第15話 エロ本
トイレ事件のあと、また汚くなっていると言う事で掃除をする事になった。と言うか、掃除する気満々で来たらしい。
「全く、先輩はどうして掃除しないんですか?私も使う部屋なんですよ」
「ごめん」
「と言う事で、先輩部屋を綺麗にします。」
「おー」
まず、床のホコリなど集めて捨て綺麗にしたから、キッチンペーパーで汚れている場所を拭いたりして綺麗にする。
このために、キッチンペーパーを買ってきたのか...
そういう事で、掃除ははかどり部屋は綺麗になった。
小倉はと言うと、俺のベットなどホコリが溜まりやすい場所を重点的に掃除をしている。
俺の家には掃除機がないので、ホウキでやっている。
「あれ、これは....?」
「ちょ...あ!!」
ベットで何かを見つけた小倉を止めようとしたがもう遅かった。
ベットの下に隠していたエロ本が見つかってしまった。エロいのは大抵がパソコンなどで見るのだが、同人誌などはその場で買わなければ読めないエロ
流石に、小倉も来るから本棚などに入れて見つかるのは恥ずかしいので、ベットの下に隠していたのだが、小倉にバレてしまった。
「せ、先輩いやらし〜こんなの隠し持っていたなんて〜いやらし〜」
「ち、違うぞ。確かにその本の表紙はエロい、そしてRー18の内容であるが、面白いから買ったのであって...エロの中にある面白さと言うか....」
小倉はエロ本を少し見るにを恥ずかしそうにしながらも、エロ本を持った状態で煽ってくる。
俺はエロ本がある理由について、買った理由を説明しながらも、エロ本についてのお面白さを小倉に教え、エロ本がある言い訳をしている。
「先輩〜言い訳ですか〜むっつりスケベ〜」
「む、むっつりちゃうは!!」
実はむっつりなのでは無いかっと自覚がある。図星をつかれてしまい、ドッキっとしながらも慌てて否定をした。
「他にもあるんじゃ....」
「お、おい!!」
ベットの下の他にも色々な場所であるエロ本を探そうと、小倉は掃除をしながらも俺のエロ本を宝探しのように探している。
俺は全力で阻止しいうとしているのだが、止まらない。
「あ、ここにも」
「やめてくれ!!」
結局5冊のエロ本を見つけられた。
クローゼットとベットなど、あまり触れられない所に隠していたが全部見つけられ机の所に広げられた。
「先輩って、巨乳好きなんですね〜やっぱいやらしいですね〜」
「そうだよ、何か悪いか」
エロ本が小倉に見つかり、もう、開き直った。
もう、むっつりも認めた。
「いえ...」
少し自分の胸を見て本の表紙の女性と見比べているような気がする。
「先輩のお宝探しのついでにしたので、掃除が捗りました。」
「まあ〜綺麗になったな〜」
辺りを見渡すと、薄く黒ずんだ所などが本来の色を取り戻し綺麗になっている。
「先輩、後輩の私が来るんですから綺麗にしてくださいよ〜」
「わかったよ。」
掃除することを約束して、俺のエロ本を本棚に入れた。
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