第39話 プリン

少し小倉が怒っているので、俺はコンビニで買ってきたコンビニで1番高いプリンを小倉に渡した。


「先輩?これは?」

「プリン。あげるから気を治してよ〜」

「ん〜そうですね〜じゃあ、先輩は私のイスになってください。」

「こうか?」


俺は、プリンだけでは不満という小倉に対して、俺は小倉の要求に答えることにした。

俺は、四つん這いになり、イスになったのだが、どうやらこの形のイスは嫌なようだ。


「そうじゃないです。」

「じゃあ、こうか?」

「変態ですか?」


俺は、ブリッジをして小倉のイスになろうとしたが、どうやら違ったようだ。

まあ、これで合っていたら小倉のイスになって、持って30秒位しかもたない。

それに、俺のチンチャックが空いてしまい、俺の事を変態扱いされてしまった。


「おいおい、それは失礼だな。お前の為にブリッジしてやってるんだぞ~」

「そうですか」

「ウッグ!!」


ブリッジしている俺のお腹を足をで踏まれて、ブリッジを解除された。

そのせいで、背中を打って少し痛い。


「痛いじゃないか」

「ごめんなさ〜い。

「じゃあ、どんなイスになって欲しいんだよ」

「じゃあ、ここに座ってください。」

「おう」

「あぐらをかいて」


俺は、小倉の指示どうにして地面に座っていると、俺の足の方に座ってきた。


「お、おい....」

「なんですか?」

「いや、ひっつきすぎだろ?」

「先輩は、私の言うことを聞くんですよね。私の言うとりにしてくださいよ。先輩のせいで、私の気持ちを不快にしたんですから!!」


小倉は、ご立腹のようだ。

これは、逆らわない方がいいようだ。せっかくプリンをあげたのに....

やはり、コンビニではなくプリン専門店ので買った1個1000円以上する物では無ければ小倉の機嫌は治らないかもしれないな。


こんど、小倉が怒った時は俺は都会にあるプリンでも買って機嫌でも直してもらおうかな?


「なあ、ずっとこうしているのは暇なのだが?」

「ふ〜ん。勝手に、ゲームしてください。」

「じゃあ、そこのゲーム機取って」

「はい」


俺は小倉に、ゲーム機を取ってもらいゲームを始めたのだが、俺がいい所まで行くと体を動かして、俺の邪魔をしてくる。

それに、足が痺れてやばい。ゲームの集中が切れそうだ。


「あの、どいてくれ」

「どうしてですか〜」

「足が痺れた」

「へえ〜」


小倉の顔を横から見ると、ニマニマした顔で俺のところからどいてくれない。もしや、小倉はこれを狙って俺のところに座ったのだろうか?


「どいてくれ〜」

「ん〜仕方ないですね。こんぢ、駅前のシュークリームを買ってくれるならいいですよ」

「わかった。」


俺は?小倉と取引をしてようやくどいてくれたのだが、足が痺れて足が崩せない。

崩そうとすると、強烈な痺れが足を襲う。


そんな、姿を見る小倉は俺の足をチョンっと触り、俺をいたぶり始めた。


「やめ...」

「へへ〜これは先輩が悪いです〜」


っと、笑顔で俺をいたぶり、ようやく足の痺れが収まり小倉もチョンチョンと足の裏を触れるのを辞めてくれた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る