びた改良短弓と合わせているが、魔法ゴーレムの15m^3のブロックを作り空いた隙間にいる魔物は討伐している

エルデバランの西でもそれでも十分だ

それに基本兵士は国境にいるが 王都を守るのは剣をもち華麗な金属鎧の騎士だ

剣を持って切り捨てないと、、、ほら、、かっこつかないようだ

気持ちはわかるので剣装備のままだ


今試験しているのは 石を規定サイズまで削って矢のように発射する機構作っている

完成すれば歴史が変わる、、、、まあ変わったから書いてるんだけどね

活躍するのはしばらく後のことになる


南に下っていく事4日、いったん休憩する

人間と馬が滞在しやすい、補給も届きやすい、こういうところがエルスのよいところだ


一日遅れで補給部隊が到着する、ゴブリンの角集めのptだ

着火用にこれほど便利な物はないので定期的な収集だろう

エルサドルptとイデptがきている

イデさんはゴトーの補給でここに滞在だ

イデさんから荷物を受け取り東へ向かう


国境の目的地まで15日、イデさんは4日地点の補給が来ればゴトーの9日目のキャンプへ来る

そうすれば次の補給を待つ、こうやって順に補給をしてもらう


国境の東15日目に到着したのはもう明日が長月末日

ここからは歩きで向かう、森が深くなり馬車では不便だ

以前焼き払ったところはもう一面の草だったが、今回来ると踏み入れた跡がある

国境向かいに話しかける

”足跡があるが入られたのか?”と聞く


この前来た時にはいなかった兵士がかなりいる、、200人ぐらいだろうか?

