第1話 血色の怪文書 6 ―真田先輩!話が分かる!―

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 愛は草原へと降りるエレベーターに乗ると、すぐに真田萌音へ協力を依頼するメールを送った。

 その返信は早く、愛が町に降りる前には『事情は分かった。協力するよ』と話が纏まり、


「流石、真田先輩! 話が分かる!」


 怒りに染まっていた愛の顔も、真田萌音=真田先輩の協力が得られた事で、喜びの色へと変わっていった。

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