跡継ぎになってみた

第8話

「なになに？質問？」

「はい。女の子って身体の触り合いするんですか？男は誰が先にいくかやりますよね？」

「なにそれー！やんないよそんなの！」

「え…」

「恥ずかしいよそんなの！」

「…そうなんですか？」

「雪見くん恥ずかしいとかないの？」

「はぁ」

「そーなの！？」

「はい」

「もしかしていろんな女の子とやったの？もてるから？」

「いいえ。そもそも女に興味なくて。でもみるくはなんか、興味あって」

「へー！お嫁さんかわいいからねー。高校生なの？」

「そうですね。あ、辞めたけど」

「すごーい！年下好きなんだ！」

「いえ、１つ下くらいですよ？」

「へー！雪見くんったらやるーう！どこでするの？家？」

「家は寺です」

「へー！そっかー。雪乃ちゃんが言ってたけどちょうどいいおっぱいだってー」

「…姉が勝手にみるくを触らないように言ってください」

「え？」

「勝手にみるくの胸強く揉んでたんです。痛がってたんです」

「そっか、わかった。みるくちゃんのおっぱい好き？」

「はい…。好きかもしれないです」

「好きなくせにー！」

「よくわからないんですけど…」

「男は好きなんだよ！俺も好きだし」

そんなもん？

まぁ、隼人には触らせたくないな。

いや、誰が触ってもなんかむかつくな。