返答には答えない

口が利けるようにしてもいいが、、、、、、

ゴトー

「私はゴトー エルデバランの騎士だ このあたりを巡回している」

「この足跡はなんだ?」

騎士の巡回なら流石に聞く耳があるようだ、兵士がやってくる


レモニウム兵士

「申し遅れました このあたりで魔物出現の報を聞き領内では見つからず探索はしました」

ゴトー

「さて。。。。私は魔物発生もこちらの領内に入ることも聞いておりませんが?」 

「それにそういうことなら通例ですと私共の兵士を現地に連れてくるはず、如何なされた?」

レモニウム兵士

「大変申し訳ない 緊急でどうしてもすぐに討伐の必要があった」

「後日にはなるが謝罪に訪れる どうかご容赦ねがいたい」

ゴトー

「それでは魔物はいつ討伐されたので?」

レモニウム兵士

「それが見当たらぬ」


ゴトー

「では入られないように、魔物の種類は何ですかな」

レモニウム兵士は口ごもる もう一度聞く

ゴトー

「こちらの領内にいるのですね エルデバラン領内に入られましたよね」


ゴトーは中央の冒険者組合とアルボレナの軍の東の1000人砦に連絡を取る

レモニウムから入国のお願いが来ているか聞く

。。。。。ないようだ


ゴトーは抜刀しつつ「して魔物はなんだ?」

レモニウム兵士はやっと口が開く「ベヒーモスです」


ゴトーは納刀し

「報告が必要ですね 一般的には、、、強敵ですからね」

ゴトーは引き上げていくレモニウム兵士を確認した後、イフリートでそこらの草木を燃やして馬車まで戻る


西の冒険者組合に連絡をしてメルガンドンptとエステートptの家族の様子を聞く

メルガンドンptの家族は西から西北の冒険者組合の南に住んでもらう

エクラミレptの家族は西から移動し西南の空き住宅に入った

これで68ptの討伐と生産系になる


西の南に生産クエストをだすことにする

今回は野菜全般すべて、追加で木材の育成クエストも出しておいた

西南の西は拡大中で木材需要が大きい、切るだけではいづれ枯渇するので追加する

ベヒーモスの出現の可能性も連絡だ

軍には伝えたが西南冒険者者組合にも伝えておく


西北の壁制作のエステートptは神霊剣士も2名いるので教えつつ、ずっと壁ゴーレムを作っている

西北北1日で両側に壁ゴーレムを作り始めて、西北北2日まで18㎞の壁を作っていく練習だ

メルガンドンptは先に80m円の滞在地で補修してからエステートptの作った壁ゴーレムを補修していく


エクラミネptが西北西1日目に行き壁ゴーレムで安全確保しながらオークの討伐を大々的に行っている

いち早く5連連続弓の効果を聞きpt全員装備で討伐成績を上げている

ほぼ討伐専門ptで腕もよさそうだ


6㎞先の滞在地を作ってよということで派遣したが、神霊剣士1名で壁ゴーレムで囲って滞在までで来たようだ

壁ゴーレムで80m円の壁ゴーレムを維持する作業を始めたようだ

流石Hランクだわ


今年は壁作って放置の実践作業の開始年だ

エクラミネptは西の1日に滞在して輸送で生活できるまでは6㎞の制圧を続ける

往復12㎞も疲れるだろうし収集系の人に3階建て馬車を運んでもらうようにしよう

馬の購入の割引もつけてある、滞在用に馬車は今月は8台を贈ることにした


西北北はまだ未確定要素が多く、当面討伐と壁ゴーレム設置は2pt、壁ゴーレム専用ptは1pt体制で14日作業で進める

兵士の巡回ついでに壁は作れるしゴトーは待機時間には魔石制作をしている


ゴトーが1000人砦に連絡して2日後

レモニウムから連絡があり、兵士の同行の許可を求めている

ゴトーが杓子定規に兵の同行を求めたので連絡はあったが、既に許可済みだということだ

ベヒーモスは強靭な肉体攻撃だけではなく魔法を使える

強敵だがこの地域よりもっと北にいるはずだ


からくりはエルデバラン北東方向に ガリオーム という魔族の国がある

ガリオームはレモニウムと同盟を結びレモニウムの手助けをしている

エルデバランは両国と国境を接しており片方だけに注力は今までできていない

レモニウムの拡大政策で諍いがあるが、ガリオームは大国でエルデバランより大きい250万人と聞いている


レモニウムの北上政策でエルデバランと国境を接するようになり3度負け、一度は勝った

ただ豊富な土地に目をつけ急拡大し、他のメランジアとハイアットワークという国とも問題を起こしている


今回のベヒーモスは ガリオームから魔物を”借りた”のかもしれない

魔物生成をして派遣は、ガリオームの得意手段だ

魔物を誕生させて敵国に送り込み隙を見て滞在員を送り込む

ガリオームのやり方をそのまま真似ているし、今度はエルデバランにちょっかいをっだすつもりだろう

手を出してくる前ににつぶす?とジャスティス司令官に連絡をしておいた


ベヒーモスが本当に出てきているならゴトーで気づけるはずだ

強い魔物は他の魔物を追い出すので異変が起きる

魔物は前回の17日の大規模討伐後オーガとゴブリンしかいない

森で何か物音も聞こえてこない

ベヒーモスが襲わずに生きていけるわけがないので本当にいるのか?と疑問が浮かんでくる

強い魔物ですでに討伐しているのかもしれないが 、、どうだろう

念のため国境沿いを離れイデptがいる補給地点に合流する

ベヒーモスが本当にいるならイデptが危ない


5日戻りイデptと無事合流

ベヒーモスは本人たちと西南のptにも話しておく

””撤退””あるのみとイデptにも話す

本当にいるならゴトーは生き残れてもイデptは全滅だ


合流してから7日経ち イデptとゴトーの補給をエルサドルptが運んでくるころ、国境沿いに来てくれと東の1000人砦から連絡があった

国境に到着した、探索の許可がほしいということなので許可する

ゴトーが移動して来るのを待つだそうだ

補給をめいっぱい詰め込み国境に向かう、イデptはエルサドルptがいる食料補給に5日戻ってもらった


5日後国境に到着

レモニウムの兵士と兵士ではなくミンカさんがいた


ゴトー

「ミンカさんお久しぶりです お元気そうで何よりで相変わらずお美しい」

ミンカ

「出世されて英雄バランのゴトー様 大変お世話になっております」

「馬車代なんて安いものでしたね」

バランの名を聞いたときに一斉にレモニウムの兵士に緊張が走る

レムニウムもバランはなかなか動かないということを知っている


ゴトーはそれを無視してミンカさんと会話を続ける

ゴトー

「ミンカさん南の様子はどうですか?」

ミンカ

「弓が売れて左うちわ以外 変わったことはありませんよ」

「ぼちぼち生活できていますよ」

ゴトー

「ちょっとすぐに矛盾するのやめてくださいよ」

「そういえば、、レモニウムの兵士方々 紹介が遅れました」

「バランのゴトーです、それでベヒーモスは見つかりましたか?」


レモニウムの兵士「まだ見つかっておりません」

ゴトー

「私が見つけ次第討伐しておきますで心配ご無用」

「さて 久しぶりにきれいなミンカさんと話せましたし、これ持って南へ帰っていってください」

ミンカ

「これ一日で食べたらまた太るわ」

ゴトー

「一週間分がどうして1日になるのかわかりませんよ』

『食いしん坊ミンカさん 皆さんで食べてくださいね」


ミンカさんは別れ際にレモニウムの兵士に向かって

「このゴトーという人、よくご存じのホークアイ様をね、、馬と遊びながら、ひとひねりで倒せる方ですよ」

「戦力は兵士40万人分と桁が外れてますの」

【ここ 全滅 12秒】


「機嫌を損ねないように本当にお気をつけなさりませ」

「極端に気が短くエルデバランでは【悪辣大魔王】と呼ばれておりますのよ」

ミンカさんはすぐにお土産を食べながら戻っていった

もう忘れたの?みんなで食べてって言ったよ


ゴトー『しばらくアルボレナに滞在しています』

『何かあればご連絡の後、入国してくださいね』


ゴトーは西南冒険者組合に戻るが何か所か30m^3の壁ゴーレムを作りながら戻る

サイクロプスの討伐はしたが0のままということはないので、何かをやっているのだとは思うがそれがわからない

実験場か何かですかねえ、もともとレモニウムの土地ですし

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