第7話 きゅうり巻き

 今回のエッセイのみ、自分が今伝えたい事を記したいと思いますので、デスマス調で書かせて頂きます。


 今私、凄く楽しいんです。


 丁度1年前のことを思うと嘘のように毎日を生きることが楽しく仕方ないんです。比較的、ネガティブなことを書きがちな私のエッセイではありますが、実は日常の私はポジティブしか語りません。

 では何故、ここではネガティブしか語らないのか。理由は単純で、ポジティブであれど溜め込んでいるものがあるからです。

 ただそれを日常的に口に出してしまうと、吐き出される一方でそれについて考えない、解決策を出さない、相手をただ悪く言ってしまうのみとなってしまうのが凄く嫌なんです。

 これは以前にも書いたことではありますが、自分自身の向上のためには文字にして考え直す場所がほしいのです。


 さて、そんな事はさておき、この7話では日常の私を出そうかなと思います。

 日常の私、特に最近の私は凄く人生が楽しく毎日が幸せで仕方ないのです。

 昨年は毎日何のために会社に行って時間を潰しているのかも分からず、消えたくて消えたくて仕方ありませんでした。しかし、転職しフリーターではありますが週5でバイトをしています。接客業です。嫌だなと思うお客様もいらっしゃいますが、それを忘れさせるくらいには幸せが勝つのです。

 そして先日ジムに会員登録してきました。その日は機械の説明を聞いて、終わり次第運動してみたのですが、元々運動が好きな私にはもうなんと言うのでしょうか。この上ない幸せと言うか、体を動かすことが楽しくって今が人生の中で1番幸せかもしれません。

 中学生の頃、持久走が苦手でした。特に、短距離が凄く得意でクラスでも1番に速かったものですから、持久走をしてみると毎度「短距離速いのに長距離やばいね」と言われるのです。それが凄く悔しかったのです。ちなみにどれほど遅かったかと言うと、最下位です。最も遅かったのです。1kmを6分半です。相当遅いです。理由はわかっています。息の使い方と姿勢が分からないからです。皆がどんどん先にゴールしていくのを後ろの方で眺めていました。時には嘘をついて途中棄権した時もありました。

 ですが、ジムで行う有酸素運動では友人がずっと横で走っているのです。「一緒に走ろう」なんて約束をしなくても背中が遠くに行くことがないのです。それが幸せで、嬉しく仕方ありませんでした。

 劣等感を感じることの多い私ですが、人には恵まれているので生活の中で幸せを感じることの方が多いのです。


 仕事の日も楽しくて休日も楽しくて毎日が幸せで。そんな中で、回転寿司で間違えてきゅうり巻きを注文してしまったくらいなんてことないですよね? 頼むつもりはありませんでしたが、美味しかったです。


こんな私ですが、毎日幸せです。

最終話ではございません。(笑)

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