轟け!春の凱歌!
ようやく春が来た!
待ち侘びていた春が来た!
今年も春が巡ってきた!
大地は潤い 青々とした 草木の芽吹き!
すくすくと育つ 草花が 思わせる 喜びの凱歌!
今年もまた 厳しい冬を乗り越えた者にしか、
味わえない この歓喜 巡り巡ってやってきた!
おお、見よ!
この懸命で真っ直ぐで
生命の正直な輝きを
全てが喜びに満ち満ちている!
汚れたような生命の 愚鈍さ 醜悪さ 苦悩などは
雪が解けて 流してくれた
みんながここに集まることを
約束して誓い合った 秋の頃とは
幾分も違った様相で 悲しいことも 辛いことも
数多くあって 失った生命の重さなどは
計ることなど できまいが
それでも
冬を乗り越えたものたちが
朝晩弔いの回向を続けながら
こうして巡り来る春を悦び合えることは
何よりも尊いことだと思う
人生には挑戦があり
失敗があり 成功があり
その積み重ねの中で
自分なりの勝利を重ねてきたものだけにしか
味わえない世界がある
見よ!これが勇敢な!
庶民の連帯 幾重にも
咲き薫る 虹色の花畑!
春を歌おう!
我らの凱歌を!
いつも口ずさんできた
あの曲のメロディーに合わせて!
春を告げよう!
春を広げよう!
待ちに待った我らの時代の
旗持つわたしの
春を轟かせよう!!
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