おしまいとあとがき
【綴じ紐】 日暮れ
筆をおく
この赤いノートにも暮れがきて
熱気から想い出に変わる
写真じゃない
笑顔もない
けど なによりも生々しいものがある
人生の終わりじゃない
でも 一つの終わり
字も 日も 心も
変わるたびに書いた
いま 筆をおく
一つの日暮れ
一つの始まり。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます