ラストに一筋の光明が観えた、淡い救いの光が観えた。
夜の電灯は、一秒間に光と暗闇を50回づつ計100回繰り返す(関西は60回づつ)。
人間の眼は暗闇を出来るだけ覆い隠し、明るい光の部分だけを残像として浮かべ
明るい世界を作り出す、明るい光の部分を残像として映し出さなければ暗い世界を作り出す、この小説を読んでソンナ感覚が生まれました。
電灯がなければ、明るい昼が12時間、暗い夜が12時間ごとの点滅。
主人公に似た性格の僕は、此れからは、暗い夜は直ぐに寝て消し去り、明るい光の残像を浮かべて生きようと思いました。
良い小説、読んで好かったと思いました。
ユングが言う所のグレート・マザーですね。
作者からの返信
返信が遅れてしまいました。たしかにそうですね。これに知らず知らずのうちに苦しんでいる人はたくさんいるはずです。いつも読んでいただいてありがとうございます!