人の心が読める能力というのは結構ありふれてますが、それが吹き出しになって見えるという一工夫はさすがだなあと思いました。
そして、誰でも見えるわけではないというのもひねりが効いてます。
ましてや、このオチにピッタリの設定だったので、ほんわかしてしまいました。
家屋倒壊には驚きましたが、これがあったからこその展開!
いい話だなあ。
作者からの返信
月井さん、
ありふれた設定にひと味加えるというのは、小説の技法みたいな本で以前読んだことがあり、それを覚えていてたまに使ったりしています。
ちょうど書いていた時がバレンタイン後ぐらいだったので、皆さんが甘い小説を書いていて、その影響を少し受けちゃっています。
スミヲさん(←なんだかすっきり!)
消えない存在とはサクラちゃんそのものかも知れませんね~。
昔あった「サトラレ」は自分の考えが周囲に知られてしまうのだったかな?
「ごくせん」を描いた森本梢子「高台家の人々」にも他人の想っていることがすべて見えてしまうという人が出てくるのですが人間不信気味でした。ヒロインが妄想力たくましくて、そのばかばかしいまでの妄想に惹かれるのです。
まんがの吹き出しのように文字が出てくるのが可愛いですよね。主人公が人間嫌いにならなくて何よりでした。
作者からの返信
朝吹さん、
スミヲですっきりしました(笑)
サトラレは、確か自分の声が周りにだだ洩れ状態だったと思います。
人の心が読めてしまう系は結構ありますよね。
私は筒井 康隆の小説「家族八景」「七瀬ふたたび」とかの印象が強いです。
この能力者って人間不信になりがちですよね。
心の声が漫画の吹き出しのように見えるというところで、ちょっとだけオリジナリティーを出してみました。もしかしたら、すでにある設定かもしれませんが。
ほっこり甘くて素敵です。
おもしろかったです。
作者からの返信
西さん、
読んでいただきありがとうございます!
今回はいい話にしてみました。