第6話 剥がれた化けの皮 10 ―微かだが、確かな亀裂が生まれた―

 10


「ジャスティス! スラッシャーッッッッッ!!!!!!」


 再々々々々々々々々々々々々々々々…………………度のジャスティススラッシャーが巨大テハンドの人差し指と中指の間に、


 ビキビキビキ………


 微かな、まだ微かな、だが確かな、亀裂を生み出した。


「勇気ッ!! 早くッ!! まだまだ行くぞッ!! 早くくれッッッッッ!!!!!」


 セイギの叫びに応えて



 ドキューーンッッッ!!!



 ユウシャの光弾が飛んでくる。

 セイギは素早く振り返り、後ろから飛んでくる光弾を斬り、


「ジャスティスッッ!…………



 ………………




 ……………………大剣を振り下ろした。

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