泣きべそ

窓に映る 君の幻よ

笑いかけても 何も届かないんだろう


束の間の嘘 すぐに消えてまた

バスの窓はまた 僕を映す


泣きべそで よく転んだ 君は心の中

でもなぜだろう 笑ってしかくれないの

泣いていい 転んでいい 声がききたいよ

窓に映った ぼくがゆがんで 泣きべそになる



夢のようだよ 君がいたことは

いくら夢見ても 穴があいてるよ


変わらない嘘 なぐさめもない

闇夜の中の ぼくを映す


泣きべそで よく転んだ 君は笑っている

でもなぜだろう いまではぼくが泣きべそで

君がいい 僕だけじゃ 声がききたいよ

窓に映った ぼくが見えない 泣きべそになる


遠くにいった 君の幻よ

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